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学校に行かないという選択。

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2023年現在、中学校2年・小学校4年の学校に行かないという選択をした子どもたちとの日々の暮らし。学校や学びにまつわること。学びとはなんだろうということを日々感じ考える記録。
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2023年2月の記事一覧

漫画みたいな毎日。「長男、昆虫食を語る。」

漫画みたいな毎日。「長男、昆虫食を語る。」

「時空を越えたやなぎだ家の子ども」だといってくださっている、おぬきのりこさんの昆虫食の話題。

私のnoteを読んでくださっている方はご存知かもしれないが、長男は昆虫が好きである。将来は、昆虫のこと、もしくは、生き物や生態系の研究をしたいのだそうだ。私の育児書は、養老孟司さんの「虫捕る子だけが生き残る」である。

長男に、タガメはどう?と話題をふったところ、

「あぁ、タガメ?香辛料として人気があ

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学校に行かないという選択。「長男人生初テストを受けたその後。」

学校に行かないという選択。「長男人生初テストを受けたその後。」

先日、長男が人生初のテストを受けた。

その後、どうしたかしら?と気にかけてくださっている方もいらっしゃるかと思うので(いや、いないかもしれないが。)その後のことを記しておきたい。

定期テストを無事に受け終え、「学校の椅子が固い。あんな椅子で一日中勉強するの無理。」と感想を漏らしていた長男。アウェイ感満載であっただろうに、然程、疲れた様子も見せず、心臓に剛毛が生えていることに感心した親馬鹿な私と

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本日、アートスタジオにて子ども向けシルクスクリーンワークショップに長男が参加。単身で参加の為、詳細は不明。長袖Tの裾にダンゴムシが♪友達の誕生日にと蝶と水仙をプリントしたTシャツも作成。版をいただいたので、インクを買えばプリントし放題!ダンゴムシが連続で転がる風Tシャツ希望。

漫画みたいな毎日。「小さな八十日間世界一周の旅。」

漫画みたいな毎日。「小さな八十日間世界一周の旅。」

曇空の日曜日。
男子3人は、午後から護身術の見学に出掛けた。長男が、海外に行くのに、格闘技なり武術なり、身を守る術を身に付けたい、と言い出したからだ。

先日も、テレビで護身術やブラジリアン柔術についての番組を夫が録画しておいてくれたので、皆で観た。格闘技好きの私はついつい真剣に画面に食い付く。

本来なら、護身術の教室へも張り切って見学に行く所だが、どうにも今日は気持ちも身体も向かない。

春が

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学校に行かないという選択。「長男、人生初・試験を受ける。」

学校に行かないという選択。「長男、人生初・試験を受ける。」

時は、バレンタインデー。

「バレンタインデーだっていうのに、定期テストか。」とつぶやく長男だったが、彼はチョコレートが欲しいと言っているわけではない。

そもそも、我が家において、バレンタインデーとは、製菓業界の陰謀説が強く、100%日本人であるイタリア人気質の夫が言うには、「本来のバレンタインデーは、女性から男性へとは限らず、〈自分の好きな人に贈り物をする日〉なんだよ。」である。

昨年のバレ

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漫画みたいな毎日。「社会に適応するとは何か?」

漫画みたいな毎日。「社会に適応するとは何か?」

時々、お知らせがくる超精密性格診断テストmgram。
昨日、寝る前に「社会不適合者診断テスト」をやってみたところ・・・

そのまんま過ぎて笑ってしまった。

夫が、「うん、だから、今、ここにいるわけだよね。」と、ものすごく冷静に言うではないか。

うん、まぁ、そうなんですけどね。

社会に適応するとは、どういうことか。
社会不適応とは、どういうことか。

時々、そういうことを考えると、わからなくな

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学校に行かないという選択。「ガトーショコラと経験泥棒。」

学校に行かないという選択。「ガトーショコラと経験泥棒。」

眠りに就く前に、長男が言う。

「明日、ケーキ焼くの忘れずに言って。」
「冷蔵庫のホワイトボードに書いておいたら?」
「あぁ、そうだね。そしたらお母さんが忘れないもんね。」

忘れないようにするのは、あくまで私なのか?と笑ってしまった。

長男が、ケーキを焼く。
彼が初めてひとりでケーキを焼いたのは、いつだっただろうか。

我が家では、自分の誕生日には、自分でスポンジにデコレーションをする。
長男

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長男の心臓に剛毛シリーズ。担任の先生が「教室でテストを受ける為に、少し厳しく接します。」と、やや厳しめの表情で敬語を使う様に話してくださった。面談後、「別に厳しいとか全然思わなかった。厳しいっていうか、敬語敬語って、しつこめ?」・・・先生、ありがとうございます。画像は癒し系二男。

長男が来週、定期テストを受けたいと言うので担任の先生と事前の面談。一日教室で試験を受け、弁当も教室で食べる事に。「なんだか、僕の方が緊張しちゃいます。」と先生。本人は、知らない人の中に入ることも全く気にしていない。心臓に剛毛。画像は、ワークショップで作った石膏レプリカの自分の指。

学校に行かないという選択。「一念は、岩をも通し、味方をつくる。」

学校に行かないという選択。「一念は、岩をも通し、味方をつくる。」

2月最初の水曜日、長男が中学校に入学してから初めての学校長との面談が行われた。

長男は現在、いわゆる「不登校」と言われる状況で、中学校には月に一度ほど出向き、担任の先生と面談し、日頃の生活などの報告をしたり、学校で配布されるプリントをいただいたり、ということをしている。

順当に行けば、4月からは、中学2年生に進級する、ということになる。

1月の下旬、担任の先生から電話がかかってきた。「通常で

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二男語録。夫との会話の中で聞こえてきた一言。

「心配されると、心配になるから、心配しないで欲しい。」

本当にそうだね。
心配されると、自分は心配されるべき存在だと感じ、そう思ってしまう。
母は、あなた達の事を、ひとつも心配していません。
自分の心配しなくちゃと思ってます。笑 

学校に行かないという選択。「保健センターに虐待を疑われるの巻。」

学校に行かないという選択。「保健センターに虐待を疑われるの巻。」

note街の小さな商店街・虹色通りへようこそ。

現在の虹色通りのメンバーは、
リコ、なちこ・ゆず・ららみぃたん・はられ・やなぎだけいこの6名です。

ここは、メンバーが今までそっと胸にしまってきた、ちょっと言いにくいこと、書くことに踏み切れなかったこと、大切な経験や思い出などを、少しづつ並べていくお店です。

そっと手にとっていただけたら嬉しいです。
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中学校長との初面談。校長先生「今日は、Kさんに2つ聞きたいことがあります!」長男「え?2つだけ?」のやりとりに始まり、最後には「学校を最大限利用して、あなたの夢を叶えてください。応援しています!」と言っていただいた。〈学びとは、自発的なものである〉を体現している長男を尊敬する。