portame

書きたいことをだらだら書いてます。

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記事一覧

脱能力主義とWell-being

能力とは、非常にあいまいで概念である。 この結論に至ったのはつい最近のこと。 それは以下の本を読んでそうだよね。と頷きながら読んでいた。 休職前に、「ケーキの切…

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1年前
1

うつ的希求日記#5 復職に向けた準備期

 相変わらずの更新間隔。 リワーク安定通所 あれ以降リワーク通所は安定しており、11月には週5日の通所ができるようになった。体力づくりのためにも、自転車での通所も…

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1年前
2

反抗期

不安や恐怖で ぬかるんで 向かうべき道を 間違えて 自分さえ見失った それをご丁寧に教えてくれる 心に「おせぇよ」と唾を吐いて なんならここで生まれ変わってやろうぜ…

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2年前

うつ的希求日記#4 リワークへの通所開始

 前回の記事からすでに1か月ちょいが経ってしまった。。長らく更新していなかったが、状況に変化があったので更新。  多分、”書き始めたらその日に完成させなきゃ”と…

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2年前
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うつ的希求日記#3 1回目と2回目の休職「適応障害とうつ病の違いの体感」

#1の日記にて 、2回目の休職と記述した。  1回目は、新卒入社の10月ごろに適応障害と診断され2週間ほど治療しながら仕事を続けるも休職。  2回目は前回記述のように21…

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2年前
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うつ的希求日記#2 ネコはこたつで丸くなる

最近ネコのような生活をしている。 前回のような振り返りではなく、雑記。 好きな時間に起きて、好きな時間に寝て(コントロール下かは別として)、おなかがすいたらご飯…

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2年前
2

うつ的希求日記 #1

そうか、再び患ってしまったか。 昨年10月、私はうつ病と診断され、二回目の休職となった。 なぜ、今更書くのか。 休職に入ってから8か月が経とうとしているのに、な…

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2年前
3

声-1

思い出せる 思い出せない 忘れたままの 私が 聞こえている 聞こえていない ​自分の声さえ忘れて きらり 落ちた 星を前にして 願うことが 思い浮かばない 誰も…

portame
3年前

うらない

調子が悪くなると占いをよく見るようになる。調子が悪いというのは、最近いいことないなーとか、飽きてきたなーとか、死にたいなーと思うときである。段階的に死にたいなー…

portame
3年前
2

羽の無い夜

僕たちはいつの間に 羽を持つようになっていた 寒い冬も凍える事もなく どこまでも断ち切れない僕ら 孤独を包む闇の中でも うまく飛べるはずなのに 羽のない夜に 一人 …

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3年前
2

時計-1

止めた心のハリを 動かそうとするその手が もうすでに止まったままで 今も何も始まらず 何も変わらないでいる 閉じ込められた 部屋の隅 世界を一人でにらめっこ このま…

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3年前
1

嘘喰い

隣り合わせにしたその座席 呪文のようにつぶやくその嘘は いつか現実に沁み込んで 呪いように居座った 離れてくれと願っても 離れずに 時々 胸を苦しめる 空いたもう一…

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4年前
1

ヨゾラ

遠く望んだ夜の淵 伸ばした手が届くはずもないのに いつまでも追いかけ続けて 静寂の中で眠るものが 願いだったか 祈りだったか それすらも忘れたようなものが 今もそこ…

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4年前
1

空白

手を伸ばしてみた 幻みたいな影が そこにあって届くと思っていたのに 誰も知らない速度で 誰も知らないところへ 連れて行ってくれてるはずなのに 私たちはどうしてこ…

portame
4年前
2

アシダンセラ

見つけたもの 見失ったもの 例えば ふと見かけた小道の花 いつもそこにいて だけど 気が付かない そんなことの方が多くて 風に揺られる 私も 私は見つけられない…

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4年前
1

曇天に月

夜空を見上げ 私の手の届く星明りは いったいどこにあるの? 閉じ込めた思い 強く軋んで 星座さえ今じゃ 上手く結べない 道を照らしだすものは 街灯だけで 誰かの灯りを…

portame
5年前

脱能力主義とWell-being

能力とは、非常にあいまいで概念である。
この結論に至ったのはつい最近のこと。

それは以下の本を読んでそうだよね。と頷きながら読んでいた。

休職前に、「ケーキの切れない非行少年たち」や「無理ゲー」社会を読んでいて、社会の求める基準値というものが高くなるにつれて、そこから零れ落ちる一定の人が、確率的に発生してしまう。というのが、事実として存在することを改めて認識したような気がした。

休職中に通っ

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うつ的希求日記#5 復職に向けた準備期

 相変わらずの更新間隔。

リワーク安定通所 あれ以降リワーク通所は安定しており、11月には週5日の通所ができるようになった。体力づくりのためにも、自転車での通所も実施して、雨の日以外はできている。体力は、以前元気だった時の1/2くらいには戻ってきたかな、という感じ。

 一番元気だったのは、ジムに行って、筋トレ、ランニング、エアロバイク、水泳をそれぞれ30分ずつやっていた時なので、それにはかなり

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反抗期

反抗期

不安や恐怖で ぬかるんで
向かうべき道を 間違えて
自分さえ見失った

それをご丁寧に教えてくれる
心に「おせぇよ」と唾を吐いて
なんならここで生まれ変わってやろうぜ

何にも気が付かない不感症も
何かに気が付きすぎる敏感症も
この世界は美しいって
不良の優しさ 喝采するように
生きていこうぜ
でも、ごめん、最近
それにさえ反吐が出るんだ

ガチャガチャ回して 探している
ありがちな理想
望みさえ

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うつ的希求日記#4 リワークへの通所開始

 前回の記事からすでに1か月ちょいが経ってしまった。。長らく更新していなかったが、状況に変化があったので更新。
 多分、”書き始めたらその日に完成させなきゃ”とか”分量が少なそうだな”とか思ったりして更新ができなくなっているのではないかという、自己分析。こうゆうのも、自分の自動思考になってしまっているのかなぁと思う。

リワークの開始 投薬が安定し、体調も安定してきたので、リワークを9月より開始し

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うつ的希求日記#3 1回目と2回目の休職「適応障害とうつ病の違いの体感」

#1の日記にて 、2回目の休職と記述した。

 1回目は、新卒入社の10月ごろに適応障害と診断され2週間ほど治療しながら仕事を続けるも休職。
 2回目は前回記述のように21年の10月にうつ病と診断され、その時点で休職。

 10月に何かあるのか、私。。。

1回目の休職 適応障害 1回目の休職は、「適応障害の抑うつ状態」となり、症状も今の「うつ病」とは異なっていた。
 主な症状としては

手の震え

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うつ的希求日記#2 ネコはこたつで丸くなる

最近ネコのような生活をしている。

前回のような振り返りではなく、雑記。

好きな時間に起きて、好きな時間に寝て(コントロール下かは別として)、おなかがすいたらご飯を食べ、思いついたままに散歩に出て、特にやることがなければゲームしたり、youtubeを見ながら過ごし、それにも疲れたら本を読み、それさえも疲れたらソファーやベッドに横たわり半分寝ながら過ごす。

そんなぼーっとした時間のはざまで、休む

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うつ的希求日記 #1

そうか、再び患ってしまったか。
昨年10月、私はうつ病と診断され、二回目の休職となった。

なぜ、今更書くのか。

休職に入ってから8か月が経とうとしているのに、なぜ今更書き始めたのか。3点ある。

途中投薬があわずに気分の乱高下を繰り返していたが、ここ最近は薬の調整をしながら、あってきたのか落ち着いてきたこと。

定期的に会社へのメール連絡をしているのだが、そこでの書く能力が落ちていることに気が

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声-1

声-1

思い出せる 思い出せない

忘れたままの 私が

聞こえている 聞こえていない

​自分の声さえ忘れて

きらり 落ちた 星を前にして

願うことが 思い浮かばない

誰も裏切れない私が 鮮やかに笑いながら

私だけを裏切り続けて 声も出せなくなって

矛盾の中に溶け込んでしまったら

そこに もう 私が いない

うらない

うらない

調子が悪くなると占いをよく見るようになる。調子が悪いというのは、最近いいことないなーとか、飽きてきたなーとか、死にたいなーと思うときである。段階的に死にたいなーに近づくときである。

いつもお決まりで見る占いでは、ふーんそう言う捉え方で過ごせばいいのね程度なのだが、この時の状態で見に行く占いには藁にもすがる思いで見に行く。

来週には、来月には、来期中には、いいことが起きるようになるのかと、一筋の

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羽の無い夜

僕たちはいつの間に
羽を持つようになっていた
寒い冬も凍える事もなく

どこまでも断ち切れない僕ら
孤独を包む闇の中でも
うまく飛べるはずなのに

羽のない夜に 一人
泣いて 僕は飛べなくて
世界が眠る速度で 涙が落ちる
一人では 何も出来ずにいること
本当に必要なものだけが
胸の中で暴れていた

閉じ込めた不満や不安も
騒ぎ出してきた
背中の違和感が気になっている

どうしてこんなにも簡単に

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時計-1

止めた心のハリを
動かそうとするその手が
もうすでに止まったままで
今も何も始まらず 何も変わらないでいる

閉じ込められた 部屋の隅
世界を一人でにらめっこ

このまま 私が追い付けない速度で
地球が回り続けたとして
どうして私だけが 置いていかれたのに
どこか終わりに近づいた気分になるの

嘘喰い

隣り合わせにしたその座席
呪文のようにつぶやくその嘘は
いつか現実に沁み込んで
呪いように居座った

離れてくれと願っても
離れずに 時々 胸を苦しめる

空いたもう一方の席に
僕が座り込んで
一つ決めたことがあるんだ

君が記憶を騙して付いた嘘を
僕が取って食ってやることをしても
君の罪は消えないから
そっと隠して置きたかった気持ちを
僕がずっと見守っててあげる

向い合わせに見たその瞳
思いを

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ヨゾラ

遠く望んだ夜の淵
伸ばした手が届くはずもないのに
いつまでも追いかけ続けて

静寂の中で眠るものが
願いだったか 祈りだったか
それすらも忘れたようなものが
今もそこで照らしているなら

どうか って 言葉 こぼしながら
居ても立っても居られない僕らに
大きな旗を掲げなくても
浮かぶ夜空と月 星の瞬きに
ほら 包まれている

空白

手を伸ばしてみた

幻みたいな影が

そこにあって届くと思っていたのに

誰も知らない速度で

誰も知らないところへ

連れて行ってくれてるはずなのに

私たちはどうしてこうも

どこかを探し続けているんだろう

知らないまま耳をふさいでた毎日を

今はその景色だけはっきりと覚えている

それ以外は何も 覚えても 思い出にもならないのにね

空白だけが埋めていく

アシダンセラ

見つけたもの 見失ったもの

例えば ふと見かけた小道の花

いつもそこにいて だけど 気が付かない

そんなことの方が多くて

風に揺られる 私も

私は見つけられないまま

ずっと闇雲に走っている

息を切らしていることも

忘れようとしていた

少しだけ雨に濡れていた

そのアシダンセラの葉を思い出して 

多くを見もしてこなかったこと

教えてくれたから 

今 風が止む

曇天に月

夜空を見上げ
私の手の届く星明りは
いったいどこにあるの?

閉じ込めた思い
強く軋んで
星座さえ今じゃ
上手く結べない

道を照らしだすものは
街灯だけで
誰かの灯りを求めている

街角で笑みを浮かべて
曇る視界に溺れ惑わない
月も揺らぎ出す
水の溜りを揺らす苛立ち
命を無くしさえしなければ
地を這わすこともないのだと

日々の積み上げ
私の手の届く過去辺りは
いったい意味があるの?

描く理想

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