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上手に自分の弱みを見せる方法

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「自分の弱みの見せ方」について解説します。

自分に自信がない人は、自分の弱みをさらけ出せない

皆さんは自分の弱みを人に見せることはできますか?

例えば仕事で苦手な仕事があったときに、「これが苦手なので、教えてもらえますか?」「これ苦手なので手伝ったもらえますか?」と素直に聞くことができるでしょうか?

おそらく、質問することが当たり前の入社したての社員などであれば、聞くこと自体が仕事になりますので、それほど抵抗なく聞けると思います。

しかし、会社に入って数年が立ち、他のスタッフよりも先輩社員になってくるとどうでしょうか?
またリーダーやマネジャーのように管理職になっている皆さんは、自分が分からないことを素直に部下に聞くことはできるでしょうか?

また自分ができないことを素直に「助けてほしい」ということはできるでしょうか?

おそらく多くの人はためらいがあるのではないかと思います。

それは「こんなことも分からないと相手に悟られたくない」と言った先輩としてのプライドかもしれません。

しかし、本質的なところでは「自分に自信がない」ことが原因となっている場合があります。

自分の弱みを相手に知られることで、自分の価値が傷つくことを恐れている可能性があるのです。

自分の非を認めることが難しい

自分のダメな姿を見せることや、自分が出来ないことを人に知られることを恐れる人は、深層心理で自分の弱みを人に知られると、自分の価値が下がると考えています。

そのため、自分が出来ない姿を人に見せることができません。

そのため、自分が本当は苦手なことでも、我慢して一生懸命に取り組みますが苦手なことなので上手くできません。

その結果、自分の非を認めることができずに「正当化」を始めてしまうのです。

「〇〇がなかったから上手くいかなかった」
「もう少しこうだったら上手くいったのに」
「〇〇さんがちゃんと動かなかったから上手くいかなかったんだ」

こういった考えや発言は基本的には自分の非を小さくするための「正当化」の言葉になります。

自分の価値は下がらないことを知る

ここで大事なポイントは、弱みを見せられない人は「人に弱みを見せると自分の価値が下がる」と考えているということです。

自分が人から相手にされなくなる。
自分が人からバカにされる。
自分が出世できなくなる。

と言った、自分の価値が下がることで、自分にネガティブなことが起こると考えているのです。

それが全くないとは言いません。
環境によっては足の引っ張り合いをしている組織やグループもあるでしょう。また学校などではいじめの対象とされるリスクもあるかもしれません。

しかし、多くの場合は、「自分の弱みを見せること」と「自分の価値を下げること」は直結しません。

ただし、弱みを見せるにもコツがあります。
それが

①自分が出来ることは一生懸命に行う
②カッコつけずに正直に伝える

この2つができている人にとっては、弱みを見せることは価値を下げることにはつながりません。

自分が出来ることも満足にせずに何でもかんでも誰かを頼っていたら、それは相手からしたら、ただの怠慢にしか見えないでしょう。

また正直にならずに、正当化をしていたり、自分の非を認めない人も、相手からしたら何か気持ち悪さが残り、快く手伝ってあげることも出来ないでしょう。

つまり、自分が正直になり、自分が出来ることは精一杯行っている人は、周りの人が助けてくれるということです。

まとめ

先輩になったり、役職が付くと、人に素直に弱みを見せることは難しいものです。

しかしその結果、周りに迷惑をかけることのほうが何倍もあなたの価値を下げることに繋がります。

一人でなんでもやろうとするのではなく、正直になり皆に力を貸してほしいと伝えることで、結果として周りも協力する気持ちが芽生えます。

ぜひ皆さんも自分の弱みを見せられる自分を目指していただければと思います。

【参考記事】

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