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#コンテンツ会議
1月23日(木)みんなが共感できるコンテンツは存在するのか?
「2019年はみんなが共感できるコンテンツが豊富だった」という言葉がずっと気になっている。ずーっとである。
年明けに見た、NHK総合『新春テレビ放談』での話で、テレビ東京の佐久間さんとか、おっさんズラブのプロデューサーの方とか、出席していた方々は概ね同意していたように見えた。『凪のお暇』とか、『わたし、定時で帰ります』とか、今の人たちはみんな疲れてるから、疲れを認めるようなコンテンツが多かったね
涙が出た=感動したとは限らない
登場人物が可哀想な目にあっているドラマや映画を見るといつも涙が出るけど、涙が出るからといって自分が感動しているのかどうか疑うべきだと思うようになった。
私にも感情があるので、可哀想な人や辛い出来事が映像として目や耳から入ってくると、どうしたって脳みそやら心やら神経やらが反応して涙が出てしまう。けどそれって生理的な反応の一つな訳であって(人間がなぜ泣くのかはよく知らないけど)、それに自分の心が喜ん
「わかる」とか「私と同じ」とか
週末の金土日だけやっているパン屋さんがあって、本格派のフランス系のパンを出すとあっていつもお客さんでごった返している。私たちの家からは少しだけ遠くて行動範囲とも逆の方向にあるから、普段は行かないのだけど、そちら方面に用事があったということで家族がクロワッサンなどを買ってきてくれた。ここのクロワッサンはバターがたっぷりで、温め直すとサクサクと生地が細かく崩れ、本当に美味しい。本当に美味しいはずなのだ
もっとみる雑記 | エッセイ執筆の話/noteプレミアムの話/バリアフリー書籍の話
執筆中のエッセイがなかなか仕上がらず更新が留まっております、綿生です。毎日更新の呪縛から開放され(自分で縛って自分で解き放っただけですが)、一本一本を作品と捉えてじっくり書けるようになり、よかったなーと思っているのですが、一方で何も更新しないのも退屈だなーと思い、たまには散文っぽいものでも書いてみます。
こういう更新の場合はなぜか文章が敬語になるのが不思議です。作品とは切り離して考えてるからなの
はじめての『白い巨塔』日記 〜涙など見せない強気な財前五郎〜
おととい水曜日から5夜連続で『白い巨塔』のドラマが放送されていて、何気なく観てみたところこれがめちゃくちゃ面白く、息もつかせぬハラハラ感にもう夢中になって見入ってしまった。この作品は原作の小説があり(50年も前の本らしい)、時代ごとに何度もリメイクしてはテレビドラマ化しているらしい。人によってどのバージョンが良いとか今作はダメとかいろいろ好みがあるらしいのだが、他のを見たことがない私にとってはこの
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