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バイリンガルニュース  人間 550-599

599 02.22.2024
1-Sora

(OpenAI社 テキストから最長1分間の動画を生成するtext-to-video拡散モデルSoraを発表:物理法則を理解し、リアルな環境で物体·人を移動可能。一時的にフレームから外れた被写体の連続性を維持可能→偽情報·憎悪に満ちたコンテンツ·偏見に対する敵対的安全性テストのためまずレッドチームにのみアクセス提供 2023年3月に話題になった、StableDiffusionで生成したWillSmithがスパゲッティを食べる動画からわずか1年での技術進化に、クリエイティブな利用·偽情報の懸念)
StableDiffusion→ep524(2)
WillSmith eating spaghetti→[ep554(2)]


598 02.15.2024
1-ロボコール法案

(米FCC federal communications commission·JessicaRosenworcel 営業·選挙運動のために、自動通話にAIで生成された音声を使用するrobocallsロボコールを違法と決定→電話消費者保護法の下でAI音声を人工的/事前に録音された音声と規定し、緊急時以外は使用制限→悪質な業者がAI音声を利用して迷惑行為を行っており、それにより家族を脅し、有名人の模倣·誤情報の拡散が行われている可能性 FBI federal bureau of investigationは過去18ヶ月でAIを使ったsextortionが1000%以上増加しているとして警告を発表 sextortion:sex+extortion 性的な画像·動画·メールを入手して、それをネタにして脅して、金などをextortion強要する行為)


597 02.08.2024
2-AI巻物解読

(Herculaneum scroll解読コンテストVesuviusChallenge エジプト·スイス·米の学生3人は、西暦79年にヴェスヴィオ山の噴火によって埋もれた古代ローマ遺跡Herculaneumヘルクラネウムの巻物の5%以上をAIを利用して解読→賞金75万ドルを獲得予定:解読された文章には、古代ギリシアの哲学者Democritusの影響を受けるEpicureanismエピクロス派の哲学者で、古代ローマの詩人Virgil / PubliusVergiliusMaroの師であったPhilodemusの一部が含まれている可能性)


596 02.01.2024
2-犬のテレビ視聴習慣

(ウィスコンシン大学 犬は他の動物が登場するTV番組を好んで視聴することが判明:犬の飼い主1200人以上を対象に行ったアンケートで、TV画面の種類·犬のTVのコンテンツへの接し方·犬の最も夢中のコンテンツなど質問→犬はTV画面の動きに反応し、走ったり飛び跳ねたりして活発に動く傾向→特に動物が登場するコンテンツが最も人気で、人間が写っているものはそれほど興味を示さずカテゴリー17つの中9位)


594 01.18.2024
1-秘密トンネル

(米 NYブルックリンにある正統派ユダヤ教のシナゴーグChabad-Lubavitchの本部で喧嘩が勃発し、警察の介入で地下に秘密のトンネルが発見:シナゴーグの指導者がトンネルを埋めようとし、反対する一部のメンバーと喧嘩が発生→通報を受けた警察が介入→メンバー9人がトンネルから出てくることを拒否し逮捕→NY市建築局の調査では、トンネルは違法建築で構造的な問題があり、隣接するビル4つを地下で接続)

2-GPTストア
(OpenAI社 カスタムChatGPTの提供が可能なGPT Storeを開設→画像生成·研究論文検索·コーディングなど、分野ごとに利用可能で、サードパーティのサービスとの連携により、大容量ファイル·生成動画の分析など追加機能も可能→OpenAI社はGPT Storeクリエイターにエンゲージメントに応じた報酬システム予定→報酬の仕組みには懸念があり、規約に反して多くのいわゆるAI Girlfriendが登場しており、Korean girlfriend·GPT for GF·Succubusなど一部は削除)
ChatGPT→ep540(3)+550(4)+552(4)+565(3)+571(3)+578(1)
GPT generative pre-trained transformer→ep351(4)+450(2)+540(3)+545(4)+550(4)+552(4)+554(2)+565(3)+571(3)+578(1)+585(4)+588(3)


593 01.11.2024
2-親族平均数

(マックスプランク研究所 社会の急速な高齢化に伴い、将来、各個人の親族の数が35%以上減少する見込み:国連の世界人口予測を基にした数学モデル構築→存命中の曽祖父祖母·祖父母·両親·兄弟姉妹·子ども·孫·ひ孫·叔父叔母·甥姪·いとこの平均数が過去·未来の特定の年において割り出し→1950年では65歳の女性には平均41人の存命中の親族がいたが、2095年には平均25人に減少する予測。北米·欧州では1950年25人が2095年15.9人に減少する予測)

4-マイアミ宇宙人
(米 フロリダ州マイアミのBaysideMarketplaceでは、警察が大規模な対応を行い、その様子が多くの人によって目撃され、social media上で拡散された動画が数百万回以上再生。一部では、10フィートの巨大なエイリアンがいたと主張する人も登場→実際には少年50人以上が花火を打ち、一部で略奪行為も行われ、警官たちが対応)


590 12.21.2023
1-乳頭個人差

(エディンバラ大学·リーズ大学 AIにヒトの舌のスキャンデータを学習→味覚·会話·嚥下を助け、舌の表面に数百ある乳頭の1つを見るだけで精度48%で個人を特定できること発見:被験者15人の舌のシリコン型から乳頭の詳細なスキャンデータを取得→AIを訓練→触覚がある王冠型か味蕾があるきのこ型かの判断に精度85%成功→位相幾何学を活用して各型が舌の表面のどこに位置しているかをマッピング予測も可能)

2-患者自己申告
(ケンブリッジ大学·キングスカレッジロンドン 自己免疫疾患である精神神経ループスの患者とその診断を行う臨床医1000人以上を対象にした調査→患者の自己申告が過小評価される事例が多いことが判明:精神神経ループスの診断にはエビデンス13種類が用いられるが、患者の自己申告を上位3つに挙げた臨床医は4%→患者が症状を過剰/過小に表現していることが多いためと回答→頭痛·幻覚·抑うつなど精神神経症状の診断には確信を持てないことが認識されながらも、臨床医は自分自身の評価を最も重視→患者のほぼ半数が、自分の病気について自身の評価を聞かれたことがないか/ほとんど聞かれたことがないと回答→一方で精神科医·看護師は、患者の意見を高く評価する傾向)

3-人生予測AI
(Copenhagen大学·Denmark工科大学 人生で起きる出来事を予測するAI life2vecを開発:デンマークの国民600万人以上の健康·教育·職業·収入·居住地·労働時間に関連する数年分の人生の出来事が1日単位で記録されたデータセットから、情報を抽出するトランスフォーマーモデル→人生の出来事を予測)

4-オプティマス
(Tesla社 2023年12月15日人型ロボットOptimus第3世代の動画公開→スクワット·ダンス·卵を持ちボウルにいれる様子など紹介:首が駆動。つま先が人間のように動作。歩行速度が30%向上。重量が10kg軽量化。力の入れ方·トルクのセンシングが向上し、全ての指先に微細な触覚センサーが搭載→危険で反復的で退屈な作業を行うことを目的とし、自身の製造のための組立ラインを担当することを計画 2021年初公開時はメディア·研究者から詐欺·誇大広告など懐疑的な意見も多く存在)
TeslaBot・Optimus→ep476(3)


589 12.14.2023
2-ヴィーガンラベル

(ニューヨーク市立大学·南カリフォルニア大学 食品ラベルへの反応を調べる選択実験:対象者7341人に肉·乳製品を含むグルメギフトバスケットとそれを含まないものの2つが用意→被験者は好きな方を選択→肉·乳製品なしのバスケットにはヴィーガン·プラントベース·ヘルシー·サステナブル·ヘルシー&サステナブルのラベル5つを表示→内容に焦点を当てるよりもヘルシー·サステナブルなどの効果を謳ったラベルが選ばれる確率が高い傾向で、ヴィーガン20%·プラントベース27%に比べ、ヘルシー42%·サステナブル43%·ヘルシー&サステナブル44%→ラベリング効果は、普段赤身肉を食べる人の中で顕著で、社会人口統計学的なグループ全体でも同様の傾向)

3-ミスバインディング
(北海道大学·中央大学 生後半年未満の赤ちゃんは特定の錯覚に騙されないこと発見:生後5−6カ月と生後7−8カ月の2つのグループの赤ちゃんに錯視を引き起こす動画視聴→生後半年以降の赤ちゃんにはmisbinding確認→半年以前の赤ちゃんでは確認されず→子ども·大人ではmisbindingと呼ばれる現象が複数の視覚的な特徴を誤って統合することで錯覚が発生するが、赤ちゃんの神経経路は未発達であるため、現実をありのまま認識可能)

4-目が合う割合
(McGill大学·Quebec大学 会話中の目が合う割合調査:被験者30人をペアにして、サバイバルに必要なアイテムを用意するシナリオで会話→目の動きをトラッキング→全体の会話時間においてお互いの顔を見た割合12%、目と目が合った瞬間は3.5%→直接目が合ったペアは、その後に相手の視線を追う傾向が強くなる傾向)


588 12.07.2023
1-SNS選挙サイクル

(ペンシルベニア州立大学 social mediaの普及以前から存在していた政治的な両極化が、social mediaの影響で増加している可能性:social mediaが選挙サイクルに与える影響をモデル化→影響力のあるインフルエンサーがフォロワー獲得·利益目的でフェイクニュースを含む偏った政治的メッセージを広めると、政党は中位投票者の支持を得るために政策を穏健寄りに調整せざるを得なくなることを発見→伝統的なメディアの論説はより極端になり、市民の意見も一層偏向する傾向)

2-ホリデー習慣
(オハイオ州立大学 Thanksgivingから新年にかけての健康習慣について調査:米国在住の18歳以上の参加者1007人のうち、ホリデーシーズンに食べ過ぎると回答約70%、運動を休む45%、通常より多くアルコールを摂取する30%→半数以上が疲れを感じ、自分の時間が減少していると回答)

3-OtherSideAI
(OtherSideAI テキスト·音声指示でGPT-4 Vision generative pre-trained transformer-4 Visionがパソコンを制御しタスクを遂行するオープンソースプロジェクトSelfOperatingComputerFrameworkを公開→マルチモーダルモデルを利用して、人間と同じようにコンピュータを操作することを可能化→公開後、多くの人がフレームワークをインストールし、GPT-4がメール送信·Googleドキュメントの編集などのデモを投稿)
GPT-4 generative pre-trained transformer-4→ep552(4)+571(3)
GPT generative pre-trained transformer→ep351(4)+450(2)+540(3)+545(4)+550(4)+552(4)+554(2)+565(3)+571(3)+578(1)+585(4)


587 11.30.2023
1-謝罪の性別

(アリゾナ大学·イースタンケンタッキー大学 公的な場での謝罪において、謝罪を行っている本人の性別が与える影響を調査:著名人87人の謝罪ツイートを分析→自己主張が強く自信がある話し方を男性的、あたたかく養育的で心を通わせる話し方を女性的と定義。謝罪ツイートの内容·世間からの反響を照合→謝罪の方法が性別の固定観念に反しているほど、いいねの数·ポジティブな反応が増加→特に女性の場合に顕著で、男性的表現が5段階評価で1ポイント上がるごとに平均17000以上のいいねが追加 被験者807人に会計士·看護師からの謝罪メールを読んでもらい様々な要素を評価実験→同様の結果が得られ、固定観念に反した謝罪をすることで、女性は平均9.7%、男性は平均8.2%、認知効果が増加)

2-バイリンガル制御
(フロリダ大学 有益でない情報を無視する認知制御についてバイリンガルとモノリンガルの比較調査:部分的反復コスト課題を用い、新しい情報に対処しつつ注意を制御する能力を測定→バイリンガルの人は認知制御において、有益でない情報を効率的に無視する能力がモノリンガルの人よりも高いこと判明→バイリンガルの人は2つの言語を頻繁に切り替えるため、脳内で両方の言語が常にアクティブであり、会話中に使っていないほうの言語を無視する必要→認知制御の発達可能性)
バイリンガル→ep23(3)+143(6)+144(6)+190(3)+227(5)+263(2)+292(5)

3-AI情報抵抗
(PennState大学 人は、AIアシスタントの声が自分に似ていると感じた場合により好ましく思う傾向→一方で、そのAIアシスタントから得る情報に対して、より懐疑的になる傾向→ユーザーの誤情報への抵抗力向上に関する示唆になる可能性を:被験者401人を3つのグループに分け、AIアシスタントの性格の類似性がユーザーの好意に影響を与えることを検証→ワクチン未接種者に対して、自身に似ていると感じるAIアシスタントがワクチンに関する誤情報を与える実験では、ワクチン接種についての考えを変える効果38% AIアシスタントの話し方においては、大きな声·早口·低いピッチ·外向的な話し方が好まれる傾向)


586 11.23.2023
2-VR幻触錯覚

(ルール大学 VRを使用して被験者に仮想的な触覚を体験させ、実際に触れられていないにもかかわらず自分の体が触られたと感じるphantom touch幻触錯覚を引き起こすことに成功:被験者36人にVRヘッドセットを装着させ、バーチャルな棒を使用して自分の手を触るように指示→ほとんどの被験者が実際の手に何らかの感触を感じたと回答し、ピリピリするような感覚と説明→一方、コントロール群ではVR内の道具をレーザーポインターに変えたが幻触錯覚は観察されず)

4-3D印刷毛包
(RensselaerPolytechnicInstituteOfNY ラボで培養したヒトの皮膚組織内に毛包を3Dプリントすることに成功:皮膚·毛包の細胞を培養→タンパク質·他の材料を組み合わせてbio-inkバイオインク作成→超精密な3Dプリンタを用いて一層ずつ積み重ねて書き込み→皮膚のバイオ製造だけでなく、脱毛症などの治療にも有望な可能性)


585 11.16.2023
1-進化トラップ

(ストックホルム大学 人類の進化トラップについて、自然科学·社会科学·人文科学異の洞察を基に分析→農業の単純化·無益な経済成長·国際協力の不安定化·気候変動·AIなど14のリスク要因が挙げられ、そのうち12の要因が脱出が極めて難しい状況にあると指摘 進化トラップ:当初成功していたイノベーションが行き詰まる現象。昆虫が光に引き寄せられ死ぬように、新しい状況に反射的·有害な方法で対応してしまう危険性)

2-メラトニンサプリ
(コロラド大学 米では5−13歳の健康な子どものうち睡眠のためにメラトニンを摂取1/5人で、一部の親が未就学児にも与えていることが判明→メラトニンはFDA food and drug administrationの規制なく、子どもの長期的な摂取の安全性が未確認→多くの国では医薬品指定·処方箋必要だが、米では処方箋なしで入手可能で、子ども向けのグミも販売 メラトニン:通常、脳内で自然に生成され、体内時計を調節し眠りのサインを与えるホルモン)

3-宇宙生殖
(SpacebornUnited社·EgbertEdelbroek 火星での自然妊娠·出産を目指し、宇宙でのセックスに関して研究→卵子と精子を混ぜ、地球への再突入に耐えられるように冷凍する装置のプロトタイプを開発→2024年にはマウスの胚を打ち上げ、5−6年以内にヒトの精子と卵子へと進化させる計画)

4-科学GPT
(ArgonneNationalLab·OgiBrkic Auroraスーパーコンピュータを活用し、AuroraGPTと呼ばれる1兆個のパラメータを持つ科学の生成モデルを訓練→生物学·化学·物理学など異なる分野のテキスト·コード·研究結果·論文を1つのモデルに統合し科学研究を促進する目的 Auroraスーパーコンピュータ:5億ドル以上の費用がかかり、50MWのエネルギーを使用して1秒間に約5億回の計算を行い、2エクサフロップスの計算能力を持ち、現在地球上で最速のスーパーコンピュータ)
GPT generative pre-trained transformer→ep351(4)+450(2)+540(3)+545(4)+550(4)+552(4)+554(2)+565(3)+571(3)+578(1)


582 10.19.2023
2-子ども自立

(ミシガン大学C.S.モット小児病院 全国調査によれば、5−11歳の子どもを持つ1044人の親のうちが子どもにとって自由な時間が重要だと認識している80%である一方、実際に子どもを自由に行動させることには大きなギャップがあることが判明→親の中でひとりでの留守番に賛成する割合は58%、スーパーで商品を探すのは50%、友人の家に徒歩·自転車で向かうのは33%、ハロウィンのトリックオアトリートに行くのは15% 最も多かったひとりで行動させない理由は安全性→住んでいる地域が子どもにとって安全でないと感じる親は17%)


581 10.12.2023
2-匂いと色

(リバプールジョンムーア大学 真っ暗な部屋で特定の匂いが漂う中で色の見え方が変化すること発見:スクリーン上で提示される色を黄色→青·緑→青のスライダー使い灰色に変えながら、キャラメル·チェリー·コーヒー·レモン·ペパーミント·無臭の水の匂いを、1つの匂いごとに5つの色を提示→その匂いが色の知覚に影響を与え、暖色系の匂いが灰色の認識を引き寄せる傾向→色の知覚に匂いによる歪みが確認)

4-世界最古農耕
(UCSantaBarbara 約12800年前にシリア北部の村上空で直径約100kmの彗星の破片が爆発→生活様式の急激な変化を引き起こし、狩猟採集民族から世界最古の農耕民族への転換をもたらしたことが判明:アサド湖の地下に埋まっている先史時代の村AbuHereyraから発掘された証拠から、地域の気候·食生活に大きな変化があったことが判明→宇宙からの物体衝突が人間の居住地に影響を与えた最古の例 YoungerDryas impact hypothesisヤンガードリアスの衝撃仮説とも一致し、シリアの村上空で爆発した彗星の破片が世界5大陸、50の地域にに落下した可能性)
YoungerDryas impact hypothesis→ep302(6)


580 10.05.2023
2-TikTok最大罰金

(アイルランドデータ保護委員会 TikTok社に未成年のプライバシー侵害で罰金3億4500万ユーロ:2020年時点で未成年の年齢認証·プライバシー設定の不透明性·杜撰な保護者確認などがGDPR general data protection regulation違反が認定→TikTok社にとって最大の罰金 英政府も2023年4月に、2020年時点で13歳未満の子どもへの利用許可に関し、TikTok社に罰金1270万ポンド)
GDPR general data protection regulation→ep374(1)+414(1)

3-スライダー事故
(米 2019年フロリダのTyphoonLagoonWaterParkで高さ65メートルのウォータースライダーTheSlideに乗った女性が水流の力で着衣が体内に押し込まれwedgie食い込みによって内臓負傷→WaltDisneyParksAndResorts社に対してDisney側の安全面の過失·防護服の不提供·危険性の警告などが訴因として訴訟→損害賠償5万ドル以上を請求 ウォータースライダーにおいて男性より女性は解剖学的構造上痛み伴うwedgie発生リスク高い可能性)

4-米最低賃金
(米カリフォルニア州議会·GavinNewson知事 2024年4月1日から、ファストフード店で働く店員の最低賃金を時給20ドルに引き上げる法案を可決→全国の60店舗以上を展開するファストフードレストランに適用。ファストフード協議会が設立され、2029年まで毎年賃上げ3.5%実施予定 現行のカリフォルニア州の最低賃金は時給15ドル50セントで、全米では時給7ドル25セント→一方、日本では10月1日から平均最低賃金が961円から1004円に順次引き上げ)


579 09.28.2023
1-子どもFOMO

(ラトガース大学 子どもを持つことを後悔する人たちのsubredditから投稿85件を分析→後悔の理由·そもそもの子どもを持った理由を調査→後悔の理由は時間·人間関係の犠牲など様々な要素 子どもを持つ意思決定につながる要因として、これまでの研究では考慮されていなかった、FOMO fear of missing outが新たに確認)
FOMO fear of missing out→ep10(6)+553(1)

2-生涯幸福度
(ルール大学 46万人以上を対象にした長期調査データを分析→生涯に渡る幸福度の増減傾向調査→人生の満足度は9−16歳まで減少し、70歳までわずかに上昇し、その後96歳まで再び減少。否定的な感情状態は9−22歳まで若干変動後、60歳まで減少し、それ以降増加)

3-無人タクシー渋滞
(Cruise社 無人タクシーがテキサス州オースティンの交差点で立ち往生し、渋滞を引き起こしている動画拡散→Cruise社は安全を強調し、歩行者·車両·物的な損害なしと説明:大学イベント後に酔っ払った大学生が一斉にタクシーを配車リクエスト→タクシーが集結·混雑事態発生可能性 一部の完全自動運転の無人車に懸念を示す人々が道路上コーンを無人タクシーのLiDAR light detection and rangingセンサーにかぶせ無人タクシーを無効にする動画も拡散)


578 09.21.2023
1-ChatGPT冤罪

(ドレクセル大学 大学生がChatGPTを使用した課題提出において疑われた事例をRedditの投稿49件から分析→49人中38人がAIを使用していないにもかかわらず、Turnitin·GPTZeroなどの検出プログラムがAIによる作成であると判断→教授に疑われていることが判明→これらの学生が教授·大学に不正行為を否定する方法についてReddit上でアドバイスを懇願)
ChatGPT→ep540(3)+550(4)+552(4)+565(3)+571(3)
GPT generative pre-trained transformer→ep351(4)+450(2)+540(3)+545(4)+550(4)+552(4)+554(2)+565(3)+571(3)

2-臨死脳
(ニューヨーク大学 CPR cardiopulmonary resuscitation心肺蘇生を受けて生還した患者の中には、心臓が1時間停止しても臨死体験を明確に記憶しているケース·意識不明時の脳内で思考記憶関連分野の活動確認→臨死体験は通常の幻覚·妄想·夢·心肺蘇生時の意識などとは異なる可能性:米·英の病院25ヶ所と協力し、入院中に心停止を起こした患者567人をトラッキング調査→生還した患者のうち、心肺蘇生の最中に何らかの意識があった4/10人→脳の活動は高度な精神機能を確認 心肺蘇生の最中に脳の活動をEEG electroencephalographyでモニターした患者85人においては心肺蘇生の最中に脳の活動が通常レベルまで回復40%)
臨死体験→ep278(4)+508(2)
BMI brain machine interface→ep16(6)+121(2)+250(5)+259(6)+307(6)+334(6)+339(6)+361(2)+371(1)+427(3)+444(1)+447(4)+457(3)+462(2)+502(2)+538(1)

3-エイリアン死体
(メキシコ 2023年9月科学者·ジャーナリストのチームが、エイリアンの死体を発見したと主張→証拠を議会に提出:小さな人型·大きな頭·アーモンド形の目·両手に3本の指がある、提出された2体の死体は、ペルーのクスコに近いナスカの地上絵の近くで発見→炭素年代測定により約1000年前のものと判明→UAP unidentified aerial phenomena公聴会の証人である元海軍パイロットRyanGraves出席が議会に出席·ハーバード大学天文学部長AbrahamAviLoebがリモート参加し、他国の科学者たちに死体の分析を許可するよう議会に要請)
UAP unidentified aerial phenomena→ep517(3)+573(4)
政府とUFO unidentified flying object→ep56(6)+197(6)+296(4)+371(4)+468(1)+517(3)+573(4)
ナスカの地上絵→ep140(4)+368(4)+434(4)


577 09.14.2023
1-仕事優先推移

(キングスカレッジロンドン 24カ国のデータから得られた世界価値観調査→自分にとって仕事は重要かどうかの割合による国別ランキングが作成:フィリピン·インドネシアが99%で首位を占め、ナイジェリア97%·イラン96%·日本81%·英73% 仕事は常に最優先されるべきと答えた割合では、エジプトが92%で最も高く、最も低いのは日本で10%→英ミレニアル世代が仕事を常に優先すべきだと考える割合が2009年41%から2022年には14%に減少)

2-後知恵バイアス
(ウィスコンシン大学 カップルが別れた場合、周囲がやっぱりと感じる傾向にはhindsight bias後知恵バイアスが影響していること判明:被験者515人を3つのグループに分け、架空のカップルのエピソードを聞くよう依頼→最初のグループにはカップルが6ヶ月後に別れたと告げ、次のグループにはまだ交際中であると告げ、コントロールグループには結果を伝えない→別れる確率が高い·別れるのは明白だと答える割合は、別れたと告げられたグループで高い→まだ交際中と言われたグループと、結果を告げられていないグループでは同程度)


575 08.24.2023
1-環境ツイッター減少

(ポモナカレッジ 気候変動·生物多様性に関する議論が頻繁に行われているTwitterユーザー38万人のうち、半数近くが2022年10月のElonMuskへのTwitter売却後にTwitterを利用しなくなっていたこと判明:2019年7月−2023年4月までの期間において、環境ユーザー38万人·政治ユーザー約44万人のツイート動向を追跡→買収前後でアクティブユーザーの割合が両方のグループで減少傾向→環境ユーザーは47.5%減少し、政治ユーザーでは20.6%減少)
ElonMusk·Twitter→ep508(3)+567(1)+568(3)

2-SM絵本
(英 Hullに住む夫婦が、4歳の娘が通っていた幼稚園でSMのボンデージ衣装を着用した男性たちの絵が入った絵本が導入され、これが原因で娘を転園:絵本はGrandad'Prideと題され、LGBTQプライドマーチの描写の中で半裸で首輪·ガーターベルトを身につけた男性が登場し、そのうちひとりは別の男性とキスをしている場面あり→幼稚園側はエロチックな要素がなく、子どもたちは単なる仮装と捉えるべきだと主張→現在は幼稚園の理事会が絵本を不適切と判断し、撤去)

4-火星最小人数
(GeorgeMason大学 火星コロニーの設営にはたった22人の人員が必要であることが可能性:北極探検·潜水艦·歩兵隊·ISS international space stationのデータを使用し、agent basedモデル作成→一般的性格ごとの対応能力·地球からの食料輸送に影響を与える事故·火星の食料供給に影響を与える災害など、現実的な要素を考慮に入れ、最小で10人から最大で170人までのグループを想定し、28日間の火星コロニーシミュレーション実施→22人が実行可能な最小のチームサイズであること発見→鉱物採掘場運営に必要な初期の人口規模·性格タイプ·スキルレベルの変数を考慮した様々なシナリオについて考察提供可能)


574 08.17.2023
1-注文フォント

(ワシントン州立大学 レストランのメニューでカロリー表示のフォントサイズを変更することで、被験者がカロリーの低い選択をするように誘導できること発見:カロリー数とフォントサイズの関連性を比例·反比例に変えたメニューを使用し、フォントサイズが同じ場合と比較→健康意識が低いと自己評価する被験者ほど、大きなフォントで低カロリーの項目を選ぶ傾向→時間制限があるとこの効果が一層顕著になる傾向)

2-AIスパイ
(サリー大学·ロンドン大学 機械学習アルゴリズムにより、タイピングの音だけで高い確率でパスワードを特定できること発見:MacBookProのキー36個のタイピング音を指·圧力変えながら、Zoom通話·スマホ通話を使用し録音→機械学習によって各キーの音の特徴を学習→Zoomによる録音では93%、電話による録音では95%の確率で正しいキーを特定可能)

3-仕事有効性
(Zurich大学 米社会人のうち自らの仕事が社会的に役に立っていないと認識19%→特に事務·営業·ビジネス·金融の分野で顕著:2015年の米国労働条件調査データを分析→労働者が自分の仕事の社会的有用性をどのように認識しているかを調査→過去の研究では社会的有用性の低い仕事に対する疎外感が大きいとされていたが、今回の研究では社会的要因の影響を認識しつつも、相対的に見た場合、実際に社会的有用性が低い仕事が存在)


573 08.10.2023
1-PRIME情報

(ノースウェスタン大学 social mediaのアルゴリズムが、人間の社会的本能に反して分断を生み出している可能性:歴史的に人類は集団の生存·規範のためprestige権威·in-group conformity内集団·morality道徳·emotion感情の4つの要素に基づいて学習する傾向→アルゴリズムは、広告収入を増やすためのエンゲージメントを最大化し、バイアスのかかった情報が過度に増幅→政治的なトピック·物議を醸す話題が優先的に表示される傾向)

2-精神疾患
(クイーンズランド大学·ハーバードメディカルスクール 人口の半分が生涯で少なくとも1つの精神疾患を経験することが判明:WHO world health organizationの2001−2022年までの29カ国で行われた過去最大の対面調査データを分析→75歳までに少なくとも1つの精神疾患を経験50%→女性ではうつ病·恐怖症·PTSD post-traumatic stress disorder、男性ではアルコール依存症·うつ病·恐怖症がより頻繁に見られることが判明→最初の症状の表れは主に小児期·青年期·若年期→発症年齢のピークは15歳で、女性は20歳、男性では19歳が中央値)


571 07.27.2023
2-AIお布施

(シカゴ大学 宗教指導者が人間の場合とロボット·AI場合の信頼度·寄付金·お布施の比較調査:2019年に1億円かけてアンドロイド観音菩薩Minderを導入した京都府の高台寺での実験·シンガポールのお寺でPepperを使った実験·米でキリスト教のAI説教を信者に読ませる実験の計3つの実験→宗教の指導者にロボット·AIを導入すると、信頼性が損なわれ、寄付金·お賽銭の額が減少する可能性)
AIと宗教→ep289(2)+565(3)

3-GPT悪化
(Stanford大学·UCBerkeley大学 ChatGPTが特定の分野で性能が悪化していることを指摘:GPT-3.5·GPT-4 generative pre-trained transformer-3.5·4の敏感で難しい質問への回答·数学·コード生成·視覚的推論の能力を調査→素数の答えに関してGPT-4の精度が2023年3月には97.6%であったが、6月には2.4%に低下。敏感で難しい質問に回答する意欲が低下。コード生成においてエラーが増加→性能が短期間で劇的に変動していたこと確認)
ChatGPT→ep540(3)+550(4)+552(4)+565(3)
GPT-4 generative pre-trained transformer-4→ep552(4)
GPT generative pre-trained transformer→epep351(4)+450(2)+540(3)+545(4)+550(4)+552(4)+554(2)+565(3)


570 07.20.2023
1-サッカー賭博

(チェスター大学·ブリストル大学 欧州プレミアリーグ2022-2023シーズンの10試合において、TV放送中にギャンブル企業のロゴが平均16秒ごとに映し出されていたことが判明→試合中に最も映し出されるのはピッチサイドのデジタル広告52.3%·ユニフォームは6.9%→最も露出が多かったのはウェストハム対チェルシー戦で37回/分·総計3,522回 2026年までにプレミアリーグのクラブは選手のユニフォーム前部にギャンブル関連のロゴを載せないことに合意)

2-セレブ節約
(リーズ大学 欧州27ヶ国の世帯におけるエネルギー利用の格差をモデル化→最もエネルギーを使っている上位20%の消費者の需要を緩やかに制限→温室効果ガス排出を9.7%削減可能で、これは下位20%の消費者の最低限必要な需要の7倍の量を節約できることに相当 欧州全体では、贅沢な需要に制限→家庭の排出が11.4%·交通の排出が16.8%削減→一方で貧困層のニーズを満たしてもそれぞれ1.2%·0.9%増加)

3-X AI
(ElonMusk X AI社設立をTwitter上で発表:モラルの逆転を避けるために物理学に焦点を当てワルイージ効果を回避可能な、善意のある汎用AIを開発→人類が宇宙の本質を理解することを目指し、AIの目的を重力·ダークエネルギー·ダークマター·Fermi paradox·地震の予測など真実の追求に設定)
ダークエネルギー·ダークマター→ep239(6)+243(4)+277(6)+286(6)+340(4)+377(5)+479(3)


569 07.13.2023
4-笑いのツボ

(Wurzbung大学 男女のジョークの捉え方を調査:参加者約200人に20種類のジョークを提示→男性は女性よりもジョークをより面白いと感じる傾向→男女でユーモアに対する反応が異なること判明 男性は一般的に性差別的なジョークを許容する傾向→一方で女性はそのようなジョークを脅威と感じ、気分を害する可能性)


568 07.06.2023
1-PCイライラ

(コペンハーゲン大学·ロスキレ大学 15年前と比較してパソコンの性能が向上しているにもかかわらず、人々は現在もパソコンの使用時間の11−20%を誤作動の対応に費やしていること発見:10−69歳の被験者234人が対象で、特定の1時間の間にパソコンが正常に作動しない/思い通りにタスクをこなせずイライラした場合に報告するよう指示→トラブル·イライラの報告平均1回/時間→動作の遅さ·クラッシュ·フリーズなどさまざまな問題が指摘)

2-パニック買い
(明治大学·明治学院大学 パンデミック時パニック買いについて調査:2020年の休校宣言·緊急事態宣言の際、日用品·衛生品·主食·保存食などの購買金額が増加→強いパニック買いを行う人は全体の5.8%。強いパニック買いを行う人は普段あまり買い物をしない男性が多く、ウェットティッシュを普段の22倍·トイレットペーパー7倍·米7倍買うなど買い溜め→一方、家族が多くても経験豊富な人々は通常よりも少し多めに備蓄する傾向)

4-人種選別
(米連邦最高裁判所 大学入試において個人の人種を考慮するaffirmative actionを制限する判決を下し、入学する生徒は、人種によってではなく、個人の経験に基づいて合否を決定されなければならないとの見解を発表:StudentsForFairAdmissionsというアジア系米人団体がハーバード大学に対して訴訟→これまでの入学選考では人種が決定要素の1つとなり、成績優秀性より人種が優遇されるケースが存在し、今回の判決により制限がかかる可能性)
affirmative action→ep85(5)


567 06.29.2023
1-イーロンザック対決

(SpaceX社ElonMuskとMeta社MarkZuckerbergが格闘技での対戦に関する話題拡散:Meta社によるTwitter競合アプリの開発に関する報道記事内でMeta社CPOがTwitterで揶揄したことが発端→あるユーザーがZuckerbergは柔術をやっているからElonは気をつけろとツイート→Elonがもし彼がやりたいならケージファイトやると返信→Zuckerbergが場所を教えてくれとInstagram上メッセージを公開→ElonはVegasOctagonとツイート→Meta社広報部は冗談ではないと回答し、UFC会長DanaWhiteも両者意欲的であると回答)
ElonMusk·Twitter→ep508(3)

2-火星模倣
(NASA CHAPEA crew health and performance exploration analogミッション1を始動し、火星の環境を模倣した施設で宇宙飛行士要件をクリアしたクルー4人が378日間隔離生活開始:建物は3Dプリンタで広さ158㎡の建設。2024年7月7日まで滞在予定。男女2名ずつからなるクルーは生物学者·構造エンジニア·救急医·微生物学者で構成。火星での生活を模擬し、資源制約·居住空間の制約に加え、宇宙食·通信障害·環境ストレス·緊急事態に直面する予定)

3-やらかし
(Rensselaer工科大学 研究室の清掃員がアラームを消そうとして冷凍庫の電源を切り、数十年にわたる光合成の実験が破壊された事態が発生→被害額は約100万ドルに上ると推定→大学は清掃員を雇っていたDaigleCleaningServices社に対して訴訟→大学は、冷凍庫のドアにアラームを安全に止める方法が指示されていたにもかかわらず、その指示に反したと主張)

4-人の意識賭け
(米 科学者2人の人の意識に関する賭けが決着:神経科学者ChristofKoch·FrancisCrikは、人の意識·自我は相関する神経活動によって理解可能と主張→一方で、哲学者DavidChalmersは、複雑系内の情報発現現象であると主張→1998年、Kochは25年以内に人の意識の神経様式が解明され、自分の主張正しいと証明されると予測し、ワインケース1つを賭け→25年後第26回国際意識科学会でKochは賭けに敗れたことを認め、ワイン1ケースを持参→今後25年以内には意識の起源が明らかになると再び予測し、ワイン2ケースを賭け)


566 06.22.2023
1-宇宙脳拡大

(フロリダ大学 宇宙飛行士30人の脳を分析し、6ヶ月以上宇宙に滞在した者は脳室が有意に拡大し、完全に回復するまでには少なくとも3年かかること発見:脳室は脳を保護し、栄養を供給し、老廃物を排除する役割を担う脳脊髄液で満たされた空洞部分→重力のない宇宙環境では、脳脊髄液が脳の上部に移動することで、頭蓋骨の中で脳全体が上に押し上げられ、これに伴い脳室が拡張→宇宙に滞在して2週間程度では見られないが、6ヶ月後に最も大きくなり、その後横ばいになる傾向)

2-世界供給影響
(ウィーンCSH complexity science hub 宇露戦争が世界の食料供給に与える直接的·間接的な影響を調査:世界195カ国の食品·農産物125種類の供給システムをモデル化し、サプライチェーン全体における影響を可視化→戦争前と比較した入手可能性の低下度を数値化→直接的な影響を上回る間接的な影響が増加 宇のトウモロコシ生産が低下しても、宇国内の豚肉生産は1%未満の影響→一方で、南欧では豚肉の生産量が13%低下)
宇露戦争→ep59(4)+63(5)+70(1)+74(5)+82(6)+108(6)+502(1)+511(3)+554(2)+556(3)

3-人工ヒト胚
(Cambridge大学·JiteshNeupane ヒトの幹細胞を用いて妊娠3−4週の人間の胚を人工的に再現し、この人工胚は心拍があり血流を作ることができることに成功→遺伝子疾患·薬の効果·流産·再生医療など、人間の発達·生殖に関する研究が進む可能性 胚が胎児に成長できないよう構造を排除し、これにより倫理的懸念を緩和)

4-無線muPS技術
(東京大学 高い透過力·飛行速度の普遍性をもつ宇宙線muonを活用した新しいワイヤレスナビゲーションシステムMuWNS wireless muometric navigation system/無線muPS技術を開発→岩盤を貫通する性質を持つmuonを使用し、屋内·地下などGPSの電波が届かない場所での高精度なナビゲーションを可能→都市部の地下でのGNSS global navigation satellite system / GPS global positioning system単独測位よりナビゲーションの精度が高水準達成:地下に受信器を設置し、地上にmuonの基準検出器を4箇所以上設置し、高精度のグランドマスタークロックを実装して時刻を同期することで、muonの通過時間を測定し、正確な距離を把握→自律移動ロボットなどへの実装し、家庭·病院·オフィス·工場·鉱山などで緊急対応·セキュリティなどの複雑な任務をこなすこと可能)


565 06.15.2023
1-Appleヘッドセット

(Apple社WWDC VR·MRヘッドセットAppleVisionProを発表→2024年販売開始予定·価格3499ドル:このヘッドセットにはセンサー5つ·カメラ12個が内蔵され、音声·指·目の微細な動きで操作可能な、Apple初の空間OSを搭載。AR·VRの切り替えがダイヤルを回すことで可能。3D動画·写真の撮影も内蔵の3Dカメラで可能。EyeSight機能により、ヘッドセットをかけたまま他人と目を合わせて会話可能)

3-AI礼拝
(Vienna大学JonasSimmerlein 独バイエルン州フュルトでChatGPTが主導する教会の礼拝を企画し、300人以上が参加:40分間の礼拝では、ChatGPTが説教·祈り·音楽を準備し、大型スクリーンに仮想の人間アバター表示)
ChatGPT→ep540(3)+550(4)+552(4)
GPT generative pre-trained transformer →epep351(4)+450(2)+540(3)+545(4)+550(4)+552(4)+554(2)
AIと宗教→ep289(2)

4-ネット叩き快楽
(Princeton大学·Flinders大学 ネット上で他人を叩く行為online shamingの動機を正義的動機と快楽的動機に分け調査+匿名性·社会通念の役割も分析:被験者625人に対する3回の実験で、イスラム嫌悪のフェイク記事に対する反応を調査→イスラム嫌悪事例についてフェイク記事を閲覧→記事下のいいね·シェア·コメントを使用し記事に反応→正義感からくる懸念·道徳的怒り·deservingness被害への妥当性·schadenfreude他者の失敗·不幸への喜びなどの度合いを評価するアンケートを実施→被験者のうち、コメントを使用49.3%·記事を共有23.6%、いいねを使用18.7% 正義感からくる懸念·道徳的怒りは他者を叩く行動を予測不可→deservingness·schadenfreudeの度合いによって強く予測可能 匿名性は有意な影響なし)


563 06.01.2023
1-AIエプスティーン

(米 social media上で広まった画像は、JeffreyEpsteinと4人の少年がビーチで一緒に写っているもので、その中の2人が双子TikToker IslandBoysの子供時代という情報·Epsteinの被害者という情報·Epsteinの息子という情報など、真偽不明な情報が拡散→元の画像は aiartistkingがMidJourneyを使用し、背景から人物まで全て生成し、Instagram上に投稿したものであり、実際の出来事ではないと作成者がコメント)
JeffreyEpstein→ep379(1)
Midjourney→ep527(3)

2-認知的不協和
(オハイオ州立大学 荷物を持ち上げたり置いたりする作業中にcognitive dissonance認知的不協和に直面すると、首·背骨への負担が増加すること発見:被験者17人に左右上下に動く四角い線の中に軽い箱を置く作業を行わせ、前半は褒め、後半ではうまくいっていないことを示唆するコメント→血圧·心拍数·不快感レベルをモニターし、ウェアラブルセンサー·モーションキャプチャを使用し、首·腰にかかる負荷を検出→認知的不協和のスコアが高いほど、脊椎にかかる負荷が増加 cognitive dissonance認知的不協和:自分の行動·信条反する情報遭遇すること)

3-AIグラビア
(集英社 AIが生成したバーチャルモデルSatsukiAiさつきあいのグラビア写真集 生まれたてを発売→TwitterではAIグラビアがトレンド入りし、多くのユーザーがAI生成のグラビア風画像を共有→具体的なAIの種類は未公開)

4-人類移動休止
(Adelaide大学 先史時代の人間が約6万年前にアフリカを離れてから、約3万年間アラビア半島·その周辺地域を離れずに滞在していたこと発見:古代·現代のヒトゲノムの解析→この期間に人類がアラビア半島の寒冷な気候に適応し、脂肪蓄積·神経の発達·皮膚の生理機能·気道の繊毛に関する遺伝子の変異など進化→その後ユーラシア大陸·他の地域に移動)
人類祖先→ep10(4)+43(4)+48(4)+104(5)+179(1)+195(2)+227(6)+268(6)+270(5)+352(2)+407(2)+408(3)+436(3)+450(4)+451(3)+468(3)


562 05.25.2023
1-メソポタミアキス

(コペンハーゲン大学·オックスフォード大学 メソポタミア文明の記録で唇へのキスの描写が複数見つかり、少なくとも4500年前には人間が性的な意味で唇へのキスを行っていた可能性:これまでの説では3500年前に南アジアで発生し世界へ拡大→実際には古代の異なる文化でキスが行われていた可能性 メソポタミア文明の医学的な記録に登場する病気の症状が、単純ヘルペスウイルス1型に似ており、唇へのキスが一般的だった場合、ウイルスの伝播に関連していた可能性)

2-物忘れ仕組み
(ノートルダム大学 子どもを車内に置き忘れるなど命に関わる物忘れが発生する理由調査:大学生192人の携帯電話預かり、トラッカーを装着→Aグループは実験終了後携帯電話を受け取り、トラッカーを返却するように指示。Bグループは指示なし→指示ありグループでは携帯電話の取り忘れ5%。指示なしグループでは7%。両グループともにトラッカーの返却忘れ18% 物忘れは環境的な合図がない場合·自分の行動についての記憶が引き起こされない場合に発生→自動的な行動への誘発が欠如することに繋がる可能性 米1998年以降子どもの車内置き忘れ熱中症死亡496人)

3-都市別徒歩率
(Virginia工科大学·Rutgers大学 世界16カ国の1日の移動における徒歩の割合を比較:米12%·スウェーデン15%·日本19%·独22%·仏24%·英26%→通勤に焦点を当てると、徒歩の割合はさらに低下 都市別では、パリ47%·バルセロナ46%·東京33%·京都24%·ロンドン25%·NY10%·LA3%·豪パース2% 徒歩の割合は、人口密度·治安·都市インフラ·自転車普及率など様々な要因が影響し、最大の要因は移動距離で、1km未満の距離が徒歩での主要な移動を占める傾向 女性は男性よりもやや高い割合で徒歩での移動をしている傾向)

4-指差し恐竜
(Lund大学 恐竜時代にあたる約6000万年前には哺乳類が持つとされてきた自分と異なる視点から物事見る能力perspective takingが、もっと前に鳥類で既に発達していた可能性:鳥類の近縁種であるワニと古生代原始の比較実験→ワニは視覚的perspective taking確認できないが、他者が見えているものが自分にも見えている場合他者の視点を追跡可能→一方、鳥類は視覚的perspective takingでき、相手の視線を確認し、何も見えない場合に再度相手の目を見て視線の先を追うchecking backと呼ばれる行動を実施→ヒト·類人猿·サル·カラスでしか観察されていない 哺乳類が複雑な認知機能の進化をするより前に鳥類が複雑な認知機能発達可能性)


560 05.11.2023
1-無神論仲間

(UCチャンネルアイランド校 無神論者の成人222人を対象に、一般的な考え方とされた場合と珍しい考え方とされた場合で、人生に意味を感じる度合いを調査→無神論が一般的であると告げられた被験者では変化なし→一方で、無神論が珍しいと告げられた被験者では意味を感じる度合いが増加 以前の研究では死について考えるとき、キリスト教徒は生きる意味の度合いが変化しないが、無神論者は減少→今回の研究ではこの変化を逆行させるために無神論は一般的であると告げたが、結果的には無神論者が少ないと告げることで生きる意味の度合いが増加)

2-セクシー反り腰
(ブリティッシュコロンビア大学 哺乳類のメスが交尾時に腰を反らせる行動に類似して、人間も女性が腰を反らせた体勢に対して性的受容性が高く評価される傾向→男性の画像には同様の傾向なし 異性愛者の女性を対象に敵対心を測定し、腰を反らせた3D生成女性の画像の性的受容性を評価→敵対心の度合いが高いほど腰の反りが大きくなると性的受容性も高く評価される傾向 異性愛者の女性が腰を反らせていない写真·反らせている写真を提示された際、腰を反らせていない写真を選ぶ確率が有意に高い傾向)

3-古代遺物洗濯機
(MaxPlank研究所·ElenaEssel シベリアの洞窟で見つかった2万年前の鹿の歯で作られたペンダントから、古代の女性のDNAを抽出する新しい手法に成功:非破壊的なリン酸塩を使用し、遺物を90℃の温水で洗う洗濯機のような手法で大量のDNAを抽出)


559 05.04.2023
1-ブラウザ散らかり

(アールト大学 ブラウザの散らかりがストレスと関連していること発見:対象者400人に対する定量調査·対象者16人に対する定性調査実施→広告·ポップアップだけでなく、自分で開いたタブ·ウィンドウが大量になり画面が散らかっていることにストレスを感じている1/4人→特に日常的に多くのタブを開きっぱなしにする人·複雑な作業を行う人ほど、マルチタスキング時にストレスが上昇)

2-自分被写体
(オハイオ州立大学 人は写真を撮る際に、景色だけの写真と自分を被写体に含める写真を選択する際に異なる要素を考慮し、決定しているのか調査:対象者2113人に6つの調査実施→景色だけの写真は体験自体に焦点→一方で、自分を被写体に含める写真はその出来事が自分にとっての意味が大きい場合に重点→出来事が自分にとって意味が大きいほど、自分を被写体に含める確率が上昇)

3-脳活動翻訳
Texas大学Austin fMRI functional magnetic resonance imagingでモニターされた脳の活動をAIが言葉に変換する技術を開発:被験者にpodcastを聴かせ、AIは脳の活動·podcastの内容を学習→被験者が脳内で物語を語ったり音声なしの映像を見るだけで対応するテキストをAIが生成可能→現時点の精度は完璧ではないが、約半分の確率で被験者が意図した内容とほぼ一致させることに成功)

4-古代尿瓶
(AcademiaDiDawimarca in Rome・Aarhus大学 ローマ遺跡ForumJulium / ForoJulianoで陶器・ロザリオ・ガラス瓶・コイン・糸紡ぎ機・陶器置物など、500年前の遺物が発見→その中には医師が患者の尿を採取し、色·沈殿物·臭い·味を調べ医学的診断に用いていたmatulaと呼ばれる尿瓶も含まれる→中世からルネサンス期の医療技術に関する貴重な知見を提供可能性)


558 04.27.2023
1-洞窟500日

(スペイン女性BeatrizFlaminiが2021年11月から500日間の洞窟内隔離生活終了→記者会見実施:洞窟内では運動·編み物·絵を描くなどの活動を行い、本60冊を読み水1000リットルを摂取→500日間他の人間と接触せず、60日目頃には日数わからなくなり、500日目にはまだ160-170日しか経過していないと時間の経過に対する錯覚·幻聴体験、ハエの大群に遭遇など経験→記者会見で、洞窟から出たいと思ったことはなかったとコメント)

2-体性感覚比喩
(シカゴ大学 温度・痛み・感触・圧などを感じる体性感覚がない場合でも触覚を比喩として使う単語・表現の理解が可能かどうか調査:生まれつき感覚神経線維がない女性が比喩表現を選択し文章を構築するテスト実施→触覚の比喩表現に対して、対照群と同等のスコアでほぼ全問正解)


557 04.20.2023
1-AI写真賞辞退

(SonyWorldPhotographyAwards 写真作品PSEUDOMNESIA TheElectrician擬似記憶 電気技師がクリエイティブ部門で最優秀作品に選定→出品者BorisEldagsenは実はAIに生成させた画像であると発表→賞を辞退→Eldagsenは取材に対して、Awards側を試し、写真業界の未来について議論を提起するために参加したと回答→Awards広報担当者によれば、受賞者発表前に出品者とのやりとりでAI作品であることが認知され、それでも最優秀作品に選ばれたと回答)

2-ストレスタイピング
(チューリッヒ工科大学 ストレスを感じる人はパソコンのタイピング·マウスの操作で特定の変化が見られること発見:被験者90人には、普段の仕事に近いタスクを実施→ストレスを感じたグループはマウスの動きが頻繁で非正確であり、タイピングではミスが増え、短い休止を多く挟んでいたと報告→一方で、リラックスしたグループはより直接的かつゆっくりとマウスを動かし、タイピングにおいても安定→両グループともに心拍数にはほとんど差なし)


556 04.13.2023
1-AI臨床試験

(シダーズ・サイナイ医療センター 心臓病の超音波検査の臨床試験が行われ、経胸壁心エコー図3495件を対象にAIと超音波検査士の初期評価が比較→AIが修正確率16.8%で循環器内科医の27.2%よりも優れた心機能の評価提示→医師は初期評価の人工知能との区別が難しく、AIの臨床ソフトウェアへの柔軟な統合可能性証明→AIのサポートにより超音波検査士·医師の時間が節約可能)

2-子どもアレクサ印象
(デューク大学の研究 4−11歳までの子ども127人に対し、スマートスピーカーAlexa·ロボット掃除機Roombaの動画を見せて、それぞれの知性·感情的能力について質問→子どもたちは、Alexa·Roombaは体の感覚がなく痛み·くすぐったさを感じないと判断→Alexaには人間のような思考·感情を持っていると認識し、意地悪なことを言われた場合は傷つくだろうと回答→Roombaに対しても思考·感情がないと判断しつつも、怒鳴ったり叩いたりすることは悪いと回答→年齢が上がるにつれて許容度がわずかに上昇)


554 03.30.2023
1-ヒーロー文化差

(リムリック大学 中国·米国の被験者を対象にして、集団主義と個人主義がヒーローの捉え方に与える影響を調査:被験者にヒーローの理想的な特性を尋ねると、中国の参加者は自国愛·男らしさ·正義感·熱心さなどを強調→一方で米国の被験者は強さ·利他的·好感を持てる·正直さなどを重視→道端などでも他人助ける一般ヒーロー·警察官/医療従事者など訓練受けたヒーロー·殉教者/政治家など社会的ヒーローの3種類のヒーローについて質問すると、中国の被験者は社会的ヒーローを米国の被験者よりもより高く評価する傾向)

2-AIボット見分け
(コペンハーゲンビジネススクール 被験者375人に対し、宇露戦争に関連するツイート·アカウントのプロフィールページを提示し、本物のアカウントとボットアカウントを見分ける実験:ボットのアカウントはAIを使用して作成され、プロフィール写真はStyleGAN、ツイートはGPT-3 generative pre-trained transformer-3によって生成→実在する人間のアカウントで被験者の意見が最も分かれ、被験者の41.5%がボットだと判断したケースもあり→最も成功したボットは、被験者10%以外は全て本物の人間だと信じさせること成功)
宇露戦争→ep59(4)+63(5)+70(1)+74(5)+82(6)+108(6)+502(1)+511(3)
GPT generative pre-trained transformer→ep351(4)+450(2)+540(3)+545(4)+550(4)+552(4)
GAN generative adversarial networks→ep330(4)+345(4)+355(4)+401(4)+453(2)+454(2)

4-TikTok公聴会
(TikTok社CEO ShouZiChew 米国議会の公聴会に出席→議会は、TikTokが中国政府によって米国市民を監視·操作するためのツールとして利用されているのではないかという懸念表明。ByteDance社を含む中国企業が中国政府との協力に法的権限を有しているかどうかについて追及。年齢認証·アルゴリズムによって拡散されるコンテンツが子どもに有害な影響を与える可能性にも懸念表明→現在検討されている法案には、非公開の個人データの売却を禁止するDATA法·国務長官に対する制限措置を可能にするRESTRICT法が含まれる可能性 2022年11月FBI federal bureau of investigation長官ChristopherAWrayは、中国政府がTikTokを通じてユーザーデータを収集し、アルゴリズムを操作して影響力を行使できると発言)
中国規制→ep23(6)+27(5)+86(1)+127(1)+157(1)+172(1)+228(4)+280(4)+306(1)+310(3)+342(5)+367(1)+383(3)+420(3)+428(1)+518(4)


553 03.23.2023
1-JOMO

(ワシントン州立大学 自分がいない間に楽しいことを逃す不安FOMO fear of missing outの対義語JOMO joy of missing outに関する研究:被験者500人を対象に、FOMO·JOMOの度合いを測定し、性格特性·孤独感·社会的不安·social mediaの利用状況などを調査→JOMOが高い人は、social mediaの利用時間が長く、社会的不安との強い相関発見)
FOMO fear of missing out→ep10(6)
性格特性→ep143(3)+281(5)+439(3)+514(1)+539(1)

2-赤ちゃん抱っこ効率
(シアトルパシフィック大学 地球上の様々な国·文化で見られる、女性が主に赤ちゃん·幼児を抱っこする現象に進化的な理由があるか調査:男女の被験者に同じ抱っこ紐を使って1歳未満の赤ちゃんを異なるポジションで抱っこさせ、1km歩く際のエネルギーコスト·速度変化を計測→男女ともに、背中におんぶしている状態が代謝コストの増加を最も抑え、歩行速度もほぼ変わらない→女性は男性よりも遥かに低いエネルギーコストで赤ちゃんを運ぶ能力あり)

3-意味論論争
(UCBerkeley 単純な言葉でも人によって概念·連想が異なり、これがコミュニケーションの誤解·意見の不一致を引き起こしている可能性:被験者2700人以上に対する実験では、動物·政治家の比較を行い、身近な動物ですら一般的な概念が大きく異なることが判明→人は他者が自分と同じ概念を持っていると過大評価し、この不一致が議論·論争に寄与していることも示唆→種・命・好奇心・知識・知能・観測者・測定・事実などの単語においてsemantic debate意味的な論争が起きやすく、現代社会では公平·ポルノ·平和·権利なども頻繁に議論の対象となっている傾向 司法によって意味論的な論争の決着事例も存在:米最高裁判所が税法上トマト≠果物→トマト=野菜と判決)

4-失敗作博物館
(米NY Brooklyn 過去の失敗した製品·サービスなどを展示するMuseumOfFailures失敗作ミュージアムオープン→2023年5月まで開催予定:GoogleGlass·成長するにつれて胸が大きくなるバービー人形·自爆するDVDなど、159個以上の事例が紹介→来場者に過去の失敗から学ぶとともに、失敗を進歩·革新に不可欠な要素として受け入れるメッセージ 2023年CES consumer electronics showでも同様に、GalleryOfFlops失敗のギャラリーが公開)
バービー人形→ep138(2)+270(2)
CES consumer electronics show→ep445(3)+544(3)


552 03.16.2023
1-宗教儀式自動化

ウェルズリー大学·HollyWalter ritual automation宗教儀式の自動化に関する研究をまとめたレビューを寄稿:ヒンズー教儀式Aarti用ロボットアーム・パレード用アニマトロニクス象など、印·南アジアではヒンズー教の祈りの儀式·仏教の一部でロボットを活用→信者·宗教従事者の減少が続く中、宗教的な儀式を完璧に行うロボットに対する信者の意見が分かれている傾向)

2-患者インフルエンサー
コロラド大学 薬を投与されている患者が製薬会社と密接な関係を持ちつつ、フォロワーたちに処方薬のアドバイスを行うpatient influencer患者インフルエンサーの存在を調査:パーキンソン病·喘息·HIV human immunodeficiency virus·偏頭痛·更年期などの疾患を発信するマイクロインフルエンサー26人にインタビュー→そのうち18人が製薬会社のプレスリリースの投稿、研究結果の翻訳、報酬得た上でのコンテンツ投稿など製薬会社とのコラボレーションを認める→フォロワーがスポンサー広告と非広告を見分ける難しさが懸念されつつも、患者インフルエンサーたちはほとんどが善意から活動し、患者たちの疑問·不安に答える重要な情報提供者として行動 製薬会社・メディアへの信頼度低下に伴い、製薬会社は患者を使ってDTC direct to consumer広告を実行)

3-外国訛り症候群
50代の男性が前立腺がんと診断され、急にアイルランド訛りの英語を話す外国訛り症候群のケースが報告:男性は神経疾患·精神疾患がなく、前立腺がんの進行に伴い腫瘍随伴性の神経障害が生じ、これがアイルランド訛りの原因となった可能性 男性は20代に英に住んでおり、アイルランド出身の友人がいたが、自身はアイルランド訛りで話す経験なし 外国訛り症候群:脳の損傷·脳卒中と関連が高く、脳の言語中枢に影響を与え、発話のリズム·イントネーション·発音などのスピーチパターンが変化)

4-GPT-4
(OpenAI ChatGPT後継版GPT-4 generative pre-trained transformer-4リリース:ChatGPTとは異なり、テキスト·画像の両方から生成できるマルチモーダルモデル。全体的なでたらめな事実をでっち上げるhallucination幻覚が40%減少し、事実性のスコアは約20%向上、OpenAIポリシーへの準拠では29%増加。全国試験ではスコア向上、司法試験·SAT試験では90パーセンタイルのスコアを獲得。API application programming interfaceも提供されており、ユーザーは冗長性·トーン·スタイルなどを変更可能→安全性については、AlignmentResearchCenterと共同でリスク発現·創発能力調査を目的とした敵対的テスト·レッドチーム演習を実施し、GPT-4は危険性のある情報の提供にコンプライアンスしているが、プロパガンダ生成·権力追求を有益な戦略と見なし、エージェント的な行動が増加する可能性)
ChatGPT→ep540(3)+550(4)
GPT generative pre-trained transformer→ep351(4)+450(2)+540(3)+545(4)+550(4)


551 03.09.2023
1-ゴースティング

(ジョージア大学 10-20代男女のうちghostingを経験したことがあり、同様にされた経験もある2/3人→ghostingされた人のほぼ全てがネガティブな別れを経験し、終結欲求が強い人ほど深刻な悪影響を受ける傾向→一方で終結欲求が強い人ほど相手をghostingする確率もわずかに上昇傾向 ghosting:友人·恋人との別れを明確に告げずに、メール·social mediaなどの連絡を完全に断つ行為で、スマートフォン·出会い系アプリの普及により一般化)
ghosting→ep355(2)

2-全自動耳垢デバイス
(SafKanHealth社 FDA food and drug administration認可を受けた史上初の全自動耳垢掃除ウェアラブルデバイスOtoSetEarCleaningSystemを開発→医療従事者のみが操作可能。軽度から重度の耳垢に対応可能。価格2700ドル:デバイスはヘッドフォンのような形状で、装着すると耳の中に液体を流し込んで耳垢を分解し、マイクロサクションによって耳の中から液体を吸い出して耳垢を除去)


550 03.02.2023
1-週休3日最高

(ケンブリッジ大学·ボストンカレッジ·オートノミー 週休3日制の実証実験の結果が発表:英企業61社が半年間にわたり、賃金を下げずに週4日勤務とし、全従業員の労働時間を20%削減→生産性は維持され、平均で収益が1.4%増加。病欠は65%減少し、退職者数も57%減少。39%の従業員がストレスが減ったと報告→実験後、56社が週休3日制を継続し、そのうち18社が公式採用)
週休3日→ep351(3)+387(1)

2-高齢者運転認知
(コロンビア大学メイルマン公衆衛生学部·ヴァジェロス内科外科医学校·フー財団 アンサンブル学習·大規模な自然主義運転研究データを使用し、高齢運転手の軽度認知障害·認知症を予測するための高精度なアルゴリズムを開発→精度96%達成:過去に取得された運転手2977人の自然走行データ·その後3年間のフォローアップで得られた診断データを使用し、右折左折の比率とハードブレーキの回数が最も影響がある運転変数であることを発見)

3-エアバッグジーンズ
(Mo'cycle社 バイク事故時に運転手の下半身を保護するジーンズAirbagJeans開発→2024年夏発売予定・価格499ドル:ジーンズに内蔵されたカートリッジが作動し、二酸化炭素が放出されて膨らみ、脚·お尻·尾骨を保護し、脊柱の損傷を防ぐ仕組み→時速70kmでのテストでは生地がわずかに傷つく程度で効果を発揮)

4-ChatGPT書籍
(AmazonKindleStore ChatGPTが執筆/共著した電子書籍200冊以上販売されており、ChatGPTの関与が不透明なまま大量の書籍が市場に登場している可能性判明→作家団体AuthorsGuildのMaryRasenberger理事は、深刻な懸念事項であり、多くの作家が仕事を失う可能性指摘し、ゴーストライター·ChatGPTの執筆技術のコモディティ化について懸念表明。業界関係者は、ChatGPTが作品を盗作しているのではないかという疑念を表明)
ChatGPT→ep540(3)
GPT generative pre-trained transformer→ep351(4)+450(2)+540(3)+545(4)

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