なぜ先の重要なことを考えない?バカなの?

周りを見渡すと忙しい老人は少なく、暇を持て余している老人が多数派だ。暇でも死ぬまで元気に過ごせているなら文句はないが、身体が若い時のように動かなくなってから暮らしに困ると訴える人がいる。

いずれそうなることは何十年も前からわかっていたのに、なぜ何も対処しなかったのか。たとえば車がないと暮らせないエリアなら40歳くらいからどうするか考えるのが普通だろうに。将来お金が足りなくなるのなら、贅沢をやめて貯金をするだろう。なぜそれをしなかった。頭の中には脳みそではなくて脂肪でも詰まっているのだろう。

災害が起きそうなエリアなら、家を補強するなり引越しをするなりを目指そうものなのに何もしない。他にもっと大事なことがあるのだろうか。命より大事なものがそうそうあるとは思えないのだが。

同じことは今の若い人にも言えて、40年後の日本は北斗の拳に描かれたような世紀末状態になる。それが予想できるのに、日本より多少はマシな外国へ移住する準備をどうして始めない。10代の子供だと未来がないことを分からない子もいるかもしれないが、 社会経験を積んで30歳にもなっても分からないなら、どうかしている。

この国の人間は思考停止こそ人生目標と思っている。何も考えないで生きることが人生の最終目標なのだ。大事なことは自分以外の誰かに決めてもらうことを理想としている。そういう有機物は人間とは言わないどころか、生物とも言えない。どんな生物も全力で一所懸命生きている。トロッコ問題で日本人が5人と虫が一匹線路に転がっていたら、私は虫の方を助けるべきと思う。石ころより生物を優先すべきだから。

私が日本を知らない人に日本の文化を説明しろと請われたら"The nation that makes people fool"と説明する。

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