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孤独を知る人へ、孤独を知らない人へ

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僕が直面している孤独について書いたものをまとめています。新しく書いた場合に更新していきます。
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#人間関係

どんな形でも”一歩”を踏み出すために

どんな形でも”一歩”を踏み出すために

泣き面に蜂 踏んだり蹴ったり 弱り目に祟り目 

一難去ってまた一難、ぶっちゃけありえない(プリキュア)

そのようなことで心のキャパシティーを超えてしまった時、あなたはどのような手段を取ろうとするだろうか。

①もう何もかも諦めてしまう

②許せない、許せない、許せない、変わってやる

③ただただ泣いてしまう

どんな形でも踏み出すためには、どの手段を選んでも構わないと思う。

ただ変わるための

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望まない1人だけの世界は「汚らしい」ものなのか

望まない1人だけの世界は「汚らしい」ものなのか

孤独であることを「受け入れる」というのは至難の業である。

しかし、今僕はどうにか受け入れようとしている。誰もが「孤独」を受け入れているとは言い難いなかで。

声をかけてくれる人がいれば、頻繁でなくても連絡をくれる人がいれば違う。僕の場合は、自分から連絡する、誘う、計画するなどが100%なため「本当の孤独」といってもいい。

僕は、孤独が一番怖い。今でも誰の心にもいない。誰かの心にいれば、今頃僕は

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時間の檻に幽閉されながらみる光

時間の檻に幽閉されながらみる光

ちょうどこれぐらいの気温

もう秋に足をつけた涼しい夜の風に吹かれている。体温より少し高い微睡みの中でぷかぷかと浮かんでいると思い出す。

解決できそうで解決できない掴めそうで掴めない距離から、嘲笑われているそんな苦しみを抱えていた頃を。

まだ自分の見えない肩書きに苦悩を抱えて
ひたすらもがいていた日々

数年経って苦悩が別の形の苦悩に変われたことを「幸福」としても、多くの人と同じになれるわけで

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”見守ってくれる人”と”見守られたい人”

”見守ってくれる人”と”見守られたい人”

あなたの周りには、見守ってくれる人や支えてくれる人はいるだろうか。

その関係性も多様であり、友達なのか親友なのか、家族なのか恋人なのかは人それぞれである。また、見守るにも段階があったり、いつも見守られていたり、見守り方にも多かれ少なかれ程度の差が生じる。

自分にとって、どのようなものが「癒し」として必要なのか。
それを、心や身体の危機に見合ったもの与えてもらえるかは別である。

逆に、自分自身

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孤独を語ることはなぜ“許されない”のだろうか

孤独を語ることはなぜ“許されない”のだろうか

1.振り返り
 孤独についての定義や考えは、

以前述べたものがあるので見ていただきたい。

2.孤独の背景
 孤独というものは「人生」における重要なエッセンスとなるものである。1人という時間は、自分を見つめたり、世界を見つめ直す機会を与えてくれる。しかし、長い孤独は心や身体を蝕んでしまう。
 
 “長い孤独”にぶち当たったとき、孤独を共有したり話したりする行為はどのように考えるだろうか。僕自身は

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窓枠(詩6)

窓枠(詩6)

限られた窓枠に自分を重ねてみて
果てしなく続くはずの空はなんだか冷たい
絵画のようにこの空間はピッタリとはまらない
二度とこの場所を動けない 知るほどに重ねてしまうから

同じ景色も同じ移り変わりも違っていくのに
思った通りに周りのカラーにはめこめない
窓の外は美しいものが広がっている
でも窓枠は動けない 誰かのように

拡がれない窓枠に自分を似せてみて
終わりがないこの道さえも愛おしさに変えて

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大勢の人のなかでの「天涯孤独」

大勢の人のなかでの「天涯孤独」

誰も自分だけを見てくれるわけではない。だから、誰にも期待してはいけない。誰にも期待などしてない。

全ての人が、僕を直視して欲しいとは思わない。
四六時中、自分を感じていて欲しいというわけじゃない。

ただ自分が誰の心にも存在していないのが苦しいのだ。親でさえ、友人でさえ、誰の心にも僕はいない。

「心にいない」その意味は

大切にしてもらない、愛してもらえない、仲間だと思ってもらえない。どんな努

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「孤独が恐怖に大人数が癒し」のことを潰さないで

「孤独が恐怖に大人数が癒し」のことを潰さないで

孤独が怖い人もいる。
大勢の中でしか休めない人もいる。
人間関係が力になる人もいる。
孤独が弱さの原因になる人もいる。
一人が、常に闘い続けることの意味になる人もいる。何もない人間関係が、大きな傷になることもある。どうか忘れないで欲しい。
孤独を求めるのは「何もかも揃っている」ことだと。

僕は孤独が大嫌いである。

一人の期間が長かったこと、友人に囲まれた時間が少ないこと、愛されたことがないこと

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