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ワークライフインテグレーション

私が勤めている会社は、2018年からテレワークを実施しています。
PCを使う作業が殆どですのでとくに大きな問題もなく現在も導入中です。

巷では、新型コロナウイルスの影響からテレワークの実施が思いがけない形で急加速しており、多くの社会人がそのメリット・デメリットを肌で感じる貴重な機会が訪れています。

勤勉で失敗を認めない日本社会において、テレワークが吉と出るか否かはおおよその検討がつきますが、仕事もプライベートも充実させ人生を豊かにする「ワークライフインテグレーション」の実現を私は望んでいます。

ワークライフインテグレーションは、仕事とプライベートを統合させ、すべてが人生の一部であり、仕事が充実すればプライベートも充実するという相乗効果を生み出す考え方です。簡単に言えば、仕事とプライベートの垣根を無くすことだと私は理解しています。

私は、仕事をはじめる前にランチは何にしようか?と妻と相談します。都合があえば一緒にランチを食べることもよくあります。私は、料理を作ることが大好きでランチには簡単にできるパスタを好んで作ります。寸胴に水をはり、湯が沸くまでに具材を切り火に通し味付けします。味付けは少し濃い目でパスタを投入した際の水分を絶妙に計算します。パスタは少し早めに湯から取り出し具材鍋へ入れ、味を染み込ませる時間を与えます。すべての工程15分でランチ完成です。

キッチンで調理中から会話も弾むランチタイムは、テレワークがもたらしてくれる充実した生活を実感できる一場面です。

通勤のストレスもなく仕事に打ち込め、家庭でのコミュニケーションも豊かにできるこの環境を提供してくれる会社には感謝するばかりです。

閉塞感が日に日に増す現代日本において、人はなぜ生まれてきたのかを大きく変革する「きっかけ」がテレワークだと考えています。間違え探しをするのではなく、個々の弱い部分は許容し強い部分を伸ばすことができれば、無理くり平均化人間を量産せずとも社会は回るのではないでしょうか?

テレワーク勤務をしている一社会人の声として参考になれば幸いです。


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