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#Design

デザイン原則をデザインする

デザイン原則をデザインする

こんにちは!ユーザベースでデザイナーをしている三宅佑樹( @Yuki_Miyake )と申します。

ユーザベースのB2B SaaS事業のデザイン組織「DESIGN BASE」が毎週月曜日にお届けしている「DESIGN BASE MAGAZINE」。今回は「デザイン原則」をテーマにお送りします。

私が入社以来ずっと携わっている『FORCAS』という顧客戦略プラットフォームのプロダクトでは、現在デ

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ビジョンとKPIが対立した時、UXデザイナーができること

ビジョンとKPIが対立した時、UXデザイナーができること

「PV」「売上」などの事業がもつKPIと、
達成したい「ビジョン」や、伝えたい「価値」が逆の方向を向いてしまって困ることはないですか?

とくに事業会社のビジネスサイドVSデザイナーという関係性では、あるあるなんじゃないかと思います。
そのような時は「あいつらはわかってない!」となる前に、目標の枠組みから一緒に再考してみるのはいかがでしょうか?

定量的な「KPI」"だけ"になってはいけないKPI

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ユーザーインタビューについての記事・本をまとめてみた

ユーザーインタビューについての記事・本をまとめてみた

こんにちは!ajikeでUXデザイナーをしているサトウリリです。
現在CreatorZineさんで、UXリサーチについての連載を書かせていただいています。
その中で、当然ユーザーインタビューについても書きたいと思っていたのですが、いかんせんインタビューはとても奥が深く、それだけで連載が書けてしまうような技法です。
インタビューについて詳細に書いてしまうと、連載の主旨から外れてしまうため、インタビュ

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UX設計のプロセスは、ビジョンから始めよう

UX設計のプロセスは、ビジョンから始めよう

UXのプロセスを始める前に、ミッション・ビジョンについて、よく時間をかけて議論していますか?
ユーザーリサーチや、ペルソナ・シナリオ等の制作から始めていませんか?

スキップされがちなミッション・ビジョンUXデザインの勉強を勉強しようと思った時に
まず読むべき教科書的な本がいくつかあると思いますが、それぞれを読んでいて思うことがあります。

これらの本は「僕らはなにを成し遂げたいか?」についてはす

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三井住友銀行アプリについてお話します。

三井住友銀行アプリについてお話します。

こんにちは!三井住友銀行 デザイナーの堀と申します。
前回の初投稿から、SNSなど多方面でたくさんの反応をいただきありがとうございました。予想以上の反響で銀行内でも話題となり、三井住友銀行のデザイナーの活動が少しでも広がったことにうれしく思います。

その中で「銀行アプリが変わった」とのコメントを多くいただき、自分たちが関わったプロジェクトがお客さまの手元に届いているんだなぁと感動しました。
今回

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1on1というインタビュー手法 ~チームに価値を届ける~

1on1というインタビュー手法 ~チームに価値を届ける~

メルカリの[1on1 Workshop]公開講座に参加して、「これはユーザーインタビューと似ているな」と感じたので、気付きをメモしています。

1on1はメンバーと信頼関係を築くプロセス1on1がにおいて大事なのは信頼関係を構築するということだそうです、
1on1における信頼関係には段階があり、段階を追ってラポール形成していくことが必要です。

■ラポールが形成されている状態とは
「心が通い合って

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THE GUILD勉強会 -ユーザーインタビュー設計-レポート

THE GUILD勉強会 -ユーザーインタビュー設計-レポート

THE GUILDさま主催の勉強会にお邪魔してきました。今回のテーマは「ユーザーインタビュー設計」です。

・UI、UX、サービスデザインに興味がある。
・ユーザーインタビューの具体的なやり方や社内での導入方法がわからない。
・他社のユーザーインタビューの実践事例を知りたい。

こんな人におすすめだそうです。モデレーターはこばかなさんでした。
早速レポートしていきたいと思います。

金子 剛さ

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UXリサーチャーの現場 ~教科書には載ってない成功の秘訣~

UXリサーチャーの現場 ~教科書には載ってない成功の秘訣~

サイボウズの柴田さんが主催する"Cybozu UX Cafe"の関係者メンバーで懇親会をさせていただきました。

実際の第一線ではたらくUXリサーチャー様たちから、普段聞くことができない泥臭い成功の秘訣・名言の嵐を聞くことができたのでここにメモします。

「リサーチャーの最初の仕事は社内リサーチ」インハウスで働くリサーチャーがまずしなければ行けないのは、まず社内のリサーチ。
どんなに手段として「

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サービスに求められるものを、6段階に分類する

サービスに求められるものを、6段階に分類する

先日、Google Cloudさんのイベントで話した「サービスの段階」の補足。

「サービスの体験をよくする」というのが、漠然としてどうすればいいかわからないとき、まずユーザー体験を6段階に分類するのをオススメします。

この図をベースに、

・あなたのプロダクトの現状
・やろうとする施策やアップデート

が、それぞれどのレイヤーに属するかを見て、基本は低レイヤー(機能より)のものから、充足させて

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ユーザー体験を加速させるテクノロジは何か?

ユーザー体験を加速させるテクノロジは何か?

Googleのイベント「INEVITABLE ja night 第 8 回 エクスペリエンスドリブンへの不可避な流れ」で対談をしました。その補足1。

僕が注目する、体験を向上させるテクノロジについて。

モデレーターの小島さんは、VRや5Gといった答えを想定していたようですが…ちょっと捻って、以下の3つのテクノロジを挙げてみました。

・データ分析
・SAAS
・サブスクリプション

データ分析

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私の考えるプロダクトマネジメントとUXデザインの関係

私の考えるプロダクトマネジメントとUXデザインの関係

この記事は、2019年2月26日にレバレジーズ社で開催された BIT VALLEY -INSIDE- Vol.6 で発表したスライドおこしになります。

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こんばんわ。
まずは自己紹介させてください。

竹田 哲也と申します。デザイナーをしていまして主にユーザーの体験の部分などのサービスデザインをメインにしています。カンタンに僕の経歴なんですが、

UIデザイン会社のグッドパッチでPMとし

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エンジニアがUXデザインするべき理由

エンジニアがUXデザインするべき理由

PHP Conference 2018の登壇資料です。未来には更に越境がすすみ「〇〇が〇〇をするべき」という議論すら無くなると想像しています。

PHP Conferenceという名前と裏腹に、様々な言語を活用するエンジニアが集まるこのイベントのように、
PHP Conferenceというエンジニアイベントに"デザイナー"である自分が登壇することができたということが、越境するクリエイティブ業界にお

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デザインを言葉で説明するの難しい問題 - 分解、検証、翻訳

デザインを言葉で説明するの難しい問題 - 分解、検証、翻訳

フェンリルのプランナーの柴田です。

デザイナーではない人にとって、デザインの良し悪しを判断するのは難しいものですよね。「なんとなく良い」「ピンとこない」まではわかるのですが、「なぜ良いのか」「なぜピンとこないのか」を言葉にするのは、それなりの経験と知識が必要となります。
しかし、そこをきちんと言葉にできないとデザイナーへのフィードバックは難しく、適当な指示で無駄な作業をお願いすることになります。

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UXデザイナーになるために必要な5つの基礎スキル

UXデザイナーになるために必要な5つの基礎スキル

UXデザイナーになろうとしたとき、基礎を得るためにはどのような学習から初めたらいいのでしょうか?

ユーザージャーニーの作り方やペルソナ・シナリオ法のようなフレームワークを覚えたくなるかもしれませんが、それは少し待ってほしいと思っています。
いきなりフレームワークを覚えるのは、掛け算の仕組みを知らないのに九九を暗記するようなものです、「9x9=81」と答えられても、「りんごを9個持った人が、9人い

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