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本当にやらなければならないことは1割に満たない
普通に生きていればやることが多くて時間が足りなくて大変だ。
寝る時間が足りなくて、その状態が長期間続いて命の危険にさらされると、気付く人もいる。「これ本当にやらないといけないの?」
やらなければならないことが本当にそうかは、医学や物理学や経済学を勉強するとわかるようになる。勉強には何十年もかかるが、その結果やらなければいけないと思い込んでいることの9割以上は本当はやる必要のないことであり、下手
日本のガソリンは全然値上がりしていない
日本のガソリン価格の推移のグラフがこちら。米国のガソリン価格の推移のグラフがこちら。日本は30年間横ばい、米国は30年で4倍に値上がりしている。リッターあたりでは今は日本の方が安いこともある。私は1980年代からどちらの国でも給油していたから値上がりしない日本が異常だと思っていた。
米国は産油国で100%自給自足できる。日本は100%輸入だ。それなのにいったいなぜ日本のガソリンはこんなに安いのか
時間の長さを味方につけた者が最後に勝つ
時間を有効に使うのが良いことは以前書いたし、同じことを教えてくれる人は多い。しかし、時間の長さを有効に使うことを教えてくれる人は少ない。
ある個体(あなた)の成長する速度が普通よりも遅くても、長い時間成長できれば、途中で成長を止めた個体よりも最終的には勝る。
これだけなら当たり前のことだが、個人の能力をいろんな分野に分けて考えるとこの考え方の結果がとんでもなくすごいことになると気付く。個人の能
アメリカ人は臆病なのが弱点
NHKでベトナム戦争のマクナマラの誤謬についてのドキュメンタリーを放送していた。ベトナム戦争では米兵の戦死者数は5万8千人だ。これはかなり少ないのだが、これで米国は戦争に嫌気がさして戦争を止めた。
第二次大戦で戦死者数が多かったのはソ連で1450万人、次がドイツで285万人。日本は230万人と一見多いのだが、そのうち弾丸や爆弾で死んだ兵士は70万人だけ。残りは病死と餓死なので日本人(の司令官)に
めったにない相場急変を楽しみながら勉強しよう
予想だにしなかったシリコンバレー銀行の破綻がもしかしたら大きな相場の流れを生み出すかもしれない。
リーマンショックのときは、最初に相場が動き始めたときは少しずつだった。いつもの動きだと思って何も注意しないでいたら何千万円もの損をした。急落した後、バカなことに難平したので、自分で傷口を広げた。
リーマンショックのずっと前の前世紀でも千万円単位の損は何度かやらかしたが、リーマンショックは急落のやさ
プロンプトエンジニアリングとオラクル認定技術者制度は同じで、いずれなくなる
GPT系の出力を引き出すのに入力たるプロンプトが必要だ。プロンプトの組み立て方で出力が変わるので、その組み立て方テクニックをプロンプトエンジニアリングと呼ぶ。不完全な技術(機械)に対して人間が合わせるというのは、技術開発の過渡期にはあり得るが、技術が進歩すると人間が合わせる必要はなくなる。人工知能の研究が進めば、プロンプトエンジニアリングは不要になる。
西暦2000年にオラクルDBを使った。当時
Winny作者の金子勇さんが亡くなったのは権力のせいではなく日本国民のせいなんだけど
映画Winnyが公開されて金子勇さんが再び話題に上っている。金子さんが逮捕されたのは権力(警察)のせいということになっている。映画の公式サイトには、権力とメディアが悪と表記されている。いや、全然違うから。彼を殺したのは日本国民だよ。
出る杭を打つ、誰かが得をしたら妬んで足を引っ張る。それが日本人の多数派の生き方だ。ずっと昔からそうだし、21世紀になっても何も変わっていない。民主主義だから多数派の
日本と米国では管理職の質が違う
日本人の兵士(自衛隊員ではない)が米国陸軍に所属して「兵隊がバカばっかりで驚いた」と感想を述べていた。「でも米国が最強なのも分かった」と述べてもいた。第二次大戦の頃から何も変わってはいない。米国兵がヘタレなのは世界中が知っていた。でも、米国は指揮官が優秀だ。というか優秀な奴が指揮官になるのだ。指揮官はヘタレな兵隊でも最大の仕事ができるように指揮をする。だから米国の軍隊は強い。同じことが米国の企業で
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