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かんてん的鉄道写真まとめ

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高校・大学・社会人…かんてんが歩んだ鉄道写真を少しずつ上げて皆さんと振り返りたいなと思う場所。 特に腕は期待しないでください。 古のやつ出てくる可能性アリ
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#撮影

Turn.23『小さな電車を探して①』

Turn.23『小さな電車を探して①』

 最近の写真になります。
 つい最近ですが、三岐鉄道の北勢線に乗車・撮影をしてきました。
 三岐鉄道といえば、自分の中では高校生以来ずっっとセメント貨物列車で有名な三岐線には何回も遠征をしていましたが、北勢線は初の事になります。
 さて。この北勢線ですが、全国の中でも非常に有名な事があります。
 それは、車両の大きさと線路幅が非常に小さい事にあります。
 車体の小柄さは有数な…ですが、特に有名なの

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Turn.21『家族の記憶』

Turn.21『家族の記憶』

 今回も阪急です。
 車両は、知る人ぞ知るレアな車両。
 ある意味で助っ人的な存在ではありますが、この車両を狙う為に朝の神戸線に何回も通いました。
 朝の神戸線…
 それがピタリと浮かんだ方、その話です。
 今回の車両は、8200系。
 阪急の中でも異端中の異端な車両で、扉にはワイドドアを採用し、かつては座席収納機構を搭載して朝ラッシュ時には乗客をとにかく詰める事に全力を振り切った電車でした。
 

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Turn.20『縁の下』

Turn.20『縁の下』

 先日発生しました、東海道新幹線の保線車両衝突の事故。
 この事故で衝突した車両の片方は鉄道ファン(そんなに少ないけど)に通称
『マルタイ』
と呼ばれる保線では有名な車両です。
 今回の写真の車両は、阪急のマルタイ。友人から連絡を頂き、自分が代行で撮影して友人に成果を見せる…といった感じだったような記憶があります。
 撮影した時間は未明の2時とかくらいで、普通は寝ていないといけません。こんな時間に

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Turn.17『朝の嗜み』

Turn.17『朝の嗜み』

 前回連載分では、『コロナ禍パンデミックの過ごし方』
 として早朝に大阪へ戻ってくる貨物列車の撮影をしていた話をしましたが、今回の話も若干やそれに近くなるような話題です。
 撮影時期は令和2年。
 丁度コロナ禍の1番最初に差し掛かっていた時期の撮影だったように思うのですが…
 もうパンデミックが何だと騒いでいた時代はとうに終了し、時期の経過は若干頭から抜け落ちているのが現状と言いましょうか。
 さ

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Turn.16『孤独への癒し』

Turn.16『孤独への癒し』

 前回記事から2回連続で読むと、
「お前さんまた釜ネタ書いてやがる…」
と思われそうですが、この話に関しては極力触れずにどうぞ。(なんやねん)
 今回の写真は、令和2年に撮影したEF65形による松山貨物駅の開業記念ヘッドマークである『スーパーライナーいよ』を装着したEF65形の貨物列車の話です。
 現在でもおそらく残存していますが、このヘッドマークを装着する事になった列車は新鶴見方面から5087列

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Turn.15『営団の美に酔う』

Turn.15『営団の美に酔う』

 令和になってもこんな車両が走行していた事には、現在でも軽い衝撃を感じます。
 令和5年の1月頃に引退した、長野電鉄3500系です。
 この車両の元を辿ると、営団地下鉄日比谷線の3000形となり、日比谷線が開業したばかりの『初代』の車両という事になります。
 登場は昭和36年で、長野電鉄時代まで含めて計算すると実に62年もの歳月走った事になります。
 当初は日比谷線の方に車長制限があったので、車両

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Turn.12『叶うなら』

Turn.12『叶うなら』

 名鉄からこの姿の特急列車が居なくなって…いや、正確にはこのクラシックも落ち着きある塗装が居なくなって何年が経過してくるのでしょうか。非常に恋しいの域を現在は越えている次第であります。
 名鉄1000系/パノラマスーパー。
 かつては両端に展望車を持つ編成で『全車座席指定』の4両編成という格式高い扱いを受けて誕生しました。
 ですが時代の経過で後方に一般車を連結し、岐阜方には平成3年から
『一般車

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Turn.11『凱旋走行』

Turn.11『凱旋走行』

 113系は順次活躍の場を減らし、写真の緑色をしている113系…京都地域色の113系は京都方面での活躍を終了し、現在は福知山口で僅かに活躍を続けるのみとなっています。
 そうした中で、実は友人に誘われて所謂『凱旋』的なモノを撮影した事がありました。
 それがこの写真です。
 確か、嵯峨嵐山駅だったかと。
 大学生の時期で、この時期には一人暮らししていた大阪を離れて京都に里帰りしている時期でした。薄

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Turn.3『再熱か?』

Turn.3『再熱か?』

 最近の話ですが、TOMIXから近鉄12200系のNゲージ製品化が発表されました。
 と言っても現状、製品化の企画が進行した…といった具合のようで、まだまだ表面的な告知だけです。
 自分にとっては赤子の頃から母親に抱かれて乗車し、そして高校生からは撮影で。時には乗車して祖父母に会いに三重へ行く手段として世話になりました。
 盆に正月は座席が埋まっていて、喫煙車の曇った車内で青山越えとなり、三重と京

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Turn.1『あの日から』

Turn.1『あの日から』

 今回から新連載を挟んでいきます。
 連載は現状2つあって(あれ?3つだったような?)まぁ気にするな、今回から追加して新たな企画を開始していくものです。
 さて。記念すべき第1回。
「何にしよっかなぁ…」
なんて悩みましたが、Xが阪急3000系の4周忌で賑わっていたのでコチラと致します。
 自分が大学生の時期に走ったネタですね。
 阪急3000系 3054Fの正雀廃車回送。
 この3054Fの廃車

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