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逆説の占星術史 天の秩序にあらがう人々
西洋占星術は長らく「人間の運命は最初から最後まで完璧に計画されている」「人間の意思で気軽に変更はできない」と考える宿命論的な学問でした。
もし誕生後に計画の変更が可能だとするならば、それは「全知全能なる神」の意志においてのみですが、その神は「未来を完璧に予測した上で綿密に計画を立てている」はずですから、そもそも変更する理由がありません。
運命の変更を必要とするのは「不測の事態が発生して、当初の計
私は誰だったのか? 遥かなる過去への旅
何のために生まれて 何をして生きるのか? 答えられないなんて そんなのは嫌だ
これは「アンパンマンのマーチ」の一節です。東日本大震災発生直後、FMラジオに最も多くリクエストが寄せられた曲としても知られていますよね?
「人は何のためにこの世に生まれるのか?」 これはアンパンマンの原作者の「やなせたかし」さんが、学徒出陣で戦地に送られていた弟が「戦死したぞ」と親戚から告げられた時に思わずその場でつ
なりゆき任せの人生航路 無計画主義のススメ
私の本業は「農場経営者」ですが、あまり頭を使わない単純作業労働の時はスマホでポットキャスト(インターネット上の音声コンテンツ)を聴きながら仕事をしていることが多いんです。我ながら勉強熱心ですね(笑)。
歴史を深く学べる「コテンラジオ」や、メンタルサポーターの成田儀則さんが出演している「心に刻みたい人生哲学の話」は、ほぼすべての放送(配信)回を聞いているほどのヘビーリスナーなんですよ。
ところが
魂の性別 運命学的ジェンダー論
「私は性別を間違ってこの世に生まれて来たに違いないんです」
これは性同一性障害を患っている顧客の口から発せられた衝撃的な言葉です。
実はこの言葉には「運命学」の価値観を根底から揺るがすほどの大きな破壊力があります。
性同一性障害は別名「性別違和」あるいは「性別不合」とも呼ばれ、「出生時に割り当てられた性別とは異なる性の自己意識を持ち、自らの身体的性別に持続的な違和感を覚える状態」を指す医学用
怒りを消滅させる思考法 運命決定論
私は若い頃、とても怒りっぽい性格だったので「もうこんな会社辞めてやらぁー!」と椅子を蹴っ飛ばしながら退職宣言したことが全部で4回ほどあります。「若気の至り」とは言え、お恥ずかしい限りですね(苦笑)。
怒りに任せて衝動的に会社を辞めてしまうと、失業保険を受給するために必要な「退職証明書」をなかなか会社から出してもらえなかったり、確定申告に必要な「源泉徴収票」がいつまで経っても送付されて来なかったり