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ゆめいるか書房(岡田美幸)
2024年6月13日 17:19
頂いた「まろにゑ90号」2024年6月号より、各連作から一首選をしました。連作の前半はニュースなどの時事詠。後半は作者のペットのイシガメの「カメグチくん」についての短歌群。※添え書き「自然は生産性ではなく再生力、効率ではなく適応によって成り立っている。」ジェレミー・リフキン(朝日新聞二〇二四年一月七日「(対談) 気候危機と人類の今後」より)連作は子育てが実感のある内容で描かれて
2024年2月26日 12:00
最近、短歌がChatGPTでも作れるようになりました。元々短歌の自動生成は、旧Twitter上で「星野しずる」というアカウントが有名です。そんな昨今、私がずっと思っている事として「AIで作れない、人間でしか作れない短歌を追求したいが、どうしたら良いか」という事です。それを実現するには人間に出来て、AIに出来ない事すなわち「人間とAIの差別化」が大事だと思います。そのよう
2024年2月23日 12:00
🌸短歌募集🌸2月29日(木)〆切です。💐ご参加をお待ちしております💐『かばん』6月号では屋上エデン歌集『グロリオサの祈り』(岡田美幸名義)を特集します。 それにちなんで、皆さんから『花』の名前を詠み込んだ短歌を募集します。お送りいただいた短歌はかばん2024年6月号の特集内で掲載されます。 かばん会員以外のかたの投稿も歓迎です。よろしければお知り合いのかたにもお伝えく
2024年2月6日 08:00
雪が数センチ積もりました。雪を見ると創作意欲が増す、かと思いきや色々な作品を思い出すのでした。雪が降る度にX(旧Twitter)の短歌のタイムラインは「ゆひら」と言って騒ぎになります。これは穂村弘氏の有名な短歌の一部から「ゆひら」の部分だけを取って言っています。当該の短歌は以下です。さて、それとは別に私が思い出す短歌は以前noteの記事で紹介しました歌集『スーパーアメ
2024年1月24日 12:00
歌集『ひかる水』(北神照美氏)を拝読しました。北神照美氏の第四歌集にあたります。装丁ハードカバーの歌集です。表紙のタイトル『ひかる水』が銀箔押しで、銀色に光る点にデザインの美しさを感じます。五首選リンクAmazonで現行で販売・購入出来るものは英語版のため、英語版のリンクを掲載しました。
2024年1月22日 12:00
歌集『櫻さくらサクラ』(大湯邦代氏)を読みました。本の紹介2017年刊行の大湯邦代氏の第六歌集です。普遍性のある短歌が多いためか、内容が全く古くなくて、読み返しても面白い歌集です。黒い表紙に櫻の花びらが映えるシックな装丁の一冊です。五首選歌集の前半の櫻の連作から一首と、他に好きな短歌をご紹介します。リンク↑Amazon↑出版社公式サイト・コールサック社
2024年1月19日 12:00
鈴木美紀子氏の第二歌集『金魚を逃がす』を拝読しました。感想と鑑賞-火と水の相聞-歌集の前半の相聞群は、作者(作中主体)が火、相聞の相手は水としての喩が多いように感じました。******************雨量の短歌は、前述の法則からは外れます。自分の気持ちの高まりや積もり具合が雨量で喩えられているように読みました。「相聞の相手が水で喩えられる」という読みを当てはめ
2023年12月27日 12:00
いつもありがとうございます。ご紹介御礼角川「短歌」2024年1月号の「歌集歌書を読む」のコーナーにて、第二歌集『グロリオサの祈り』をご紹介頂きました。佐田公子様、ご紹介頂きありがとうございました。角川「短歌」は毎月25日発売です。よって、定期購読分が12月25日に家に到着していまして、良いクリスマスとなりました。重ねてお礼を申し上げます。リンク第二歌集『グ
2023年12月22日 12:00
色々な歌会やら短歌のイベントに参加して、本当に色々な人や短歌や考え方に出会った一年だった。それぞれの場所で空気感が違うので「リアルの磁場」を感じた。短歌への向き合い方も人それぞれで、・イベントで音読する人。・賞に応募する人。・歌集にまとめた人。・SNSに短歌を発表することが主な人。・同人誌や私家版を作ってみた人。・メジャーな歌人研究をして、文章を発表する人。(評論文を書く人
2023年12月18日 12:00
歌集『パルティータの宙』(福田淑子氏)を読んだ。歌集について福田淑子氏の第二歌集である。宙と書いてそらと読ませる。この漢字の読み方は歌集の内容に大いに関係がある。例を挙げると、歌集の帯にある一首。※「宙」に「そら」とルビあり。宇宙の宙でそらである。その他にも、多様なテーマの短歌が収録されている。それぞれ別々のテーマに見えるが、根底で「自分が生きること、誰かが生きたこ
2023年12月13日 12:00
第二歌集『グロリオサの祈り』につきまして、ご感想のお手紙やメールを頂きありがとうございます。大変励みになります。メディア掲載日本農業新聞の2023年11月14日の大辻隆弘氏の短歌のコラム欄で紹介されました。焼き芋の短歌をご紹介頂きました。ありがとうございました。※旧Twitterのフォロワー様から画像を送って頂きましたが、新聞と送ってくださった方の著作権に抵触する事が心配で、
2023年11月17日 12:00
歌集『標準時』を(佐クマサトシ氏)を読みました。概要淡々とした短歌集でありながら、現実にあるおかしみやズレを描きだしていると思いました。五首選洗濯機が動く音を聞き、洗濯の終わりを待ちながら考え事をする場面は日常にあります。コインランドリーの待ち時間のイメージでした。魔女とお茶は近い取り合わせですが、間に日常的な場面が入ることで、内容の距離を遠くする工夫があると思いました。
2023年11月15日 12:00
歌集『Midnight Sun』(佐藤涼子氏)を拝読しました。概要生活、震災詠、相聞などのテーマで、工夫のある短歌が多々収録されている印象です。五首選※紹介する短歌の選もかなり悩みました。バスの動きと雨雲の動きが連動しているようで、面白いと思います。「嘘」がひとつまみのスパイスのように効いている一首です。景が良くて爽やかなだけではなく、結句に含みや内容の奥行きを感じま
2023年11月10日 12:00
「屋上エデン」で文学フリマ東京37に参加します。宜しくお願いします。日時2023年11月11日(土)出店場所地図全体図左側を拡大したもの。自分が迷った時に見返そうと、PDFファイルを念入りにスクショして⭕️したのはナイショです。販売予定の本・第一歌集『現代鳥獣戯画』手持ち分が僅少のため、無くなり次第終了です!再度仕入れなくては。・第二歌集『