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#スタートアップ
B2B SaaSの価値「顧客体験サイクル」とは何か?
先日「顧客体験サイクル」というフレームワークを紹介する記事をengagemateで執筆しました。
今回のnoteでは、このフレームワークをB2B SaaSやカスタマーサクセスの文脈で説明することを目的としています。
よろしければengagemateの記事もセットでご覧ください。
追記:B2C文脈のnoteも追加執筆致しました。
数年前のある日のこと私は、あるクライアントさんから悩み相談を受
D2Cスタートアップを立ち上げる際に実施したら良い資金調達とPR術
こんにちは。FABRIC TOKYOというビジネスウェアのオンラインブランドをやっている森です。いわゆるD2Cスタートアップというやつです。
先日Twitterでつぶやいた内容が好評で多くの方に読まれている(2日で7万人突破!)のでnoteに内容をまとめてみました。少し編集・加筆しているのでぜひご覧ください。
また、日々D2Cスタートアップを経営しながら気づいたことをつぶやいています。私のTw
スタートアップのSNSマーケ戦略(Snapmartの場合)
最近、以前にも増して、知り合いのスタートアップ経営者から「SNSマーケって何からはじめたらいいんですかね?」「やっぱりツイッター(インスタ)はやったほうがいいんですか?」というような質問を受けるようになった。
あまりにも同じ質問をされるのでここに結論を書いておくと、公式のSNSアカウントは無理してやらなくていい(と思う)。なぜなら、企業の公式アカウントはフォロワーを増やすのがハンパなく大変だし、
あの有名な急成長スタートアップのマーケティング戦略まとめ10選
三連休いかがお過ごしでしょうか?
僕はやることもないので、半分仕事・半分趣味でスタートアップのマーケティング戦略を調べていました。
「マーケティング戦略」という言葉は本来、目的達成のための多角的・複合的・中長期的なシナリオのことだと思います。
ただ、今回は「ターニングポイントとなったマーケティング活動」くらいに考えていただければ幸いです。
ワクワクしながらまとめた結果、少し長くなってしまった
エンゲージメントの深さと収益の質 - Diligence at Social Capital : Part 5
BY JONATHAN HSU 翻訳 : 和田健太郎・玉井和佐
このシリーズの第1・2回目の投稿では、グロースアカウンティングをどのようにエンゲージメントと収益の分析に応用していくかについて説明した。第3回目の投稿では収益を産むビジネスに対する実用的な顧客生涯価値(LTV: Life Time Value)の分析フレームワークを紹介し、第4回はこのLTVフレームワークをどのようにユーザ
新たな16のスタートアップ分析指標 | Andreessen Horowitz ( 後半 )
by Anu Hariharan, Frank Chen, and Jeff Jordan 翻訳 玉井和佐
こちらはAndreessen Horowitz社による"16 More Startup Metrics" の翻訳記事(2部構成の後半)です。 前半をご覧になっていない方はまず先にそちらをご覧ください。
#9 Net Promoter Score (NPS) ネットプロモータース
90%以上のスタートアップは施策のストック数が壊滅的に足りない。
弊社は5月に9,200万円のファイナンスを行い、株主は経営陣以外にVC2社とエンジェル(個人投資家)11人となり、かなりの大所帯になりました。事業戦略は株主のお話を伺うことも多いのですが、株主からのフィードバックが似てくることもあり。多くのスタートアップを見ている株主からのフィードバックをベースに、弊社の知見を少しずつブログに残したいと思います。アジェンダは以下の通りです。
1. 施策のストッ
初期サービス・ブランドのユーザー獲得における基本戦略
新しくサービスやブランドを立ち上げた人から、「最初のユーザー獲得で苦戦しているのだが、どうすればいいか?」といった相談を受けることが多い。
どのサービス・ブランドでも共通している基本戦略があるので、いつもそれを答えているのだが、意外にもそれで道が開けている人が多いようなので今日はそれについて書こうと思う。
初期ユーザー獲得の大前提まず、大前提として、大規模なマスプロモーションを打てる大企業では
サービス改善やグロースハックでぶち当たる「これは正しい因果か、因果が逆なのか、ただの相関なのか問題」の解決法
グロースやサービスデザインのメンタリングをする中で、しばしば相談を受けるのが、
「ある機能Aを使っているユーザーの継続率が高いことが分かったが、これは正しい因果関係かどうか、どうやって確かめればいいか?」
という相談だ。
具体的には「ある機能Aを使っているユーザーの継続率が高い」ときに以下の3つのパターンが考えられる。
A)順因果:機能Aを使うことがユーザー継続率の押し上げにつながっている