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人は「自分を良く見せよう」とし続けると疲れきってしまう

「俺、〇〇さんとは知り合いだよ」
「ああ、それね。自分も前よくやったよ」
「それ知ってる。まあまあだよね」

私の友人で
「自分は有名人と知り合いである」
「自分は何でも経験したことがある」
「自分は何でも知っている(そしてちょっと上から評価する)」
ということをいつも言っている人がいました。

私は学生時代から彼を知っていますが、学生時代もそういった表現を使っていました。

私も最初のころは「へー、スゴイね」と感じたのですが、だんだんと「本当かな??」と思うようになり、次第に彼はこういう表現をする人なんだなと思い、話半分で聞いておく分には面白いなと思いながら付き合っていました。

しかし、彼は働き始めても自分を大きく見せ続けようとした結果、だんだんと「誇張表現」「嘘」が入るようになり、周囲からも「嘘つき」「薄っぺらい」という評価をされるようになり、その会社に居づらくなり転職をしてしまいました。

そしてそのあとも数年に1回ずつ転職を繰り返しているようです。

実際、こういった自分を大きく見せたり、マウントをとる人というのは、これを続けると人生の幸福度が下がってしまうのです。

なぜなら常に自分をよく見せ続けなければいけないので、自分の本心を偽り続けなければならず、またいつかバレるのではないかと怯えているので、人に対して恐怖心が生まれ、心が疲弊していくからです。

これは自分に対しての「自尊心」「自己効力感」という
「自己肯定感」の低さから来ています。

子供のころから怒られたり、厳しく躾けられてきた人に特に多く現れます。

「ミスをしてはいけない」
「良い成績を取り続けなければいけない」
「人に弱みを見せてはいけない」
「良い子でい続けなければいけない」

こういったことを幼少期から押し付けられた結果、本当の自分を出すことが出来なくなっているのです。

大事なことは、自分だけは自分の気持ちに素直になってあげることです。

おススメできるワークの一つに

「ノートに自分の気持ちを正直に全部吐き出す」

があります。

これは頭の中を可視化することで、分析できるようにする効果を高めるというものです。(これを外部化と言います)

最初はなかなか書き出せないかもしれませんが、やっているうちに自分の中にある感情に向き合えるようになり、書いてみると「自分はこんなに辛かったんだ」「自分はこんなに悲しかったんだ」「自分はこんなに寂しかったんだ」と素直に書けるようになります。

書いたことでとてもスッキリするワークですので、一度やってみてください。そして、少しでも素の自分で生きても良いんだと思えるようになってもらえたらいいなと思います。

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