マガジンのカバー画像

δ 自由にしゃべる δ

98
数字のための文章ではなく、思いついたことをなるべく正直に書く
運営しているクリエイター

2024年4月の記事一覧

わたしのバリアを作るためのコーヒーショップ

わたしのバリアを作るためのコーヒーショップ

バリアといっても、わたしはパーフェクトな魔法使いじゃないから、そんなに都合よく立派ものは作れないけど。

母の家へ訪れる時は、道中のコーヒーショップに必ず立ち寄る。

どこにでもある、チェーンのお店。

けれど、他の店舗とは趣きが異なる。

古い民家を改造したらしく、天井が高くてテーブルも大きい。
木の柱の色のチョコレートブラウンを基調としたインテリアもわたし好み。

通路にも客席の間にも余裕があ

もっとみる
溢れる物たちはきっと、溢れていた想い。

溢れる物たちはきっと、溢れていた想い。

すべてのHSPの人に聞いたわけではないのでわからないけど、かなりの高確率でHSPは断捨離が辛いんじゃないだろうか。

長年生きて来たら、自分に管理できない量の物、狭い家の狭い収納に納まりきらない物がいつのまにか家のあちこちを占領している。

断捨離したいとずっとずっと思ってた。ようやく片付けに割ける気力と時間ができてきたので、最近はせっせと毎日家のどこかしらを整とんしている。

一気にバッサリ捨て

もっとみる
HSPのわたしの今日を乱文で。2024.4.19

HSPのわたしの今日を乱文で。2024.4.19

noteさんに課金するのをやめた。一ヶ月は無料でまだ課金開始日に至ってないけど。
 書きためたことを毎日一記事ずつ予約投稿しようとしたら、なんだろうね、本当に書く時間を奪う出来事が降り積もる一方で。
 それに不思議とビューが減るのよ。
 もともとたいして気にしちゃいない。けれど毎日投稿すれば一週間分のビューはそれなりになるかと思った。
 けれど、課金しないで書いてる方がビューの数字がたくさん

もっとみる
名前の不思議

名前の不思議

わたしと同じ本名の人に出会った。
氏でなく、下の名前。

仮に「このみ」としましょうか。
わたしもこのみ。ボランティアで知り合った彼女もこのみさん。
漢字は違えど、読み方は同じ。

自分の名前を子供の頃から好きではなかった。

あてられている漢字も、読んだ響きも、控え目に言って好きじゃない、不快に感じる。

それに、世の中にゼロではないけどあまり見かけぬ名前だから。
変に目立つのも微妙な気分。
(

もっとみる
再び目の前に舞い降りた鳩

再び目の前に舞い降りた鳩

洗濯物を干していたら、突然鳩がやってきた。
わたしがいるのに、堂々とベランダの手すりにとまる。

この家にきて20年になるけど、ベランダのこんな至近距離に鳩がやってきたのは初めて。

あ、いや、鳩。
知ってる、君、

幸運を知らせるスピリチュアルな生き物だよね?
たしか。

前にも鳩が目の前に舞い降りた。
その時は、幸運のお知らせっていうより、わたしの拙い写活を助けてくれたのよね。

その時一応ネ

もっとみる
「マチュア」でいいじゃないか!

「マチュア」でいいじゃないか!

アラフォーとかアラフィフではなく、「マチュア世代」という言い方があるとつい最近知った。

「mature」
熟した、時が来た、という意味。
人や物の成熟を表す時に使われる。
語源はラテン語の「maturas」

───── ああ、なんかコレ、
いいじゃん!!
この表現!!素晴らしい!!

この言葉を知らなかった。
わたしが目にしてないだけかもしれないけど、note界隈でこう名乗る方に出会ったことが

もっとみる
【詩】少子化ラプソディ

【詩】少子化ラプソディ

かつての日本人って生き物は、繁殖を放棄していたらしいよ

けど、しょうがないんじゃない?
誰のせいでもないんじゃない?

─────── いやいやいやいや、
きっとどこかにいるのでしょう
原因を作った人たちが、
探せばきっといるのでしょう

コヨウキカイキントウホウを作った時に、誰も気付けなかったのよ
「 センギョウシュフおらんかったら、
誰が子育てすんねん? 」て

それもしょうがないんじゃない

もっとみる
HSPのわたしの今日を散文で。2024.4.9

HSPのわたしの今日を散文で。2024.4.9

 朝からどしゃ降り。それでも、用事があって外出した。
 それだけでもう、充分偉い。
 HSPだからか、関係ないのか、とにかく雨に濡れるのがひどくストレス。
 それでもちゃんと任務を遂行したわたし。それだけでもう偉すぎる。



 行先で、子供達の清らかな歌声に出会う。混声の合唱だ。

 男子も女子も、透きとおった声を重ね合う。
 あの子たちの声は透明なのに、重なることで厚みと深みと存在感が間違い

もっとみる
ヒトよりモノに惚れたかった。

ヒトよりモノに惚れたかった。

わたしには、恋愛依存なところがある。
好きな男がいることで、自分の一部を満たしている。

雑に言うと、常時『 推し 』がいないと気がすまない性質。
推しって言葉は好きじゃないけど、他の人より好意を抱く、という広い意味で使うなら、好きな人は推しと言える。

思い返せば、いつも誰かを想いながら生きてきた。
幼馴染みのカズくんに始まり、同級生のスズキくん、サイトウくん、クラモチくん、ゴトウくん、イワオカ

もっとみる
てんとう虫やカナブンのお告げのその後

てんとう虫やカナブンのお告げのその後

虫はスピリチュアルな存在である。
……なんて、三年くらい前のわたしは絶対口にしなかった。

家の中で虫を見たら、いかなる種類でもすぐに追い出すか、どうしても出て行かないなら殺っちまう。
虫がたくさんいるのもあって、絶対キャンプに行ったりしない。
山の中の静かな暮らしなんて、絶対絶対ありえない。

………… と、そんな女だった。

今では、虫を見ればスピ的にどうかといちいち調べる。
空が広い、自然豊

もっとみる
お話泥棒

お話泥棒

あなたは、相手の話をきちんと聞いているだろうか?

相手は、自分の話を聞いてほしいから話をしている。

あなたのことを聞きたいのなら、相手は質問をしたり話を振ってくるだろう。

─────── 本当に、よくいるのだ。

こちらが話しているのに、何かキーワードに反応して自分の話にすり替えてしまう人が。

相手が先に話しはじめたなら、わたしも黙って聞けるのに、わたしの話から何かを連想し、こちらを遮って

もっとみる
『頑張る』のさじ加減が難しい話

『頑張る』のさじ加減が難しい話

何かした時に限ってこうなる、みたいな法則。
『 マーフィーの法則 』という名で紹介されたりする。

この法則、もともとは
「 起こる可能性のあることは、いつか実際に起こる 」
(If it can happen,it will happen.)
という基本精神。それが「 こういう時に限って失敗する 」みたいな話をユーモラスに紹介する際に用いられるようになった、らしい。
日本で言うところの『 泣きっ

もっとみる