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自らを変えゴール達成するための認知科学コーチング理論

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このマガジンでは、自らを変えて、自分が成し遂げたいゴールするための「コーチング理論」をお伝えしています。
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2022年9月の記事一覧

「平均的な人」は存在するのか?

「平均的な人」は存在するのか?

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「個別性と共通性」について解説します。

平均的な人は本当にいるの?皆さんの会社でマーケティングや企画を立てるときに「ペルソナ」を考えるということをやったことがある人も多いと思います。

マーケーティングをする際に、自分たちがターゲットとする理想的な顧客像を考え、その人物の生活や嗜好性を考えることで、広告効果を高めようという手法です。

この

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人は「自分を良く見せよう」とし続けると疲れきってしまう

人は「自分を良く見せよう」とし続けると疲れきってしまう

「俺、〇〇さんとは知り合いだよ」
「ああ、それね。自分も前よくやったよ」
「それ知ってる。まあまあだよね」

私の友人で
「自分は有名人と知り合いである」
「自分は何でも経験したことがある」
「自分は何でも知っている(そしてちょっと上から評価する)」
ということをいつも言っている人がいました。

私は学生時代から彼を知っていますが、学生時代もそういった表現を使っていました。

私も最初のころは「へ

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「普通の人」「普通の会社」から抜き出る方法

「普通の人」「普通の会社」から抜き出る方法

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「普通の人」「普通の会社」について解説します。

スコトーマ(認識の盲点)私たちは普段様々な情報を目にして脳内で情報処理をしています。

しかし私たちは目に見えるすべての情報を「意識」できるわけではありません。その時、自分にとって重要なモノしか「意識」できないのです。

例えば時間を知りたいときに時計見ると思いますが、家の時計、腕時計、スマホ

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すべての物事は二度作られる

すべての物事は二度作られる

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「すべての物事は2度作られる」について解説します。

まずは想像することが最初皆さんは「すべての物は2度作られる」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

これは「7つの習慣」を書いたスティーブン・R・コヴィー博士の言葉です。

「7つの習慣」では建物を建てるときを例に挙げて説明しています。

家を建てるのに、いきなり木を切って組み立て始め

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緊張を乗り越え、最大限のパフォーマンスを発揮する方法

緊張を乗り越え、最大限のパフォーマンスを発揮する方法

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「緊張と脳の働き」について解説します。

人はなぜ緊張するのか?そもそも人はなぜ緊張するのでしょうか?

「試験前」「人前でのプレゼン直前」「試合直前」など、様々な場面で皆さんは緊張を感じたことがあると思います。

緊張の大きな要因は「不安」から来ています。

「失敗したらどうしよう」
「思ったような成果が出なかったらどうしよう」
「負けたら

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上手に自分の弱みを見せる方法

上手に自分の弱みを見せる方法

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「自分の弱みの見せ方」について解説します。

自分に自信がない人は、自分の弱みをさらけ出せない皆さんは自分の弱みを人に見せることはできますか?

例えば仕事で苦手な仕事があったときに、「これが苦手なので、教えてもらえますか?」「これ苦手なので手伝ったもらえますか?」と素直に聞くことができるでしょうか?

おそらく、質問することが当たり前の入社

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努力してきた人ほど差別的になる理由

努力してきた人ほど差別的になる理由

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「努力と自己責任」について考えてみます。

肥満は個人の問題なのか?以前、ホームレスの方々への発言で炎上したDaigoさんが、また炎上をしているというツイートを見ました。

それは「高齢者の医療費負担2倍に反対」する人の写真に対して、その方が肥満体型であるのを見て

ここだけ切り取ってしまうのはいささか申し訳ないが、ただ前後の文脈を読んでもこ

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【エッセイ】「この世の生きにくさ」が解消される未来

【エッセイ】「この世の生きにくさ」が解消される未来

世の中にある障害「この世は生きにくい」

あなたはそう感じたことはあるだろうか?
私が普段「障害者」の就労支援の仕事を行っているが、彼らの多くが「この世は生きにくい」と感じている。

現在日本では「障害」は3種類に分類されている。身体障害、知的障害、精神障害である。しかし、最近は発達障害も注目を浴びるようになり認知度も高まってきている。また障害には認定されていない「難病」まで合わせれば、世の中には

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人は自分にとって重要なことしか聞こえない

人は自分にとって重要なことしか聞こえない

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「人を変える力」について解説します。

人はあなたの話しを聞いていないあなたがもし職場でリーダーや管理職をしているなら、部下が自分の思い通りに動いてくれないという経験をしたことがあるかもしれません。

また子供を持つ親なら、子供が自分の思い通りにならないことなど日常茶飯事でしょう。

実は私もこれまでマネジメントの仕事をしてきて、とても大事な

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「知識の拡張」こそ勉強の醍醐味

「知識の拡張」こそ勉強の醍醐味

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「知識の拡張」について解説します。

何のために勉強するのか?皆さんもこれまで様々な場面で「勉強」をされてきたと思います。

実は私は今でこそ勉強することが楽しくて仕方ないのですが、学生時代は勉強が大嫌いでした。

どれぐらい嫌いだったかというと、高校を卒業したときに日本で一番簡単だと言わていた全国総合模試で500点満点中34点、偏差値24だ

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「辛い記憶」はどのように対処すればいいのか?

「辛い記憶」はどのように対処すればいいのか?

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は人間が持つ「辛い記憶」について解説します。

メンタルを病むほど人は辛い記憶を維持しようとする私は障害者の就労支援の仕事をしているため、多くの障害者の方々と接する機会があります。

特に精神障害を持った人が増えているため、話す機会があるのですが、彼らはみな過去に起こった辛い記憶をよく覚えています。

「辛い記憶なんだから忘れてしまいたい」と思

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無意識にあなたを苦しめる「ステレオタイプ脅威」の罠

無意識にあなたを苦しめる「ステレオタイプ脅威」の罠

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「他人からの評価」について解説します。

東京大学出身であることが怖い皆さん、「東京大学」と聞いたらどんなイメージを持つでしょうか?

・頭が良い、天才
・官僚になる人が多い
・子供のころから勉強が一番
・なんでも知ってる
・勝ち組
・オタクが多い(暗い人が多い)
・(勉強はできるが)運動が苦手
・真面目で硬い人が多い

日本人であればこんな

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