#日本画
【材料】『延喜式』研究に役立つサイト
平安時代に編纂された法制書『延喜式』は、日本の古代を知る基本史料です。日本絵画の材料の歴史を紐解く上でも重要です。とくに天然染料を扱う染色の方は、巻14「縫殿寮」など参照されるのではないでしょうか。
ざっと色材を検索しただけでも、紫草、紅花、朱沙、金青、緑青、烟子、紫土、青黛...…。改めて古代の色材の多様性に驚かされます。「両」という単位もこの当時から使われていたのですね。
全50巻からな
【文化財】「ヨーロッパ古典絵画の輝き―模写に見る技法と表現」茅ヶ崎市美術館
神奈川県湘南の茅ヶ崎にやって来ました。鎌倉・藤沢・逗子・葉山も近い人気観光地です。
今回のお目当ては、茅ヶ崎市美術館の「ヨーロッパ古典絵画の輝き―模写に見る技法と表現」です。
ヨーロッパ古典絵画の謎を材料・技法の面から解読する展覧会です。原画と同じ材料・技法にこだわって制作された模写作品は、一点一点見応えがあります。解説も豊富な図版と詳しい文章で分かりやすく、驚きの連続です。材料や道具は
【技法・材料】藤岡雅人先生の「日本画の絵具学」講座
絵画の命は、色材といっても過言ではないでしょう。日本画の色材には、飛鳥天平時代、あるいはそれ以前の原始時代から使われた古典的なものもあれば、近代以降あるいは戦後に登場したものもあります。色材の原料も、鉱物や植物、虫、石炭タールなど様々で、それによって当然性質も異なり、表現に大きく影響してきます。
今回は、日本画の色材をより深く理解する上で大変参考になる講座として、藤岡雅人さんの「フジオカ日本
【技法】大竹卓民先生の「墨塾」開講
「墨塾」―日本の墨絵の再建と復興―
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新刊『宗達の謎』
大竹卓民先生の最新刊『宗達の謎 「たらし込み」はどのように生まれたか 描く現場からの報告』も、あわせてご紹介します。
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