うつ的希求日記#3 1回目と2回目の休職「適応障害とうつ病の違いの体感」

#1の日記にて、2回目の休職と記述した。

 1回目は、新卒入社の10月ごろに適応障害と診断され2週間ほど治療しながら仕事を続けるも休職。
 2回目は前回記述のように21年の10月にうつ病と診断され、その時点で休職。

 10月に何かあるのか、私。。。

1回目の休職 適応障害

 1回目の休職は、「適応障害の抑うつ状態」となり、症状も今の「うつ病」とは異なっていた。
 主な症状としては

  • 手の震え

  • ふとした時に涙が出て止まらなくなる(出社時や休日に散歩しているときなど)

  • 過呼吸

  • 食欲の減退(当時顔が青白いとよく言われていた)

があった。
 
 その時は、心療内科への受診よりも先に上司に相談し、過呼吸で朝動けない日に言葉が発せられない状態で連絡し、急遽休みにしてもらうなど配慮していただき、騙し騙しで勤務を続けていた。
 最終的に、帰宅時に当時住んでいたのがアパートの2階であったのだが、階段を上っている途中で、10分ほど体が動かなくなって止まっていたことがあり、もうこれ以上は無理だと察して心療内科を受診した。

 その後、5か月の休職を経て、同じ会社に復職した。

 その時の回復過程は、初めの2週間ほどは、ストレス因の仕事から解放されリラックスしたのか、こんなに人間寝れるのかというくらいひたすらに寝ていた。
 その後は徐々に食欲も戻り、読書などをして集中できるようになり、ランニングをできるまでに回復していった。

 適応障害の場合は、ストレス因から離れて適切に治療できれば、回復が早かったように思う。

2回目の休職 うつ病

 うつ病までの症状などは#1で記述した通りだが、その後の経過も異なった。むしろ、休職当初は1回目の休職時よりも調子は良かったように、今となっては思う。

 1回目は休職前後で心理的視野狭窄に陥り、「役に立たない人間なんだ」「自分の人生はもう駄目なんだ」など、ここでは明確に書かないが、本当にサイゴの選択肢を選ぶしかないと思っていた。
 とても余裕のない状況だった。

 だが、2回目の休職時前後では、「あー、これはやばい状態までいってしまったー」、「また、ゆっくり休んで復帰するかー」など、少し楽観的な部分があった。
 「もし本当に働けなくなっても日本にはセーフティーネットがあるし」などとも考え、余裕がある状況であった。それに休職後2か月ほどは1時間散歩をするなどし、活動量も多かった。

 その理由としては、1回目の休職時とは以下の部分で状況が異なっていたからだと思う。

●1回目の休職を周囲に話していたこと
 ⇒周囲の友人や部署の遠い同期などに「メンタル病んだら、いい病院紹介するよー」などと、復職後話せていた。
●休職時受けられる制度に理解があったこと
 ⇒傷病手当や、休職をいつまで続けられるのかなど
●主なストレス要因が、当初実家の事情が多くあったように思っていたこと
 ⇒仕事のストレス、長時間残業も複合的な要因としてあったが、比重としては実家の事情が多いと認識していた

 しかし、結果としては1回目よりも長く、現在も続く休職期間を過ごしている状態となっている。今では活動量も日によっては外に出れないし、出れても次第に活動量が減っていった。

適応障害とうつ病の違いの体感

 ストレス因が明確な適応障害とストレス因が特定しにくいうつ病では、上記のような症状と休職時過程の違いを体感したが、治療法の違いも体感した。
 おそらく個別の症状や通院先によって方針が異なると思うので、私個人としてのものになるだろうが。(引っ越しの関係上、1回目と2回目で通院先が異なっている点もある。)

 適応障害では、まずストレス因から離れ休養をとるが大事であり、休職によりその環境を整え、投薬も向精神薬ではなく、漢方で食欲向上や精神状態を安定させていた。
 うつ病では、まず仕事ができる状態ではないので休職し、投薬は自分にあう向精神薬を種類や量を調整し、精神状態を安定させていった。
 
 治療開始当初、向精神薬への抵抗感、適応障害時との投薬方針の違いにより、混乱していた点があり、1回目とも2回目とも異なる病院に転院相談をし
セカンドオピニオン的なものを電話口で相談した。
 それでも、「その状態であれば、おそらく当院でも向精神薬は投薬の方針となるかと思います」と言われたので、そういうものかと納得することにした。

 現在9月ごろからリワークを開始できそうというところまで、安定してきているが、改めて、「なんで今の仕事続けるんだっけ?」とか「今のままでいいのか?」と考え始めると明確な答えが得られておらず、不安ばかりが渦巻いている。

 noteを書きながら、ここも整理していければと思っているので、間隔が空きながらでも続けられればいいな。


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