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「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!⑧

から休業指示のメールは無視した。

以前にも
労基が抜き打ちで入ったことがある。

実際のところは抜き打ちなのか
もしかしたら密告があったのか…..
いくつかの部署で査察が入った。

当然
すべての部署で残業代は未払いであった。

特に私の部署は酷く
殆どの社員は50時間以上の残業をしている。
特に私を含む幹部社員は
100時間を優に超え
私は休みも取れずにいた。

人にお金を支払うことが
大嫌いな社長は簡単にはスタッフの補充は
認めてくれない。

人件費にはかなりうるさいが
削減のための適切で具体的な
指導をされたことは一度もない。
いつも人件費削減を吠えるだけでした。

労基に勤務表を提出する際に
私の部署は問題になると思ったのだろう
社長が相談をしてきた。

相談といっても内容は改ざんするよう指示。

今どき
考えられないかもしれないが
出勤簿は手書きでした。
当時の私は
協力が必要だと思い自身の出勤簿も含め
改ざんしました。
他部署の対応は知りません。

雇用調整助成金の不正受給を
強要されていると
出勤簿を改ざんさせられたことを
度々思い出した。

「こんな犯罪への加担を
強要されるなら、あの時に改ざんを
拒否しておけば良かった」

今更やけど!


労基から雇用調整助成金不正受給の
査察が入ることを
この時は誰も考えていなかった。

会社のため?
おそらく誰かが密告したと思う。

利益が出ても社長自身や家族が
仕事とは関係のない
プライベートともいえる経費で
利益を食いつぶしていることは
全従業員が知っていた。
なぜなら、こんな会社なので
経理の人間が経費の内容をあちこちで
触れ回っている。


中古車販売の話題になった会社も同じだが
犯罪まがいのことをしている会社は何か問題が
発生すると非常に脆い組織である。

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