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れおゴリラのエッセイ

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床屋で受けた新人のシャンプー。

床屋で受けた新人のシャンプー。

僕は、10〜14日に1回のペースで、行きつけの床屋で散髪している。

その床屋に、最近若い男が入った。

マスターに聞くと、理容専門学校に通っている学生で、バイトで働いているとの事。

日曜日に行くと、かなりの頻度で会う。

いつも、後ろで退屈そうな顔をしているのを、鏡越しに見ていた。

大きなあくびをしている時もあった。

マスターに、その男について聞くと、「全くカットの練習をしない」と言ってい

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本屋でオーラを放つ人。

本屋でオーラを放つ人。

昨日、三ノ宮のジュンク堂に行って来た。

今月、台湾に行くので、旅行雑誌のコーナーから回った。

お盆休みなので、かなり混んでいた。

子供が大声で叫んでいた。

衝撃的な光景を目の当たりにしたのは、自己啓発コーナーをブラブラしていた時だった。

カートに乗せた二つのカゴに、本を投げ捨てる様に入れていく男性がいた。

その人は、本を手に取ると、パラパラと数ページをめくっては、カゴに投げ捨てていた。

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朝カフェでの「ほろ苦い出来事」。

朝カフェでの「ほろ苦い出来事」。

7時頃に目覚めて、スタバへ。

まだシャッターが半分閉まっていた。

8時になって、シャッターが上がり開店した。

初めてスタバに1番乗りした。

アイスコーヒーと、あらびきソーセージパイを注文した。

明日が父の誕生日なので、プレゼントについて悩んでいた。

プレゼントは、電動シェーバーか電動歯ブラシに決まった。

右隣に4人組のママ友がやって来た。

大声で雑談をしていた。

読書を始めたが、

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ラプンツェルになった人。

ラプンツェルになった人。

今さっき、ラプンツェルがいた。

髪の長さは、お尻の下辺りまであった。

そのあまりの髪の長さに、凝視してしまった。

目が離せなかった。

その理由は、もう一点あった。

それは、白髪で真ん中辺りは、黄色味を帯びていたから。

やむなき理由があって、ラプンツェルになったのだろうと考察した。

おわり。

終電の地獄絵図。

終電の地獄絵図。

先日、仕事終わりにジムに行って来た。

その日は、勤めている医院の理事長のパーソナルトレーナーをした。

理事長が帰られてから、胸トレを始めた。

ベンチプレス、インクラインスミスバーベルプレス、ペックフライの三種目で大胸筋をパンパンにパンプアップさせた。

気付けば0時を回っていた。

筋トレをしていると、時間は一瞬で過ぎ去る。

シンデレラでも何でもない、ただのゴリラは急いで駅に向かった。

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新年早々、悪夢をみた。

新年早々、悪夢をみた。

タイトル通り、新年早々に悪夢をみた。

悪夢の内容は、父がステージ4の膵臓ガンで余命宣告をされるというもの。

ろくに親孝行もした事がない僕は、後悔に打ちひしがれた。

実際の父は、気が小さくて、病気が発覚するのが怖いので検査を受けない。

しかし、夢の中の父は、余命宣告されているのに凛々しい顔をしていた。

そこに何か違和感を感じながら目を覚ました。

目を覚まして、とりあえずホッとした。

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映画館とポップコーン。

映画館とポップコーン。

みなさんは、映画館で映画を観る時に、ポップコーンを買いますか?

僕は、買わない。

ポップコーンを食べながら鑑賞すると、映画に集中できなくなるから。

映画を観る時は、スクリーンから一瞬でも目を離したくない。

それくらい真剣に映画を観る。

隣に来た人が、激しい咀嚼音でポップコーンを食べている時は、無性にイライラする。

大抵そういう人は、ポップコーンを取る時の音も、ガサガサとうるさい。

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寝坊から始まった2024年

寝坊から始まった2024年

僕は今、九州旅行の真っ只中だ。

2023年最後の日は、長崎県にある「ハウステンボス」でカウントダウンをして、2024年を迎えた。

少し雨が降っていて肌寒かったが、豪快な花火で僕の2024年が幕を開けた。

花火が終わると、すぐにホテルに荷物を受け取りに行き、ハウステンボス駅へ。

1時半頃、博多行きの電車に乗り込んだ。

車内は満席で、立っている人もいた。

僕は彼女と二人席に座った。

目が

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猫が怖いマッチョ。

猫が怖いマッチョ。

僕は、猫が怖い。

あんなに小さな猫が、まるでライオンの様に感じる。

猫に対するトラウマが生まれたのは、5歳頃だった気がする。

昔、祖母の家の庭には多くの猫が集まって来ていた。猫を愛する祖母が、エサをあげていたからだ。

まだ猫に対する恐怖心など芽生えていなかった僕は、猫を触ろうとして手を出した。

すると、目にもとまらぬ速さで手のひらを引っ掻かれた。僕は、赤くなった手のひらの爪痕を見ながら大

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僕は、散髪中毒。

僕は、散髪中毒。

皆さんは、どの位の頻度で髪を切っていますか?

僕は、週1で髪を切っている。

信じられないかもしれないが、本当だ。

小学生や中学生の時は、半年に1回程しか切っていなかった。

その反動なのかもしれない。

髪の毛を切る頻度が多くなったのは、サイドを刈り上げるスタイルになってから。

髪の毛が伸びてくると、サイドがウニのようにツンツンしてきて、鏡に映る自分に嫌気が差すようになった。

以前は、「

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「Duolingo」100日連続記録達成の裏話。

「Duolingo」100日連続記録達成の裏話。

「Duolingo」という語学学習アプリで、英語学習の100日連続記録を達成した。

今は、達成感に酔いしれている。

振り返れば、この100日間には色々あった。

酔っ払って使いモノにならない頭で取り組んだり、日が変わる直前に死に物狂いで取り組んだり、後回しにしようとする自分をなんとか抑制して取り組んだりと、紆余曲折を経て達成した100日連続記録なので、その達成感は計り知れない。

ここまで、自

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カフェで出会った老若男女。

カフェで出会った老若男女。

昨日は、朝からカフェで作業をしていた。

隣の席には、まるで車窓から見える景色のように、老若男女がやって来た

最初にやって来たのは、若い男数人だった。

かなり大きな声で会話をしていた。

正直、鬱陶しかった。

早く帰って欲しいと思っていた。

1時間位して帰って行った。

ホッとした。

次にやって来たのは、60代位の夫婦だった。

息子の話を中心に、話題を変えながらずっと話していた。

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マッチョの夏は、「無地の白Tシャツ」一択である。

マッチョの夏は、「無地の白Tシャツ」一択である。

僕は、自分で言うのもなんだが、マッチョだ。

そんなマッチョな僕は、夏には白Tシャツしか着ない。

しかも、ユニクロの無地のTシャツだ。

鍛えた身体に、派手な装飾は必要ない。

これは、僕の持論である。

身に付けるものは、なるべくシンプルにする。

ブランド物のTシャツに着られるのではなく、無地の白Tシャツの価値を、自分の筋肉で高める。

筋肉があれば、ユニクロの無地のTシャツでも、それなりの

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「オーディブル」で読書が習慣になった話。

「オーディブル」で読書が習慣になった話。

僕は、本を読むのが苦手だ。

読むのが遅いし、目が疲れるからだ。

頭に入っているか不安で、何度も同じ箇所を読んでしまうこともある。

これまでの人生で、何度も読書を習慣にしようとしてきた。

だが、その度に失敗を繰り返してきた。

部屋には、未読の本が蓄積され続けていた。

そんなある日、「オーディブル2ヶ月無料キャンペーン」の文字が飛び込んで来た。

オーディブルは、聞いたことがある程度で、試

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