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なんとなく

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にわか雨の休日

にわか雨の休日

朝は晴れていたのに洗濯物を干し始めたら
ぽつぽつと雨が手に当たった
空を見上げると灰白の雲の切れ間に青空も見える
午後から雨って聞いたのに
もう降ってきたんだ

室内に干すのもにおいが気になるし
コインランドリーに乾かしに行こう
干しかけた衣類をかごに押し込み出かける支度をする

雨の日のコインランドリーは混む
考えることは皆同じで
午前中に家事は済ませたいのだ
雨が降り始めたと思ったのに
コイン

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朝

昨日はとにかく風が強くて
3月も半ばだというのにとても寒かった
今年は河津桜をみそびれてしまったな

夜の空に細い月と木星が美しかったが
スーパーの駐車場から撮った月は
まるで丸い月の様だった

鉢植えのアデニアグラウカに猫が頬を擦り寄せるので
せっかく出てきていた新芽が
跡形も無くなってしまった
申し訳ない気持ちになる
またどこかから芽吹いてくれますように
どうか強く生きて欲しい

両開きの扉が

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それぞれの

それぞれの

今年に入って
初めましての出会いが多い

実際に会うのも
おしゃべりする
というのも含めて

今まで生きてきて
これからも生きていく中で
生活とか仕事とか何も関係無く
少しでも絡まることができる人って
この年になるとそうそういない

だからお互いが生きてきたその過程を
全く知らずして出会う相手って
すごく興味深いし学びが多い
私の知らなかった世界を生きていて
それを教えてくれる

その人の人生を垣

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ミモザの頃

ミモザの頃

雨続きの寒い毎日
みなさんいかがお過ごしですか

昨日の重たいつぶやきに優しいコメント
ありがとうございました
生きてます

今ふわふわの優しい黄色が
あちこちに溢れていて

そう
ミモザの季節

アカシアなのかミモザなのか
はたまたミモザアカシアなのか
同一品種なのか否かは
諸説あるし
種類もたくさんあるので
好きな名前で呼んだらいいと思う

ミモザという
優しくてやわらかな音の響きが好きだから

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月のような

月のような

ルナリアが好きだ

花はどこにでもあるような普通の花で
咲いていてもきっと
目も止められないだろう

しかし実は形も個性的で可愛らしく
熟した種子と周りの果皮が落ちた後
白銀色の薄い膜だけが残る

膜には光沢があり
光を映し
きらきらと輝く

その姿は美しい

ルナリア

“月のような”という意味の名前が付けられるのも
よく分かる

銀貨のようだから
マネープラントとも言われるらしい

今年は種を

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いつまでも

いつまでも

若さはいつまでもあるわけじゃない
もう既に失っているものは多々あって
それでも重ねていることに
どこか意味あるはずだと思いながら
生きている

年老いていく行末が
どんなものかなんて想像したところで誰にも分からない
少しでも迷惑をかけないように
きっと誰もがそう思いそう願い
生きている

10年後
生きてるかな
長生きはしない
健康もきっと続かない
悲観的な意味ではなくてそんな風に思う

なんてこ

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必要性

必要性

婚外の恋愛において
何がお互いを繋げているのか
繋がった相手と自分の存在は?

何を求めて何を望む

婚姻制度により配偶者がいるということで
既に縛りがあって
その中でどうこう
というのはあるだろう
法的に定められた2人だから
他に相手ができたらそれは違法
理にかなっている

そんな身でありながら
様々な理由があって外に相手がいる場合
それはどんな関係?

関係性の名前なんかはどうでもいい

お互

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お互いに、はちょっと苦手

お互いに、はちょっと苦手

「互いに素」は好きだけど
「お互いに」はちょっと苦手

以前コメントにそう書いてくれた方がいて
頭の中にずっとそれが残ってた

「互いに素」数学用語

集合論では

整数論では

代数学では

はい
目が滑りますね、分かります

でも気になる言葉がたくさん出てくる
「交わりを持たない」
「共通の元を持たぬ」
「選び方に依らずそれらが常に共通部分を持たない」
「共通点を持たない」
「共通の因数が現れ

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東京日帰り other side

東京日帰り other side

blue note東京の日
新幹線に乗って1人東京へ向かった

これまで1人で東京へ行ったことは無い
またしても人生初
横浜へ行ってきたことで
新幹線のネット予約も
交通系ICを改札でピッとするだけで良いのも覚えた

今回は日帰りなので身軽
でも最初から他に観光する予定はなく
ただライブに行って帰ってくるだけ
そのつもりで行った

仕事柄休みも不定期だし1人行動が常
特にライブであちこち行く時には

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横浜へ行ってきました

横浜へ行ってきました

上の子の成人式と翌日の寮への引越し
その次の日にbillboard横浜でライブ…
そりゃそんなにお休みもらえませんよね
スケジュールちゃんと考えてチケット取れよ自分
とも思いましたが

とにかく行きたい
どこのチケットが取れるのか分からないから
全部申し込んで当たったとこに行く

そんな私の無謀な計画に
当たるか当たらないか分からないのに
チケット取れたら一緒に行ってくれるという
稀有なお友達

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無神経とか無意識とか

無神経とか無意識とか

無神経と呼ぶのかもしれない
私にとってはあまりにも日常過ぎて
気づかなかった
傷つけていたと思うのはきっと私の傲りだろうが
もしそうだったのなら
本当に申し訳ないと思った

人は往々にして
自己の日常や見解の外にあるものに対し
無意識、無神経を発動しやすい
普通、という言葉を使い
それ以外のものへの理解が疎かったり
ひどい場合は拒否を示す

そう、理解が疎かった

そのせいでもしかしたら他者を嫌な

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しぶんぎ流星群

しぶんぎ流星群

今夜は空が低いよ
肉眼でもこんなに星が見える

そう教えてもらって見上げた空

流星群がよく見えるであろう時間帯は
過ぎてしまっていたけれど
本当に星が降ってきそうだった
この中に流星が見れたら
なんて素敵だろう

寒風の中見続けることもできずに
数分眺めてそそくさと家に入る

その日は夕暮れの空も美しく
ガソリンを入れながら見える狭き夕空を
思わず撮らずにはいられなかった

年明けも仕事中心の生

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日々は訪れる

日々は訪れる

心が重い

かと言って術もない
緊急支援募金
災害救助犬派遣への寄付
本当に微力だがそのくらいしかできることがない

飛行機の事故も
北九州市の火事も
電車内の刃物振り回しも
どうしてしまったんだと思うことが
立て続けに起きていて
重い心から抜け出すことができずにいる

私一人が落ち込んでみたところで
何か変わるわけもなく誰の何の助けにもならない
そんなことなら日常をしっかり回す方が良い
という考

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『シーグラス』

『シーグラス』

今年最後の海へ向かう
夕焼けが白いシャツを染める

夏が終わる曲だけど
私にとっての
今年最後の海だったから

6月の豪雨で海岸沿いのあちこちの崖が崩落し
砂浜へ降りられなくなった
そのため
夏の間は足が遠のいてしまい
寂しくて仕方なかった

秋口から少しずつ降りられるようになり
また海を歩く日々が戻る

もう何年になるだろう

スマホに残ってる海の画像は
2013年が一番古いものだった

子ども

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