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地域デザインの7つの要点

地域デザインの7つの要点

1.地方同士がつながる
2.オープンな場をつくる
3.何でもやる
4.思いついたらやってみる
5.編集する
6.リフレーミングする
7.風景の価値を見出す

1.地方同士がつながる
インターネットと高速交通網によって、都会と地方の物流格差・情報格差は格段に縮まった。時代の先を行く東京のデザイナーが地方の地場産業を指導するといった図式が弱まり、自分の住む地域で成功したデザイナーが、その成功例を聞きつ

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日本 次の時代へ。自由を哲学して、日本のまちは新しく生まれ変わります。NEXT FREE JAPAN

日本 次の時代へ。自由を哲学して、日本のまちは新しく生まれ変わります。NEXT FREE JAPAN

日本は豊かな国です。

自然が豊かです。
そして何よりも人が豊かです。

日本人はシャイでしょうか。
そんなまやかしは一度忘れましょう。

私たちは一人の人間です。
一人ひとりが独自の感性を持っています。

それを際立たせることで
人と人とが出会い育まれてきました。

個々の人生に潤いをもたらし続けてきました。

無数のカルチャーを生み出してきました。

互いが持っているものを讃え合うこと。

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『東京防災』デザイナーが語る。老若男女に届くニュートラルなフォントと、グラフィックデザインの未来

『東京防災』デザイナーが語る。老若男女に届くニュートラルなフォントと、グラフィックデザインの未来

モリサワでは、MORISAWA PASSPORTユーザ様限定公開の講座「FONT COLLEGE」を不定期開催しています。

4月22日(木)、note株式会社が運営するイベントスペース「note place」(渋谷区神宮前)にてオンラインでの開催となったvol.7。「デザインにおける新様式 ─誰にでも伝わるデザインとは─」と銘打った今回のイベントは、モデレーターにフリーランスの編集者・武田俊さん

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展示会業界における「空間デザイン」考

展示会業界における「空間デザイン」考

展示会の世界に入ってブースデザインを行うようになってから、ずっと気になっていたことがあります。

それは、展示会業界では「空間デザイン」という言葉の意味、というか、使われ方が建築・インテリア業界のものとは違う、ということ。
展示会業界に入ってみると、この業界では建築・インテリア出身の人が空間デザインを行っているわけでは必ずしもなくて、2次元のデザインをしている人が3次元に手を伸ばしてデザインを行っ

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テントのテンポで

テントのテンポで

下北沢ボーナストラックにオープン予定のTENTのお店。

名前が決まったので、発表させてください。

自分たちの「テンポ」で運営する

テントの「店舗」6月上旬にオープン予定です。

クリエイティブユニット『テント』がデザインしたミニマルで便利な道具に、直接「見って、触って、使って、話せる」お店になります。

現在、内装工事進行中です。

そしてここで、みなさんにお願いがあります!

オープン祝い

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「空間デザイン」思考と「オブジェ」思考|展示会業界の思考とは?

「空間デザイン」思考と「オブジェ」思考|展示会業界の思考とは?

「空間デザイン思考」と「オブジェ思考」

展示会ブースデザインの仕事に携わっていると、時々この2つの言葉を考えることがあります。
元々大学で建築を、そして空間デザインを学び、研究してきた自分にとって、空間デザインとは、その場の空気を作ることであり、その場にいる人の心理を作ること、と捉えてデザインを行ってきました。

2010年から展示会ブースに業務を特化するようになって、展示会の世界で活動するにつ

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企画を通す時に必ず確認したい、4つのチェック項目

企画を通す時に必ず確認したい、4つのチェック項目

所属する日本広告学会で、昨年、学生向けのアイデアコンテスト「学生広告クリエーティブ賞」の設立に携わりました。

オンライン完結型のコンテストとして、コロナ禍でいつものように活動できないゼミの皆様に参加頂き、なんと、予想を上回る82組・約250名に応募していただきました。嬉しい。

金賞は青山学院大学のチームでした。大学のWEBサイトでも取材されており、賞への挑戦が学生にとって良い経験になっていると

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デザイン界隈?に対する違和感——デザインを学び始めた弁護士がデザインの世界と関わるようになってから感じたこと

デザイン界隈?に対する違和感——デザインを学び始めた弁護士がデザインの世界と関わるようになってから感じたこと

はじめに言っておきたいが、弁護士である私がデザイン界隈と関わるようになってからそこまで月日が経っていない。2年ほど前にスタートアップ企業で偶然にデザインと出逢い、その縁もあって、武蔵野美術大学大学院造形構想研究科修士課程に在籍することとなり、入学から2か月弱が過ぎた。デザインに対しては多くの肯定的意見を持っている。それこそ、司法や行政の世界をデザインの力で刷新したいくらいだ。

一方で、「まだ」外

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コロナ禍をチャンスに変える思考

コロナ禍をチャンスに変える思考

新型コロナウイルスの感染拡大も1年以上続き、多くの企業がこの環境の急激な変化にどう対応すべきか悩み、苦しみ、試行錯誤を続けている。

国に色々と助けてほしいところだが、それは一企業の思う通りに行くはずもなく、私達ができることは自分達でコントロール可能な部分に経営資源を集中し、この環境に適応すべく私達自身が「変化」していくことだ。変化し、糸口を見つけ、チャンスに変換していきたい。後から振り返った時に

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