高橋和珪

小説や日記など、なんとなく心の浄化をテーマに書いているような気がします。離婚、難病を経…

高橋和珪

小説や日記など、なんとなく心の浄化をテーマに書いているような気がします。離婚、難病を経験。今は心身ともにすこやか。MARK‘S手帳EDiT愛用者。オリジナル小説→エブリスタ https://t.co/9LlEt9BKUr 親友と「和楽風天」という屋号で地元での活動もしています。

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    日々のこと。時々、物思うこと。 過去の悪口は言いたくない。 関わりも持ちたくない。 意味がなかったとも思いたくない。 ちょっとずつでも、心を癒やしていきたい。

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    戻ってきた実家での田舎暮らし。里山の風景。染みるご近所付き合い。親類のありがたみ。母から学ぶ農作業。できなくてもいい。知っておきたい。

  • 牡牛座として生きてゆく

    牡牛座として生きていくと決めた私の、有事の選択や、これからのライフスタイル。五感に長けた牡牛座としての生態や、お気に入りの物をしつこく愛でる習性についてなど。

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    体調不良を自力でなんとかした話や、病気、入院、ワクチン接種録など、体にまつわる話。

  • 一話完結小説/創作日記

    一話完結小説の本棚。創作活動についてや、作品にまつわる話も。

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noteやエブリスタで、小説や日記などを書いています。なんとなく心の浄化をテーマに書いているような気がします。 離婚、難病、転職の経験者。 基本的には無料です。 時々…

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長年、難病による激痛に悩まされ。 2020年に結婚生活を終わらせて。 2021年には父が逝ってしまって。 この頃は緊張や悔しさ悲しさなど、精神的ストレスがとても大きかった…

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2月25日(日) 昨日は食道痛が治まった状態で一日を過ごす。だから今夜は、晩酌解禁。別に飲まなきゃ飲まないでも平気なのだが、日曜日は大河があるので「日曜日のお楽し…

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体調日記 2/15〜2/23 お疲れサイン

2月15日(木) 朝、舌先に突然の口内炎。午前のうちにどんどん大きくなり、お昼ごはんの咀嚼に難儀する。仕事がずっと忙しかったから、いよいよお疲れ症状が体に現れたか…

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数年前、地元のイベントで売り子をしていたときのこと。品のある女性客に声を掛けられた。なんと、私が以前勤めていた図書館の上司だった。

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母とトランプ

物忘れが目立つようになったと、近頃の母は、自分の「老い」を激しく嘆き、嫌がるようになった。 「おばあちゃんが『お母さんもオレの年になればわがる』って言ってたの今…

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【創作日記】久々の小説執筆で思い出す

先日、エブリスタで久々に小説を投稿した。 『川村景子のおつとめ転々日記』という一話完結の短い話。 大昔に書いた『短編集サクラサク』の中に「Eの改造」という話があ…

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いつもステキな画像をありがとう

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「私」という存在は非常に曖昧である――とは、仏教や量子の話。 (たまにこういう話したくなる) 例えば肉体は、分解すると筋肉・臓器・骨などに大別され、もっと細かく…

高橋和珪
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ご案内2024

ご案内2024

noteやエブリスタで、小説や日記などを書いています。なんとなく心の浄化をテーマに書いているような気がします。
離婚、難病、転職の経験者。

基本的には無料です。
時々有料のものも書いてます。

とても個人的なこと。デリケートなこと。家族の大切な出来事。さらしっぱなしだと私の心が消耗しそうなもの。
そういった内容のものが有料になりがちです。

小説については、本編は無料。
番外編や裏話などは有料に

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カルパッチョ日記1 〜スペインバルに憧れて〜

カルパッチョ日記1 〜スペインバルに憧れて〜

数年前、ちょっとしたきっかけで、スペインバルに興味を持った。

「bar」――日本では「バー」と呼び、お酒がメインの夜営業。でもスペインの「バル」は、日本のそれとはちょっと違う。地域の人たちが朝昼晩と気軽に立ち寄って、コーヒー、料理、お酒などを楽しむ。地域のコミュニティーでもあり、店内はとても賑やか。

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楽園追放

楽園追放

長年、難病による激痛に悩まされ。
2020年に結婚生活を終わらせて。
2021年には父が逝ってしまって。
この頃は緊張や悔しさ悲しさなど、精神的ストレスがとても大きかった。

だけど戻ってきた実家での暮らしは、とても健やかで、落ち着いていた。

私は楽園を手に入れた。
いや、楽園に戻ってきたのだと実感していた。

父が亡くなった2021年と翌2022年は、母のそばにいること、実家の草刈りをすること

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「泣きの日」という1人イベント

「泣きの日」という1人イベント

20代の頃、年に何回か「泣きの日」という1人イベントを開催していた。

もうこれ以上は無理、と限界を感じたとき。
今夜は「泣きの日」にしよう――
いつからか、そんなことを思いつくようになっていた。

そうと決まると、今にも目から涙があふれそうなのに、気持ちは妙にルンルンとしてくる。

残業しつつも早めに切り上げ、帰路へ着く。
運転しながらドリカムの『すき』を口ずさむ。

甘い愛の歌ばかりが
FMか

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其の以す所を視、其の由る所を観、其の安んずる所を察すれば、人焉んぞ廋さんや、人焉んぞ廋さんや。

其の以す所を視、其の由る所を観、其の安んずる所を察すれば、人焉んぞ廋さんや、人焉んぞ廋さんや。

いつのことだったか。
牡牛座さんは好きか嫌いかで判断する――という話を何かで見たとき、それまで私が書いてきた小説について、ちょっと考えてしまったことがある。

ド牡牛座の私が書いているせいか、なんかこう、登場人物がみんな、牡牛座っぽく見えてしまったのだ。

この登場人物はどうしてこういう言動をするのか。動機はなんだ。そう考えたときいつも「だって好きだから」となる。

牡牛座宇宙の中にいて、牡牛座フ

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「#東北でよかった」を覚えていますか

「#東北でよかった」を覚えていますか

私のパソコンに入っている、小説のネタメモや草稿を整理していたら、なつかしい文章が出てきた。どこに発信するでもなく、荒々しく、ただただ私の言葉を書き綴っただけのもの。

タイトルは「#東北でよかった」――あのときの私が、書かずにはいられなかった思いである。

世の中の皆さんは、「#東北でよかった」をまだ覚えているのだろうか。
元々は時の復興大臣が、震災の被害が「東北でよかった」と失言したことから始ま

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3月11日

3月11日

2022年に書いたものですが。

「2011年」とか「3月11日」という日付を見ると、必ずあの日を思い出す。

「今日は黙祷の日ですね」
朝、職場で日付印の数字を合わせながら言う。
「ああ、そうだねぇ」

私は何度も転職しているから、そのたびにあの日あの時、みなさんがどうしていたかを知る機会に触れられた。

今朝もみんなで、あの日あの時、何をしていたかを語り合った。

愚か者の体調日記 2/25~3/3

愚か者の体調日記 2/25~3/3

2月25日(日)
昨日は食道痛が治まった状態で一日を過ごす。だから今夜は、晩酌解禁。別に飲まなきゃ飲まないでも平気なのだが、日曜日は大河があるので「日曜日のお楽しみ」と称して満喫することにしている。こういうちょっとした「お楽しみ」を設定しておくと、世間でサザエさん症候群がささやかれる日曜夜であっても、私の気分はウッキウキなのだ。自分をちゃんとコントロールできてる感じも気分がいい。今夜のお酒は、グラ

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体調日記 2/24

体調日記 2/24

2月24日(土)
昨夜の胸痛(食道痛?)、今朝、痛みが消えていた。念のため朝ごはんはお粥にしたが、お粥も味噌汁も漬物もお茶も、飲み込んだあと、痛くない。時々はかすかな存在を感じるものの、まず治ったと言っていいだろう。

あー良かった。
ホッとした。

体調日記 2/15〜2/23 お疲れサイン

体調日記 2/15〜2/23 お疲れサイン

2月15日(木)
朝、舌先に突然の口内炎。午前のうちにどんどん大きくなり、お昼ごはんの咀嚼に難儀する。仕事がずっと忙しかったから、いよいよお疲れ症状が体に現れたか。午後にはピークを越えた感があったが、念のため仕事帰りに薬局でチョコラBBを買う。

2月16日(金)
口内炎治った。
チョコラBBのおかげか。
オシッコ真っ黄色でビックリした。
チョコラBBのせいか。

2月17日(土)
ご近所さんから

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イベントで自分の本を元上司に買われた話

数年前、地元のイベントで売り子をしていたときのこと。品のある女性客に声を掛けられた。なんと、私が以前勤めていた図書館の上司だった。

宇宙系note投稿後の話

宇宙系note投稿後の話

1月に書いたこの話。これは姉に大変不評で。
「宇宙って言葉を見た時点でスピリチュアル臭がしてなんかイヤ」
ということらしく。
まあ人それぞれアレルギーはあるよね。

(スピリチュアルってよくわからんのだが。私がよく語る素粒子とか相似の話もスピリチュアルになるのだろうか? なんか違うような。わかんないけど)

なので先日書いたこの話(↓)も好きではなかろうと思い、アップしたことを姉には知らせずにいた

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母とトランプ

母とトランプ

物忘れが目立つようになったと、近頃の母は、自分の「老い」を激しく嘆き、嫌がるようになった。

「おばあちゃんが『お母さんもオレの年になればわがる』って言ってたの今ならわがる! そのとおりだぁー!」
というセリフもそのたびに叫び、仏壇の祖母に向かってよく謝っていた。

その頃、それとは別の話で、我が家の夕食時にたびたび浮上するようになったのが「テレビつまんない問題」である。

「最近のテレビはつまん

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【創作日記】久々の小説執筆で思い出す

【創作日記】久々の小説執筆で思い出す

先日、エブリスタで久々に小説を投稿した。
『川村景子のおつとめ転々日記』という一話完結の短い話。

大昔に書いた『短編集サクラサク』の中に「Eの改造」という話があるのだが、その主人公の名前が川村景子である。

以前からこの川村景子の物語をあらためて書こうと思っていた。

――が、しかし。
名前になんのひねりもなかったので、名前を変えて別人の物語にしようかとも考えていた。

ちなみに「川村景子」とい

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いつもステキな画像をありがとう

いつもステキな画像をありがとう

これまでnoteに公開してきたものを、たまにパトロールしている。

私はいつも記事の見出し画像に「みんなのフォトギャラリー」をありがたく使わせていただいているのだが、これがたまに、知らないうちに消えているからだ。

理由はなんだろうと考える。

よくわかんないけど、システム上の何かがアレして、たまたま設定が外れたのかな。
フォト主さんがnoteを退会したのかな。
フォト主さんがその画像を消したのか

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手袋が「私」じゃなくなった瞬間

手袋が「私」じゃなくなった瞬間

「私」という存在は非常に曖昧である――とは、仏教や量子の話。
(たまにこういう話したくなる)

例えば肉体は、分解すると筋肉・臓器・骨などに大別され、もっと細かく見ると細胞や素粒子といったものになる。

ピラミッドは石の集まりであって、私たちがその石の集まりを「ミラミッドと呼んでいるだけ。「ピラミッド」という物質的なものは存在せず、ただ概念としてのピラミッドがあるだけ。

馬車もそう。馬や部品を外

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