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「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!【25】

2023年2月8日、弁護士と打合せ。

内容は社長宛に送る
残業未払い関する通知書について。

こちらの弁護士は
労働裁判を専門にされています。

弁護士は裁判を起こす方は
退職後にされており私たちに対して
在職中にこんなことをして大丈夫か
心配してくれました。
それは社長が何らかの嫌がらせをしてきても
不思議ではない人物だからです。

残業代未払い請求に関しては退職後に
労基に訴える方がいることはよく聞きます。
しかし私たちは
退職まで待つ考えはありませんでした。

5月15日を退職日に設定したのは
有給消化と業務引継ぎの時間を考えたことだが
そんな先まで待っていられない。
 
 
裁判には時間が必要なことは知っていたが
辞めてからより在職中のほうが
周りからの情報も入りやすいし
不謹慎かもしれないが
面白いと思っていたところもある。
結果は通知が届いてからも毎週会議で
社長と顔を突き合わせることになりました。

通知書の内容は見せていただき
発送するタイミングも相談して決めていた。

その頃私は知らなかったが
雇用調整助成金の不正受給の捜査も進んでおり
情報システムのデータなども
提出させられていた。

自分たちは日々の
仕事自体はしっかりとこなしていた。
ここで失敗をするわけにもいかないし
お客様には罪はなく関係のないことなので
勤務時間内は以前と変わらず働いていた。

私は労基のヒアリングの内容を
自分の部下たちに聞かれた際には
会社は社長の指示で不正受給をしていたことを
正直に話していた。

自身の部下には
何か聞かれた時には知っていることは
何でも正直に話してもいいと伝えた。
大げさかはわからないが
自分が犯罪に加担したことも
しっかりと話しました。

観光客も増えてきており
回復してきた企業や
その兆しのある企業もあったが
この会社は社員のモチベーションも低い。
稼いだお金を仕事とは無関係なことで
無駄遣いする人間がいる。

だからみんなアホらしいと思っている。

こんな環境で時間を費やすことは
今更ながら不健康だとつくづく感じました。

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