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「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!【51】

イレウスでの入院生活
本当に辛そうで代わってあげたかった。

心の準備も何もなく突然の入院なった。

鼻から管を通し様子を見るらしい。
胃の中に詰まっているものを
排泄する治療と言われた思う。

食事はとらず点滴で栄養補給。
入院時に順調にいけば
1週間ほどで大丈夫と聞いたような記憶がある。
しかしダメな場合は手術になるとの事。

癌の手術の時と同じくコロナの影響で
病室での面会は10分までとなっている。
前回は院内の喫茶店であったりできたが
点滴などもしており病室から出られないようだ。

休みの日は10分だけの面会に行き
空いている時間に電話。
仕事の時は昼休みに必ず電話をした。

電話をすると必ず「早く帰りたい」と言う。
情けないが
「もう少しの我慢や」としか言えない。
病院では何もすることがなく
精神的にもつらかったようで
毎日、天井ばっかり見ていると言っていた。

1週間程たってお粥を食べ始めたがダメで
再び同じ治療をしたがそれでも治らず。

今までと何が違ったのか?
自分にはわかりませんが
管を直接胃に通す治療になりました。

それでも治らなければ手術になるのか…?

全然「もう少しの我慢や」ではなかった。

胃に直接管を通ししばらくして
食事もお粥から食べ始めた。

電話をすると
「ガスが出ない」と言っていましたが
数日後にはガスも便も出たようで
それからは順調。

ようやく退院の日が決まった。

退院前には栄養士の方からの話も聞き
今後のことも相談していました。
気を付けなければ癖になるようで
年間に複数回入院される方もいるようです。

無事退院の日を迎えましたが
結局4週間もの長期入院となりました。

妻はまた体が小さくなっていましたが
ようやく帰ってきてくれました。

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