「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!⑯
2022年11月9日
労基の雇用調整助成金申請ヒアリング当日
ふたつのグループに分かれ本社で行われた。
私は社内の会議室で3番目でした。
実施前、総務部の女性から
「よろしくお願いします」と言われた。
何を「よろしく」なのか?
どんなつもりで言っているのか?
彼女は経理の担当を長年しており
会社のお金事情は十分に把握しており
経理課のトップであり管理職。
彼女自身もヒアリングの対象者です。
以前に「から休業」をするよう
社長指示でメールを送ってきた
女性の上司にあたります。
私の前にヒアリングされるのは
商品在庫の管理などをしている部署の管理者と
商品企画の部門長の2名。
二人とも何の疑いもなく
社長の指示で不正申請をしていた。
1人目が終わり戻ってくると
経理の担当女性から「どうでした」と聞かれ
「会社の不利になるようなことは
一切しゃべっていません」と答えた。
無事にごまかしてきましたよ…
というようなドヤ顔でした。
彼も後に労基から何度もヒアリングされ
概ね不正を認めだしている。
そして経理担当の女性は
どんな質問がありどのような
回答をしたかの聞き取りを始めた。
1人目のやり取りを参考に
二人目がヒアリングに向かった。
その際には社長も顔を出し状況を聞いていた。
聞き取りメモの内容などを見て
安心しきっているのか機嫌はよかった。
私にも
「よろしく頼むで、しょうもないことで
無駄な時間使いたないやろう」と言った。
二人目が終わり
同じくヒアリング内容の聞き取りをされていた。
同じように会社に不利になることは
言っていないとのこと。
いよいよ、私の順番です。