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#文藝春秋
ルポ 食が壊れる 私たちは何を食べさせられるのか? (堤 未果)
(注:本稿は、2023年に初投稿したものの再録です。)
いつも利用している図書館の新着本リストで目に付いた本です。
堤未果さんの著作は、かなり以前に「ルポ 貧困大国アメリカ」を読んだことがあります。
本書は、通勤途上の書店でも平積みされていて、テーマも今日的で身近なものだったので気になっていました。
予想どおり興味を惹いたところは数多くありましたが、その中から特にこれはといった部分を
磯崎新の「都庁」― 戦後日本最大のコンペ (平松 剛)
(注:本稿は、2023年に初投稿したものの再録です。)
知人のSNSで紹介されていたので気になった本です。
磯崎新さんについては著名な建築家という程度しか知りませんが、昨年(2022年)暮に訃報が流れ、改めてその人となりの一端なりともたどってみようと思いました。
本書は、現都庁建築時のコンペの場を舞台に、磯崎さんの魅力的な人物像と彼を取り巻く様々な人たちとの営みの様を描き出しています。
誰が国家を殺すのか 日本人へV (塩野 七生)
(注:本稿は、2023年に初投稿したものの再録です。)
いつも利用している図書館の新着本リストで目に付いた本です。
塩野七生さんの著作は、代表作「ローマ人の物語」をはじめ、この「日本人へ」と副題がつけられているシリーズも「リーダー篇」「国家と歴史篇」「危機からの脱出篇」「逆襲される文明」と読み続けています。
ということで当然のごとく本書も手に取ったというわけです。
タイトルは編集者の
日本のいちばん長い夏 (半藤 一利)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
この時期(8月)には、できるだけ「戦争」を扱った本を読んでみようと思っています。
少し前になりますが、半藤一利さんの「日本人の宿題: 歴史探偵、平和を謳う」を読んでいて、“太平洋戦争” をテーマにした大座談会の話が登場していました。
本書は、その座談会の様子を記した著作です。
8月15日を挟んだ終戦前後、様々な立場、様々な場所
菊池寛が落語になる日 (春風亭 小朝)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
いつもの図書館の新着本リストの中で見つけた本です。
最近はYoutubeやPodcastが中心ですが、落語は好きで結構聞いています。
好みは、桂米朝師匠や古今亭志ん朝師匠といった超オーソドックスなタイプの噺家さんですが、そういった面々のなかでも春風亭小朝師匠はかなり上位に食い込みます。
この著作は、その小朝さんが、菊池寛の小説を
昭和史をどう生きたか 半藤一利対談 (半藤 一利)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
著者の半藤一利さんの著作は、今までも何冊も読んでいますし、先日も「墨子よみがえる」や「戦争というもの」を読んだところです。
やはり、半藤さんの戦争反対・平和希求への想いや言葉は強く心に沁み入ります。
本書もそういった流れの中で手にした本です。
澤地久枝さん、保阪正康さん、戸髙一成さん、加藤陽子さん、梯久美子さん、野中郁次郎さん、
嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか (鈴木 忠平)
(注:本稿は、2022年に初投稿したものの再録です。)
気になっていた本ですが、いつもの図書館の新着書リストで見つけたので早速予約して読んでみました。
主人公落合博満さん、現役時代も監督時代もリアルタイムで知っていますが、当時からそのユニークなキャラクタには大きな興味と少しの共感を抱いていました。
本書は、担当記者だった鈴木忠平さんが、8年間にわたり中日ドラゴンズ監督を務めた落合さんの