Takayuki "Tee" Kino / 木野貴之

1972年、熊本県のとっても田舎育ち。現在はアメリカ西海岸はオレゴン州ポートランド在住…

Takayuki "Tee" Kino / 木野貴之

1972年、熊本県のとっても田舎育ち。現在はアメリカ西海岸はオレゴン州ポートランド在住でいいおっさんなのに大学で政治学部に在籍。英語で配信されているニュース、ドキュメンタリーの要約とか、政治、社会ネタを中心にフェイクニュースや誤情報に対する指摘も行っていきます。

記事一覧

眞子さまへ、しがないおっさんから贈る言葉

まあ、絶対に眞子さまがここを見るとは思えないけれど、眞子さまのニュースを目にするたびかわいそうで仕方がないので、しがないおっさんから眞子さまへのメッセージをここ…

禁じられた象牙取引は、マンモスの牙の非合法取引へと

地球温暖化の影響によりシベリアの永久凍土が溶解、マンモスの骨や牙を発見しやすくなった。象牙の売買が世界的に禁じられた後、中国の象牙需要はそのシベリアのマンモスの…

アメリカの核開発の歴史 ~ デュポン社は本当に「死の商人」なのか?

PBSが放送する歴史番組「タイムライン」の、アメリカの核開発の歴史を追ったドキュメンタリー。 軍需産業は人間を殺傷する物資を売りさばくことによって富を得る構造ゆえ…

マンハッタンにミツバチがいるのは不思議でもなんでもない。

ニューヨーク市はマンハッタンのど真ん中にミツバチの大群が現れた、というニュース。私は養蜂業を営む家庭に育ち、ニューヨークにも1年間住んでいたのでこれを詳しく解説…

「自由」とは、その権利を主張するものではなく、義務と責任という、ある一定の規律の上に成立しているものである

「ワクチン接種とマスク着用を拒否する自由」を主張し続ける米保守系の人々に向け、俳優で元カリフォルニア州知事でもあるアーノルド・シュワルツェネガーは「自由とは、そ…

コロナ対策を軽視してきたテキサス州で病床不足が深刻化

共和党地盤であるテキサス州は、トランプ前政権とも緊密な関係にあり、バイデンが政権を引き継いだ後も民主党の方針に背を向け、十分なコロナ対策を行わずに来ていた。しか…

アフリカの野生動物密輸マーケットの内幕

アフリカと東南アジアに生息するセンザンコウは、乱獲でその生息数が激減。ワシントン条約で絶滅危惧種に指定され世界的に取引が禁止されてきたが、「そのウロコが持つと信…

「1000年に1度の災害」と判別できる根拠とは?日本人だけが知っていたアメリカを襲った津波の証拠。

近年、世界各地で異常気象による大規模な災害発生のニュースが毎日のように報道され、その原因として、人間生活に伴って大気中に排出される二酸化炭素などの増加による地球…

ハッセルブラッドはなぜ高価なのか?

ハッセルブラッドはなぜ高価なのか?という疑問を解き明かすビジネス・インサイダーによるリポート。「デジタルカメラ全盛の時代に、もはや中版フォーマットはいらない」と…

開かれた国境線に暮らすということ。

欧米諸国はかつて、植民地としてアフリカ大陸に勝手に国境線を引いた。そして今、彼らは野生動物保護のNGO団体を通してアフリカの自然を守ろうとする。観光産業に携わる者…

書きたいことが多すぎる。

写真は2019年3月14日、アメリカがUFOとエイリアンを秘密裏に匿っていることで有名なネバダ州のエリア51の近くにあるお土産物屋さん「エリア51エイリアンセンター」。この旅…

自己紹介

1972年、熊本県のものすごく田舎で細々と農業を営む家庭生まれ。2015年1月、42歳で経営をしていた事業をたたみ、アメリカに留学中のおっさんです。アメリカに来てからは、…

眞子さまへ、しがないおっさんから贈る言葉

まあ、絶対に眞子さまがここを見るとは思えないけれど、眞子さまのニュースを目にするたびかわいそうで仕方がないので、しがないおっさんから眞子さまへのメッセージをここにしたためます。

眞子さまの結婚発表以来、暇なバカ日本人どもと日本のゴミメディアがやいのやいのと騒いでおりますが、私は個人的に眞子さまのご結婚を100%、応援させて頂きます。ご結婚の前からこんなことを言うのもなんですが、たとえ今後お二人の
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禁じられた象牙取引は、マンモスの牙の非合法取引へと

地球温暖化の影響によりシベリアの永久凍土が溶解、マンモスの骨や牙を発見しやすくなった。象牙の売買が世界的に禁じられた後、中国の象牙需要はそのシベリアのマンモスの牙の非合法採掘市場へとシフト。高値で売れるその牙の非合法かつ危険な採掘に、貧しい者達が手を染める。

アメリカの核開発の歴史 ~ デュポン社は本当に「死の商人」なのか?

PBSが放送する歴史番組「タイムライン」の、アメリカの核開発の歴史を追ったドキュメンタリー。

軍需産業は人間を殺傷する物資を売りさばくことによって富を得る構造ゆえ、往々にして「死の商人」と呼ばれ、以前NHKの「新・映像の世紀」では、第一次世界大戦において火薬を供給した米デュポン社をそのように伝えていた。しかし、「新・映像の世紀」では第一次大戦後のアメリカ国内で、そのデュポン社がその嫌疑によって大
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マンハッタンにミツバチがいるのは不思議でもなんでもない。

ニューヨーク市はマンハッタンのど真ん中にミツバチの大群が現れた、というニュース。私は養蜂業を営む家庭に育ち、ニューヨークにも1年間住んでいたのでこれを詳しく解説してみたい(笑
ニューヨークのビルの屋上やベランダでは、多くの愛好家や業者がミツバチを飼っているので、実はこういう事態が起きるのは不思議でもなんでもない。日本でも東京都内のビルの屋上やベランダでミツバチを飼い、採れた蜂蜜を売っている人達がい
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「自由」とは、その権利を主張するものではなく、義務と責任という、ある一定の規律の上に成立しているものである

「ワクチン接種とマスク着用を拒否する自由」を主張し続ける米保守系の人々に向け、俳優で元カリフォルニア州知事でもあるアーノルド・シュワルツェネガーは「自由とは、その権利を主張するものではなく、義務と責任という、ある一定の規律の上に成立しているものである」というメッセージを送り続けている。

シュワルツェネガーは、いわゆるアメリカの保守派に多い第40代アメリカ合衆国大統領ロナルド・レーガンを信奉する主
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コロナ対策を軽視してきたテキサス州で病床不足が深刻化

共和党地盤であるテキサス州は、トランプ前政権とも緊密な関係にあり、バイデンが政権を引き継いだ後も民主党の方針に背を向け、十分なコロナ対策を行わずに来ていた。しかし、デルタ株感染者がアメリカ国内で急増する中、病床数不足が危機的な状況に陥ると同時に、これまでそのコロナ軽視の政策を強力にリードしてきたグレッグ・アボット州知事への信頼が揺らぎはじめた。

日本ではほとんど報道されていないが、テキサス州は近
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アフリカの野生動物密輸マーケットの内幕

アフリカと東南アジアに生息するセンザンコウは、乱獲でその生息数が激減。ワシントン条約で絶滅危惧種に指定され世界的に取引が禁止されてきたが、「そのウロコが持つと信じられてきた薬効」とナイジェリアの貧困社会は、金に糸目をつけぬ漢方薬市場により、その非合法密輸ネットワークを維持。近年、中国でも古より信じられてきたような薬効成分がないことが判明しており、中国政府も国内での販売禁止に踏み切ったが、今後もその もっとみる

「1000年に1度の災害」と判別できる根拠とは?日本人だけが知っていたアメリカを襲った津波の証拠。

近年、世界各地で異常気象による大規模な災害発生のニュースが毎日のように報道され、その原因として、人間生活に伴って大気中に排出される二酸化炭素などの増加による地球の気候変動・地球温暖化が指摘されています。

さて、あなたはその説に賛成派ですか?否定派ですか?(笑

私個人としては、学者による意見の多数決を信じる人なので、賛成派です。

ここでは賛成派か否定派かの議論は横に置いといて、気候変動の報道な
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ハッセルブラッドはなぜ高価なのか?

ハッセルブラッドはなぜ高価なのか?という疑問を解き明かすビジネス・インサイダーによるリポート。「デジタルカメラ全盛の時代に、もはや中版フォーマットはいらない」と言われて久しいですが、このスウェーデンでの手作業の組み立て工程と性能試験の様子を見れば、そのお値段も少しは納得できるかもね、って感じでしょうか。

開かれた国境線に暮らすということ。

欧米諸国はかつて、植民地としてアフリカ大陸に勝手に国境線を引いた。そして今、彼らは野生動物保護のNGO団体を通してアフリカの自然を守ろうとする。観光産業に携わる者達は「欧米人達のおかげでアフリカの自然が守られる」と感謝の言葉を述べる。しかし、野生動物見たさに欧米からやってくる観光客はアフリカの観光産業だけを潤し、野生動物のために保護されたエリアは、そこで遊牧民として暮らす人々のためのエリアを狭め、 もっとみる

書きたいことが多すぎる。

書きたいことが多すぎる。

写真は2019年3月14日、アメリカがUFOとエイリアンを秘密裏に匿っていることで有名なネバダ州のエリア51の近くにあるお土産物屋さん「エリア51エイリアンセンター」。この旅の冒頭、オレゴンから北カリフォルニアの沿岸部の想定外の寒さで風邪をひいてしまい、実は結構な発熱で朦朧とした状態で無理やりお道化て自撮りしている。ここは私みたいなアメリカの陰謀論マニアにとっては超有名なお店で、この時は2回目の訪

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自己紹介

自己紹介

1972年、熊本県のものすごく田舎で細々と農業を営む家庭生まれ。2015年1月、42歳で経営をしていた事業をたたみ、アメリカに留学中のおっさんです。アメリカに来てからは、自分の名前のイニシャルのTをもじってTeeというニックネームで呼んでもらっているので、noteでもそのままTeeと名乗っていこうと思います。

渡米して最初の1年はニューヨークはマンハッタンの五番街、かのエンパイア・ステート・ビル

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