見出し画像

「散歩がてら」「趣味」で出社。ノンフィクションの不正・裁判の記録。

会社に来る必要がある場合は
「散歩がてら」「趣味」で出社したことにして
休業するように言われた。

「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!⑤


漫画みたいな本当のはなし。
Shi-k.u.n さんの記事をご紹介します↓

漢字…むずかしい言葉…いっぱい…!

でもよみすすめたら、
ノンフィクションの物語として、とてもおもしろかったです。

途中からつづきが気になって手がとまらなくなるほど。
おすすめポイントをまとめました↓



おすすめポイント3選

(1)とにかくリアル

漫画みたいなのに本当のはなしなんだ…とかんじる。
その理由は、すべてが「とにかくリアル」だから。

たとえば「不正受給編」

不正受給編【1】〜【20】
従業員がはたらいているのに、はたらいてないって嘘をついて、国から不正にお金をもらっていた会社のはなし。

とにかくリアルなので、ネット検索のうわべの知識じゃない、
ものがたりとして、不正受給をりかいできます。

「から休業」は総務を中心に
社内全体で実施されていた。

「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!⑤

不正受給だ詐欺だと言っていたが自身も
強要されたとはいえ加担はしていたことになる。

本当に情けない話である。

「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!⑫

よめばわかるドロドロした臨場感。
そこにいるひとの感覚まで追体験できます。


そして漫画のような、びっくりすることが、たくさんかいてあります。

でも「盛っているわけじゃないんだ、むしろおさえてかかれている。」とかんじる。リアルだからこそ、そうかんじます。

今更ですが
この時代遅れの漫画のような話
全て事実です。

「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!⑭




(2)ドラマみたいでかっこいい

会社あいてに裁判をおこすのですが、覚悟がいちいちかっこいい。

厳しいのかもしれないが
負けるわけにはいかなくなった。

「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!【28】

部下と陳述書の内容を考えているときに
本格的に戦いが始まったように感じました。

「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!【35】

奮闘をうけ、徐々にまわりのかたも変化していく↓
まるでドラマみたいです。

特に不正受給の件は
しっかりと刑罰を受けさせたいと
思ってる退職した人も自分たち以外にも
二人・三人と増えているようでした。

「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!【38】



(3)よみごたえある葛藤・心境変化

約15年半つとめられた、会社・仕事・顧客・仲間へのおもいいれ。
葛藤しながら、変化していく心境。
「ありのまま」の心情が、よみごたえがあります。

「何とか時代に合った
普通の会社になってもらいたい」
ほんの少し残っていた思いも
この頃にはなくなっていました。

「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!⑱

奥さまのがん治療は、あまりのリアルさに、涙をながしながらよみました。

その日から
家では妻の笑顔は完全に消えました。
落ち着いているかと思えば
「怖い」と言って震えだし
夜中も目が覚めれば
「怖い」といって震えていました。

「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!【41】



なぜおもしろいのか?理由は「人柄」

なんでこんなに「リアル」で「ドラマみたい」な記事になるんだろう?
心ひかれた理由は、Shi-k.u.n さんの人柄にあるのでは、とおもいました。


(1)とにかく正直

「リアル」なのは、Shi-k.u.n さんが「とにかく正直」だから。

正直にありのままをさしだすのは、つよくないとできないとおもっていて。
すごいことだな、とおもいます。


(2)正義感がつよく、仲間・家族おもい

「ドラマみたい」なのは、Shi-k.u.n さんが、正義感つよく、仲間・家族おもいだから。

社長の指示には従わず
「から休業」は一切しませんでした。

綺麗ごとで言えば会社のために
社長指示とはいえ
不正の申請はしませんでした。

「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!⑧

↑さらっとかかれているけれど、現実世界ではなかなかできるものではないとおもっていて。

戦友ともいえる最もお互いを
理解しあえている部下に電話をして
「もう無理や許せへん、辞めるわ」と言った。
それと「絶対に返しはするから」とも言った。

「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!【19】

しかも、仲間おもいで熱い。
ドラマのヒーローさながら。

奥さまへのおもいもそうです。
こういうところが、心ひかれる理由なんだとおもいました。



読んでみようかな…?とおもってくれた方へ


ドロドロした臨場感が苦手なかた、19記事目〜わりと読みやすいです。

正直はじめは、よむのにめちゃくちゃエネルギーつかいました。
特にさいしょの方は、人をけなす言葉がおおいです。


ただ誤解されたくないのが、Shi-k.u.n さんは愛情ぶかく、まわりのかたを大切にされるかたであるということです。

読みすすめていけば、わかるとおもいます。

みんなよゆうがなくて、だれかのせいにしたり、おこったりしているだけ。
それを気にとめて読んでいただけるとうれしいです。


以上です。
最後までよんでいただきありがとうございました😄



おまけ

ざっくりわかる時系列と、よみたい記事へショートカットできるリンク集。

ざっくりわかる時系列

不正受給編【1】〜【20】
従業員がはたらいているのに、はたらいてないって嘘をついて、国から不正にお金をもらっていた会社のはなし。

労働裁判編【20】〜(最新話)
退職して、会社あいてに裁判をおこすはなし。
ぜんたい(?)の裁判と、ご自身の「未払い残業代の裁判」のきろく。

妻のがん治療編【34】〜【56】
裁判中の、奥さまのがん治療のはなし。

3テーマはこんな感じにならんでいます↓


よみたい記事へショートカットできるリンク集

タイトルは、わたしが勝手につけた覚書です。
執筆用のためのデータをそのままのせただけ。
あくまで参考です。

不正受給編

① コロナ禍のはじまり
② コロナ禍をよろこぶ社長
③ 老害まっしぐら。不正のはじまり
④ お金に「セコい」会社の実態
⑤ 散歩がてら・趣味で出社。「から休業」の蔓延

⑥ 有給休暇、社長は激怒
⑦ メール「休業のお願い」
⑧ 社長からの相談=改ざん指示
⑨ 保健所指導、平気でスルー
⑩ メール「休業について」

⑪「黙っていればバレない」
⑫  強要されたとはいえ加担はしていた
⑬ 在宅勤務をして休業で申請しろ
⑭ パワハラ:時代遅れの漫画のような話

⑮ 労基ヒアリング1「そんな指示はしていない」
⑯ 労基ヒアリング2「よろしく頼むで」
⑰ 労基ヒアリング3「不正申請していますよ」
⑱ 「時代にあった普通の会社になってもらいたい」
⑲  造反


労働裁判編

【20】「もう無理や許せへん、辞めるわ」
【21】労基「未払いの残業代請求できそう」
【22】弁護士「本当にこんな長時間働いていたのか」
【23】退職日の決定・義父の危篤
【24】老害社長、裸の王様に

【25】残業未払いの通知書発送
【26】「どういうつもりや」
【27】不信感1
【28】退職届の提出
【29】経営赤字の損害賠償で訴える
【30】市への貢献

【31】訴状の作成・不信感2
【32】パワハラの記録
【33】ボイスレコーダーの記録・不信感3
【34】訴状の郵送
【35】陳述書の作成。戦いがはじまった

【37】裁判1回目
【38】部下へのおもい
【42】裁判2回目
【48】裁判3回目:未払い残業代の裁判

【49】裁判を起こすことを通知して1年
【52】裁判4回目の準備
【53】退職して間もなく1年

【54】裁判4回目
【55】裁判5回目

【57】裁判6回目の準備1:未払い残業代
【58】裁判6回目の準備2:未払い残業代

【59】不正の自覚はなかった

【60】捜査の様子がおかしくなりだした
【61】捜査は急速に終結へ
【62】公表されない理由さえわからない
【63】陳述書の提出
【64】相手側の反論まち

【65】聞きとり。悔しい思いをしている人
【66】後悔しないように
【67】警察からの連絡
【68】相手側からの指摘
【69】警察からの連絡2
【70】労働局の方からのメッセージ

【71】前進への一歩となれば
【72】裁判(9月1週目)
【73】記者との面会
【74】労働局の怠慢

【76】待ちの状態


妻のがん治療編

【34】不調
【36】診察結果
【39】手術は1か月以上先
【40】不安的中
【41】「怖い」

【42】入院
【43】手術
【44】妻への感謝
【45】退院
【46】退院後の生活

【47】1回目の抗がん剤
【49】2回目の抗がん剤
【50】3回目の抗がん剤

【51】突然の再入院(イレウス)
【52】退院・4回目の抗がん剤

【54】6回目の抗がん剤
【55】職場復帰の予定
【56】職場復帰

【64】定期健診

【75】診断から1年
【76】もうすぐ検査


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?