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🦌鹿本

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瀬戸内はうどん県高松で暮らす日常、起業して考えること。
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2023年7月の記事一覧

パラダイムの変化に投資していますか?

パラダイムの変化に投資していますか?

僕たちが大事にしている“ものの見方”は、あっさり変わってしまうかもしれません。そんなパラダイムの変化に適応できる、自分でいるためには?

歴史を語るポッドキャスト番組『コテンラジオ』7/20配信回で、MCの深井龍之介氏が終盤にこう語っていたのが印象的でした。

「世界の見方を変えるための投資をしよう」

常識の変化に、一生のうちに何度も立ち会う時代「世界の見方」について補足をしておくと、深井氏が別

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【実証実験】答えは自分が持っていた。

【実証実験】答えは自分が持っていた。

今日は駄文です。

先日、『9割の答えは自分が持っている』という記事を書きました。要旨は文字通り、悩みの大半は他人に解決を求める前に自分の胸に聞いてみよ、というものです。

僕自身がリアルタイムでちょっとした躊躇に引っかかっているので書き晴らすことで対処したいと思います(笑)。「答えは自分が持っている」実証実験のはじまり〜。

悩み:秋から東京である連続セミナーに参加したい。開催は2週間に1回、全

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AIの活用方法はAIと一緒になって探していくもの。

AIの活用方法はAIと一緒になって探していくもの。

何かのニュース記事で、「ChatGPTを使いこなすためには?」という質問に対し、専門家が「使うしかない」と答えていました。

おっしゃる通り。呆気にとられるほど、まっとうな答えです。そして使ってみて分からないことがあれば、検索をするなり参考書を読むなりを必ず経ることになります。

使う→分からない(思う通りにAIから回答が得られない)→切り口を変えるまたは調べる→改善する

この繰り返し。面白いも

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コンセプトをめぐる思考の旅。

コンセプトをめぐる思考の旅。

「1つひとつコンセプトを考えてつくっているから」。

お仕事をさせていただいているものづくりの会社さんの、代表がなにげなく発したひと言。

なにげなく、さも自然に言えるということはそれだけ自信があるということだし、“考えに考え抜いた”ということだと思います。

事実、ホームページを見せればコンセプトが「ひと言でズバッと言えるくらい」明確にまとまっています。商品を手に取っても、しっかりとコンセプトが

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目線を合わせる技術をお持ちですか?

目線を合わせる技術をお持ちですか?

「DX」に代表されるように、ビジネスとして意義のあることだけれど、その“意味”が曖昧模糊として分かりづらい言葉は多いです。

たとえば地方の中小企業の人にDX化とは何か? と聞くと「“デジタルなんちゃら”でしょ? IT化と同じでしょ?」という認識が主流です。

こう書くとムッとして「そうじゃない!」と反発する人もいると思いますが、大事なのは言葉のとらえ方が社会階層によって違うということです。実際、

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9割の答えは自分が持っている。

9割の答えは自分が持っている。

知りたい答えはたいていの場合、他者ではなく自分の中にあるよね、というお話を。

人の話を聞く仕事をしていると「あ、この人は背中を押して欲しいんだな」と分かる瞬間があります。

「◯◯で困っていて…」。このようなとき、悩みを深掘りをしていくと、本当は自分でも解を得ているけれど

めんどうくさい
時間がかかるから誰かにやってもらいたい
できるかどうか分からない
できる人がいない
やりたいけれど環境がな

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感情が「快」に触れる瞬間を知っていますか?

感情が「快」に触れる瞬間を知っていますか?

手帳が埋まっていくのを眺めるのが好きです。
悩み尽くして文章を書き上げた瞬間が好きです。
新しいことを覚えてさっそく使ってみるのが好きです。
地元の事業者仲間たちと一緒にいる時間が好きです。
寝る前にマンガを読むのが好きです。
なんだかんだ香川県民なのでうどんを食べるのが好きです。
知らない街に行ってその土地の暮らしや文化を知るのが好きです。
愛犬のプニプニした体を触りたおすのが好きです。

僕の

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語れる言葉を増やす習慣。

語れる言葉を増やす習慣。

限られた輪の中にだけいると、専門分野の知識はともかく世の中の情報に疎くなってしまいます。

その対策として最近はじめたのが、1日の決められた時間、ニュース記事を読み漁ること。今はある特定の媒体だけですが、信頼性のある情報を興味のおもむくまま雑食的に目を通しています。

なるべく咀嚼して、使える内容については

つまり要点はこういうことで

自分が転用するならこうする

という解釈を交えて。すると面

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自分の資産を認めることも才能です。

自分の資産を認めることも才能です。

僕たちは進歩を求めるあまり、これまで築いてきたものの価値を忘れてしまうことが多々あります。キャリアを探索してみたら、眠っていたお宝を発見できることがあるかも?

ひょんなきっかけから、会社員時代関わっていた業界でまた仕事をすることになりました。

僕はステレオタイプな元・新橋のサラリーマン。

新橋駅のレンガ積みのアーチをスーツの軍団とともに通り抜け、典型的なオフィスビルのワンフロアで仕事をし、夜

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ChatGPTで検証! あなたに似ている作家は?

ChatGPTで検証! あなたに似ている作家は?

NewsPicksの記事でChatGPTの面白い使い方を知って、さっそく試してみました。

何をしたのかというと、「自分と似ている作家(書き手)」をAIに提案してもらうこと。やり方は簡単で、

指示STEP1:「私(自分)の文章を解析してください」→書いた文章をセットする

指示STEP2:「私の文章と共通点を持つ作家を(○人)挙げてください」

このように記述するだけです。(GPT-4を使用:多

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内のシーズ、外のシーズ。

内のシーズ、外のシーズ。

「シーズ」について考えたことはありますか?

シーズとは「事業の種」。自社にある技術、資金、人など、厳密に言うと違うのだろうけどリソース(資源)と言い換えることができます。

ものづくりの文脈で語られることが多いこの言葉は、個人にも当てはめて考えることができます。

自分が持っているスキル、ポリシー、資金、人脈などなど。洗い出せばあなたにも、いくつもあると思います。(こういったシーズの1つひとつを

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フレームで日常を見ればすべてが学びに変わるよ。

フレームで日常を見ればすべてが学びに変わるよ。

人間誰しも、フィルターをかけて目の前の物事を見ていると思います。

たとえば、営業マンがものを買うときは営業マン目線で売り手のトークを聞いたり。(「クロージングが弱い〜」とかww)

デザイナーなら屋外広告を見てフォント選びや配色が気になったり。(「これはゴシック系の○○フォントだな」とか)
 
あなたもそんな場面がありませんか?

僕も「書く」ことを生業にしているので、美しい文章表現を見ると魅入

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「分かっちゃいるけれど」弱みは強みと認められるかどうか?

「分かっちゃいるけれど」弱みは強みと認められるかどうか?

50歳で起業したある不動産業の方。

今や僕の地元ではたったひとりで大活躍をされていますが、起業当時は

50歳で起業…遅すぎるんじゃ??

女性である…お客さんに不安を与えてしまうのでは??

個人事業である…規模で同業他社に劣ってしまうのでは??

このように「持っていない」ことばかりが悩みの種だったそうです。結果からいうとそれを今では

50歳で起業…人生経験が豊富

女性である…親身に話を

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アイデアの本気度が伝わる人、伝わらない人の違い。

アイデアの本気度が伝わる人、伝わらない人の違い。

「アイデア」は頭の中にあるだけでは0円の価値しかなくて、アウトプットしてはじめて意味を持つ。

という気づきについて、前回の記事で書きました。気づきというか、当たり前の再確認というか。

アウトプットすることを「流通させる」と形容したのですが、流通させるにもさまざまなパッケージ形態があります。言葉も形態の1つだし、書面にして話すのも、動画でPRするのもそう。

ここで大事なのは、いったん良し悪しは

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