#哲学
普遍論争と情報化社会に関する覚書
普遍論争とは何ぞな 普遍論争と情報化社会の関係性について、思ったことをつらつらと書きます。プログラミングをある程度知っている人でないとこの記事はわからないかもしれません。逆にプログラミングを知っている人は知的に楽しく読めるのではないか…なんて。はい。普遍論争とは何か。
例えば「アリストテレスは人間である」というとき、「アリストテレス」は「個物」であり、「人間」は「類(普遍)」である。このような
”心”の表層を剥がしていくと -中沢新一著『精神の考古学』をじっくり読む(2)
ひきつづき中沢新一氏の『精神の考古学』を読みつつ、ふと、松長有慶氏による『理趣経』(中公文庫)を手に取ってみる。かの理趣経、大楽金剛不空真実三摩耶経を、かの松長有慶氏が解説してくださる一冊である。
はじめの方にある松長氏の言葉が印象深い。
苦/楽
大/小
何気なく言葉を発したり思ったりする時、「その」言葉の反対、逆、その言葉”ではない”ことを、一体全体他のどの言葉に置き換えることができるのか