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優秀なエンジニアと働いてわかった成長するための立ち回り

私は決して世界レベルで優秀なエンジニアではない。ただ、幸いなことにグローバルに活躍するエンジニアの方々と一緒に仕事をする機会には恵まれてきた。

エンジニアとしてだけでなくビジネスマンとしても、彼らからたくさんのことを学ばせてもらってた。

今日は彼らから学んだ成長するための立ち回りについて紹介しようと思う。

質問力が高い

彼らと働いていて驚かされたことがある。

それは「これほど優秀な人がこんな基本的なことを質問するのか?」という場面に何度も出くわしたことだ。

知らないことが罪のように感じていた

グローバル人材と働く前はゴリゴリの日系Webベンチャーで働いていた。その際は、簡単なことを質問することに対する抵抗感が大きかった。

「基本的なことを聞いてしまって申し訳ないのですが。。。」といった言葉を頻繁に聞いたことはないだろうか?

これは私だけかもしれないが、日本コミュニティにいると基本的なことを知らないことが悪いことかのように感じることが多かった。

気軽に質問し合うことの重要さ

ただ、グローバル人材と働くようになって質問することのハードルが下がった。みな気軽に知らないことを質問するので、質問すること自体のハードルが非常に低いのだ。

また、お互い質問をしあうことで、それを聞いている周りのメンバーもドンドン成長していく。

こういう環境で仕事をしているとチーム全員が成長していることを実感できる。

自分の責任を理解している

ちゃんと断るのも彼らから学んだことだ。

私はそれにベストな人材ではない

マネージャーから「この仕事をお願いできるかな」と聞かれたら、99%の日本人は「了解です!」と答えるだろう。

しかし、私の周りの超優秀な人は「その仕事にとって私はベストな人材ではない」と返答することがある。

自分の責任領域をしっかりと認識し、あまりにも責任領域から離れたタスクに対してはNoをちゃんと言えるのだ。

無責任ではなく責任ある行動

タスクを断ると聞くとそれは無責任な行動のように感じるかもしれない。

しかし、彼らは自分の専門領域に対して高い責任感を持っている。何でもかんでもタスクを引き受けてしまうと自分が専門としているタスクに100%の力が出せなくなる。

だからこそ、彼らは自分が責任ある行動をできるように断らなければならないことに対してNoをいうのだ。

日本はメンバーシップ採用を行うので従業員に対して会社の成長に必要なタスクを要求する。しかし、海外はジョブ型採用が多いので彼らの専門性をもとにタスクを依頼する。

そこの違いを明白にしておかないと、いい顔をするだけの何でも屋さんになってしまう。それは最初はうまくワークするし、みんなに頼られて気持ちのいい働き方かもしれない。
しかし、ジワジワとあなたの体力・メンタルを蝕んでいく。

仕事が楽しくなり、心が楽になる

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