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増えたのか? 日本のフリーエージェント

アメリカで流行ったことは、かなりの確率で日本でも流行るのが通説です。これは、モノやコトに留まらず、これからの働き方についても当てはまるかもしれません。

アメリカの専門研究機関によると、2020年までに労働者の40%がフリーエージェントになるのではと予測しています。このワードを聞くとプロスポーツ選手を連想する方も多いと思われますが、ビジネス界においても自分の能力を適材適社で活かし、様々な企業のプロジェクトチームの中核を担い、ビッグビジネスを創造する方も多く存在しています。

自分の技術がしっかりとあり、自己管理能力や精神的にも自立しかつ自由が好きな人に向いており、フリーターのような生き方とは一線を画する、社会に対して自分の役割が明確に表現できる、新しい「働き方=生き方」なのかもしれません。

長い期間を通して、年功序列や終身雇用を貫いてきた日本ですが、近年の大企業の動向を見ると、よいビジネスマンほど大企業にはフィットせず、自由な働き方を選択しているようにも感じます。

若い人たちを理解せず「これだから最近の○○は」と揶揄する大人が多い日本ですが、私には賢そうにしか見えません。ただ世代によって入出力装置の仕組みが違うだけで、自身のチャンネルをデジタルネイティブ世代に切り替えれば共感できる部分も多いはずです。

日本でフリーエージェントが認知される日はまだまだ先ではあると感じますが、気持ちだけは常に最新でいたいものです。

この記事は2017年に書いた記事のリライトですが、2020年もあとわずかとなったので振り返ってみました。

新型コロナの影響もあり、働き方や生き方そのものも自身に問いかける貴重な経験となった2020年。情報通信ネットワークやデジタル技術に感染予防をプラスすることで、リアルに合わずともそれに近い価値が次々に創出され、「それでいいじゃないか」といった柔軟な考え方も企業側に芽生え始めた転換の年になったのではないでしょうか?

インフルエンザを克服したように新型コロナが日常となる日も近い将来に訪れるはず。2020年に経験した「働き方=生き方」という考え方が多くの人の共通価値となり、5Gによる新たな日常の構築で「それでいいじゃないか」はより一層増加、日本におけるフリーエージェントの立場も向上していくことと考えています。

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