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verdeとタカーシーの身のない交換日記

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verdeとタカーシーの交換日記。肩の力を抜いて方向性も自由で徒然なる日々の言葉を思うがまま連ねる交換日記。この交換日記がいつまで続くのか、どこに向かうのかは、2人にも分からない…
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2023年2月の記事一覧

2月がゆるりと終わる

2月がゆるりと終わる

春がきますね。梅も咲くころかな。
そんなことを一日中考えていたら、ふと気がつくと2月の最終日ではありませんか。

春は苦手な季節です。花粉症があるわけではないのですが、あのみんながワクワクとした雰囲気が、自分にとっては焦燥感に感じられ苦手なのです。桜も咲いて綺麗な季節なのに、その終わりを予期してしまいなにか物寂しい気持ちになるのです。

とはいえ、来るものは仕方がないということで予定を入れました。

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人生は思うがまま

人生は思うがまま

今日はお休みで家でのんびりしていました。
遅い朝ごはんを食べながらTwitterを見ていると、note仲間のダンテルさんがメッセージをくださいました。

以前から二人でスペースをやろうと言いながら、なかなか都合が合わずにいたので今日こそはと挑みました。
最初、なぜか私の声が輪唱するようにこだまして、とっても喋りにくくて再度立ち上げ直したりしてもたつきましたが、どうにかこうにか軌道修正することができ

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僕たちの前を何度「真実の愛」は通り過ぎるのか

僕たちの前を何度「真実の愛」は通り過ぎるのか

少々長めですが、重要だと思ったので日記から引用させていただきました。「普通の家族の形」ってなんだ?という話ですね。とても重要な指摘だと思います。「普通の家族の形」って、実は国家レベルで浸透している規範であり、私は「強制的異性愛家族」と呼んでいます。チョコレートドーナッツで描かれるような家族がどうして報われないのか?そこには「こうあるべき」という無意識レベルで刷り込まれた規範が存在し、そこから逸脱す

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真実の愛と親密圏

真実の愛と親密圏

以前からお聞きしたかったんです。
タカーシーさんの専門とされているジェンダー哲学について。
でも昨日の日記の中で「ジェンダーともちょっと違う」と書いておられましたね。「親密圏」を研究することによってそれが紐解かれるというのも非常に興味が湧きます。

最近映画が公開されましたが、ゲイの方が自伝的に書かれた「エゴイスト」という本を読んだばかりなので、余計にジェンダーについてはこのところ考えることが多い

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わたしは何者?

わたしは何者?

ライフワークですかぁ。隠し球はありません(笑)言及されてる通り、確かに哲学と占いは人生の中で大切にしている要素であることはたしかですね。ただ、もうちょっと幅を広げて「知識をインプットして、考えること」というのがライフワークかもしれませんね。だから、趣味といえば読書とかに変換されるのかも。

「考えること」というのは、verdeさんの哲学にも通づるところがありますね!また共通点が見つかりましたね。た

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ライフワークが楽しくて

ライフワークが楽しくて

このフランス語講座の一節、とても気に入りました。
何がって?
私の名前、つまりはイニシャルが “SS“ なんですよ!
何ごとにも影響されることなく、濁らないなんて素敵‼️
まるで私の人生のようだわ💓

ま、こじつけと言ってしまえばそれまでなんですがww

今日は私はオフでした。
でも午前中から忙しくしていました。
私のライフワークの『Salon de Verde』にオファーをいただきましてね、午

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気が重い宿題だなぁ

verdeさん、なんてことを言いだすんですか?フランス語で詩を書き、朗読してみて?日本語の詩ですら、あやしい私にとってとてもハードルが高い宿題です。でも、頑張ってやってみましょうか。妄想列車から飛び出てくるものは、ものすごい重量のあるものだった。

詩というと思い浮かべる詩人がいます。作家としても有名なホルヘ・ルイス・ボルヘスです。彼が大学で詩について講演したものがあります。

その中でこんなこと

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書くときのスタイル

ないんです。私。なんもない。

書くときのスタイルねぇ。何を書くかにもよるんですけれど、小説なのかエッセイなのか、はたまたこの交換日記なのか。
例えば小説の場合、音楽を聴いているときにやってくることが多いので、来たらただそれに乗っかるだけなんですよ。
へ?何が来るのって?
それはね、妄想列車です。

突然やってくるんですよ。目の前に。なんでか知らんのですけれど、気分良く音楽を聴いていると、気がつい

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書くときの悪い癖

書くときの悪い癖

verdeさんの恋や愛についての考え方、非常に興味深く、味わい深いものがありました。年齢、経験、物事への解像度の高さなどが詰まっている文章で、読む人がイメージしやすい文章を書けるの羨ましいと思いました。それがverdeさんの書かれる小説にも表れていて、読後感の良さに通じているのだなぁと思いました。

そう言えば、書くときの「癖」というか「習慣」というか「ルーティン」みたいなものってverdeさんに

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恋とは、愛とは

恋とは、愛とは

早稲田出身の哲学者タカーシーさんの分岐点に、漫画と恋の力があったとは‼️
人生とはいとおかし。

ところで「恋してますか?」というタイトルに一瞬ドキッとしました。
・・・このところしてないなぁ、そういえば。

恋っていいですよね。その響きがいい。なんだかロマンティックで独りよがりで、自分大好きワールドにハマっていた幼き頃を懐かしく思い出します。

よくよく考えてみると、恋していたときの脳内って、ち

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恋してますか?

恋してますか?

verdeさんのMichael Jacksonへの情熱がとても伝わってきた昨日の日記でした。歌一つで人生の転機というか方向性が変わるって、音楽のパワーって凄いものがありますよね。私もEric ClaptonやVan Halenに出会わなかったらギターを弾こうなんて思わなかったし、ギターミュージックにハマることもなかったですね。

ところで、私の転機ですか?私の転機は、高校生の時にあるマンガを読んだ

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Michaelは最強の教科書

Michaelは最強の教科書

タカーシーさんのアメリカ留学のお話、とても面白かったです!
テキサス州エルパソ。
メキシコとの国境近くにあるちょっとアブナイ街。いえ、人間味あふれる魅力的な街。
他にもきっとたくさんのエピソードがあったのでしょうね。
想像するだけでもワクワクします。

暮らしの中で「生きた英語」を身につけることは留学の醍醐味なのでしょうね。
とても素敵です。
私も高校生の頃、英語に興味を持ち、友人が通っていた英会

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国境沿いの街

国境沿いの街

乾いた風。
照りつける太陽。
街中に溢れるメキシコ人。
そんな街、テキサス州エルパソ。
私が留学していた街。

なんか事件が起こりそうな文章ですが、安心してください。たまにコカインが100kg単位で密輸され、事件になるぐらいが関の山です。キル・ビル2の冒頭の教会シーンもエルパソで撮影されていましたっけね。

学校の先生から「なんでエルパソに来たんだ?」と聞かれ、「英語の勉強だよ」と答えたら、鼻で笑

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共存の醍醐味

共存の醍醐味

本当に。
私もこんなに次から次へと書きたいことが溢れ出てくるなど思ってもいませんでした。
とても嬉しいお褒めのお言葉ですが、これは私の話題の引き出し云々ではなく、この交換日記がとても対話的だからだと思います。

日常の中に埋もれてしまっている、ちょっとした哲学の種がお互いの文章を読むことによって水と栄養を与えられ、ポン!ポン!と芽が出るように顔を出す。または地下のカーヴに眠っていたヴィンテージワイ

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