オノサトシズム

日常から生まれる暮らしの嗜み「オノサトシズム」をお届けします。

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記事一覧

増えたのか? 日本のフリーエージェント

アメリカで流行ったことは、かなりの確率で日本でも流行るのが通説です。これは、モノやコトに留まらず、これからの働き方についても当てはまるかもしれません。 アメリカ…

Generation XYZ

Generation XYZとは、新しいアイドルユニット名ではありません。 アメリカ合衆国において人口を5つの世代に分けたカテゴリの一部です。 年代は若干前後する場合もあるよう…

落とし穴からの脱出

「組織に元気がない」「人が育たない」という結果は、多くの企業で定型化された規制・管理強化による副作用であることが大きいと感じます。 「コンプライアンスの実践を目…

さよなら管理職 ・・・

いつの時代でも自分の保身だけを考え、部下に正しい道を示さない、または、示す道が理解できていない管理職が多いと感じます。それらが口にするのが「最近の若い人は育たな…

YOLO スピードを楽しめ

日本企業は決断が遅いと言われています。 一つの決断を下すのに多くの時間を掛け、リスクを想定し、確実なリターンを求めようとすることが要因の一つとなっています。こ…

DDIは救世主となるか

現代の企業における「イノベーション」とは、新たな技術革新を前提とするものが多く、膨大なコストと先進性が必要とされています。しかし、そのようなプロダクトやサービス…

自分段取りしてます?

新入社員も少し慣れはじめ、先輩の仕事を観察する余裕もでてきたのではないでしょうか? 社会人の仕事と生活の調和を実現することを目的に、「ワーク・ライフ・バランス」…

ストリートスマート

英語に「ブックスマート」「ストリートスマート」という言葉があります。 前者は、学業が優秀で偏差値が高い人。後者は、自分が体験したことを糧にした現場対応力の優れた…

いつも心にデザインを

ビジネススタートにおいて、非デザイナーでもデザイナー的感覚を持ち合わせることが、ビジネススキルとして重要な時代に突入しています。これからのデザインは経営や商品企…

ワークライフインテグレーション

私が勤めている会社は、2018年からテレワークを実施しています。 PCを使う作業が殆どですのでとくに大きな問題もなく現在も導入中です。 巷では、新型コロナウイルスの影…

逆さまに見る

私が好んで立ち寄るドイツ料理のお店があります。決まってランチタイムに車で訪れるのですが、リーズナブルで美味しく、しかも小洒落ていると三拍子揃ったベストショップで…

シンプルであること

「デジタルの進化」と「情報の氾濫」が共存する現代社会において、必要な情報を精査・収集することの大切さがより重要性を増してきました。脳科学的には、人は視覚情報の20…

認知特性を知ること

人には誰しも、得意、不得意が存在します。多くの場合は、それを避けることでストレスは軽減されますが、苦手といって簡単に逃げるわけにはいかない局面があることも事実で…

自分イズム

日本のフォークグループで一時代をつくった「アリス」のボーカリストで、現在ソロ活動をしている谷村新司さんが、昔テレビで言っていたことを思い出しました。彼は自身で作…

近道への旅

日本の実業家である稲盛和夫が言いました。 『バカな奴は単純なことを複雑に考える。普通の奴は複雑なことを複雑に考える。賢い奴は複雑なことを単純に考える。』 皆が後…

量から質へ

公私に関わらず、SNSにおける友達の数が「自己への評価基準」の一つともなる時代。しかし、実際にそれらが有益に作用している人はどれ位いるのでしょうか?「量」を増やす…

増えたのか? 日本のフリーエージェント

増えたのか? 日本のフリーエージェント

アメリカで流行ったことは、かなりの確率で日本でも流行るのが通説です。これは、モノやコトに留まらず、これからの働き方についても当てはまるかもしれません。

アメリカの専門研究機関によると、2020年までに労働者の40%がフリーエージェントになるのではと予測しています。このワードを聞くとプロスポーツ選手を連想する方も多いと思われますが、ビジネス界においても自分の能力を適材適社で活かし、様々な企業のプロ

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Generation XYZ

Generation XYZ

Generation XYZとは、新しいアイドルユニット名ではありません。
アメリカ合衆国において人口を5つの世代に分けたカテゴリの一部です。
年代は若干前後する場合もあるようですが以下の通りです。

・Traditionalist(伝統主義者世代) = 1928年~1945年生まれ
・Baby boomers(ベビーブーム世代) = 1946年~1964年生まれ
・Generation X(

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落とし穴からの脱出

落とし穴からの脱出

「組織に元気がない」「人が育たない」という結果は、多くの企業で定型化された規制・管理強化による副作用であることが大きいと感じます。

「コンプライアンスの実践を目的」に行われたルールの厳格化が、はじめは息苦しくあっても時間とともに習慣になり、いつの日か閉塞感とマンネリ化だけが会社に住み着きます。

失敗を恐れ、仕事に創意工夫や挑戦といった積極的な取り組み意欲がなくなり、「決められたルールを守ればい

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さよなら管理職 ・・・

さよなら管理職 ・・・

いつの時代でも自分の保身だけを考え、部下に正しい道を示さない、または、示す道が理解できていない管理職が多いと感じます。それらが口にするのが「最近の若い人は育たない」というフレーズです。みなさんも身近で聞き覚えがありませんか?

人も植物も、突然変異で急に育ったりすることはなく、育つか否かの過程には、プロセスが存在します。普通の植物ならば、せっせと水や肥料をやり日光に当てて育てます。しかし、サボテン

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YOLO スピードを楽しめ

YOLO スピードを楽しめ

日本企業は決断が遅いと言われています。

一つの決断を下すのに多くの時間を掛け、リスクを想定し、確実なリターンを求めようとすることが要因の一つとなっています。これらの時間は、一側面としてはリスク回避として必要だと感じますが、じっくりと時間を掛けて決断した結果、リリースする頃には市場ニーズも、競合相手の状況も短期間で変化しています。

今日検討している内容は、数ヶ月後には全く使い物にならないかもし

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DDIは救世主となるか

DDIは救世主となるか

現代の企業における「イノベーション」とは、新たな技術革新を前提とするものが多く、膨大なコストと先進性が必要とされています。しかし、そのようなプロダクトやサービスは、日進月歩で進化する現代おいて、より優れた類似品に置き換わる過程を繰り返し、コモディティ化されていきます。そういった「無駄の繰り返し」も、今後数年でリセットされ、新たな価値観を求められる時代が到来するようにも感じます。

これからの未来を

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自分段取りしてます?

自分段取りしてます?

新入社員も少し慣れはじめ、先輩の仕事を観察する余裕もでてきたのではないでしょうか?

社会人の仕事と生活の調和を実現することを目的に、「ワーク・ライフ・バランス」という言葉も聞き飽きた今日この頃。国からの指導ということもあり、企業も表向きには仕事を早く切り上げて帰宅しなさいと促します。いきなり言われても仕事が突然減るわけではありませんので、業務の効率化や効果的なアウトソーシングは「自己管理」のひと

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ストリートスマート

ストリートスマート

英語に「ブックスマート」「ストリートスマート」という言葉があります。

前者は、学業が優秀で偏差値が高い人。後者は、自分が体験したことを糧にした現場対応力の優れた人を指します。日本社会は、高度成長期より周囲と足並みをそろえ協調できる人、決められたことを指示通りに効率かつ正確に処理できる人が長く現代に渡り求められてきました。個人の意見や発想が重視されることは特殊な場合に限られ、業務によっては、むしろ

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いつも心にデザインを

いつも心にデザインを

ビジネススタートにおいて、非デザイナーでもデザイナー的感覚を持ち合わせることが、ビジネススキルとして重要な時代に突入しています。これからのデザインは経営や商品企画に直結していることが成功の鍵を握り、いつまでもデザインを他人事のように語ることはナンセンスです。突然、絵を描けということではなく「デザイナー的思考ではじめよう!」ということです。

近年特に注目されているデザインが「サービスデザイン」や「

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ワークライフインテグレーション

ワークライフインテグレーション

私が勤めている会社は、2018年からテレワークを実施しています。
PCを使う作業が殆どですのでとくに大きな問題もなく現在も導入中です。

巷では、新型コロナウイルスの影響からテレワークの実施が思いがけない形で急加速しており、多くの社会人がそのメリット・デメリットを肌で感じる貴重な機会が訪れています。

勤勉で失敗を認めない日本社会において、テレワークが吉と出るか否かはおおよその検討がつきますが、仕

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逆さまに見る

逆さまに見る

私が好んで立ち寄るドイツ料理のお店があります。決まってランチタイムに車で訪れるのですが、リーズナブルで美味しく、しかも小洒落ていると三拍子揃ったベストショップです。

いつものようにランチを食べていると、奥のボックス席で遊び慣れたマダム達が、大きなグラスを抱えながら楽しそうにビールを飲んでいました。以前から幾度か見たその光景に羨ましいとは思いつつも「車で来ているから」と指をくわえるばかりでした。し

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シンプルであること

シンプルであること

「デジタルの進化」と「情報の氾濫」が共存する現代社会において、必要な情報を精査・収集することの大切さがより重要性を増してきました。脳科学的には、人は視覚情報の20%ほどしか記憶に残らないようで、無駄な要素を排除した方が情報コミュニケーションが円滑になると言われています。

近年のWebページや広告、UIなどの視覚情報伝達もシンプルで洗練されたものが好まれることは、氾濫する情報に対する一種の拒絶反応

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認知特性を知ること

認知特性を知ること

人には誰しも、得意、不得意が存在します。多くの場合は、それを避けることでストレスは軽減されますが、苦手といって簡単に逃げるわけにはいかない局面があることも事実です。人は、視覚や聴覚を通して多くの情報を入力し、整理・分析・記憶、表現(出力)したりします。認知特性は、大きく分けて3つあり、それらを理解することで自身の仕事適正や可能性の伸ばし方を知ることができます。

①視覚優位者(見た情報を処理するの

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自分イズム

自分イズム

日本のフォークグループで一時代をつくった「アリス」のボーカリストで、現在ソロ活動をしている谷村新司さんが、昔テレビで言っていたことを思い出しました。彼は自身で作詞作曲を行ない多くの名曲を創出していますが、持論として「他人の音楽を聞かない」そうです。

彼曰く、自分は音楽以外の芸術や日常の様々な出来事を創作のネタとしており、それを自身の体に取り入れ(食べて)噛み砕き消化され排出されたのが「音楽(うん

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近道への旅

近道への旅

日本の実業家である稲盛和夫が言いました。
『バカな奴は単純なことを複雑に考える。普通の奴は複雑なことを複雑に考える。賢い奴は複雑なことを単純に考える。』

皆が後者的思考でモノゴトを見れれば、ビジネスをもっと効率的にまた革新的に遂行できると感じます。しかし、日本企業はこのような人を作ろうとしてこなかったようです。特定の人物以外は誰も発言しない長時間の会議の連続。上司からの無理難題を疑問も感じずに遂

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量から質へ

量から質へ

公私に関わらず、SNSにおける友達の数が「自己への評価基準」の一つともなる時代。しかし、実際にそれらが有益に作用している人はどれ位いるのでしょうか?「量」を増やすことに労力を惜しまず、実際の「質」に関しておろそかになっているように感じます。

人脈が広いことを良しとし「いいね!」の数を競い合うような「人生公開ゲーム」に、実は疲弊している人も多いのではないでしょうか?事実、リアル社会においても対人関

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