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『気まぐれディスカバリー』半農半Xのショートエッセイ集

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東京・石川で多拠点勤務するデザイナーのちょっぴり早いスローライフ。複業のゲストハウス経営。地方コミュニティとの向き合い方。一口サイズのサバイバルナレッジ。 普段は忙しくて目にと… もっと読む
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2020年11月の記事一覧

色んな苔の種類を紹介する〜その1〜

色んな苔の種類を紹介する〜その1〜

石川県小松市日用町に位置する、苔の庭園「叡智の杜」苔の里。ここでは管理の行き届いた庭園の中に自生する色々な種類の苔を観察したり、苔玉やテラリウム系のグッズを購入したりできます。

苔は日本の国歌のLyricにも出てくる日本人の心。天気の良い日の庭園はジブリの様なファンタジー世界さながらの雰囲気で癒やされます。

今回は露店販売もされている苔などを紹介しながら、普段はあまり"種類"を意識したことのな

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貝殻の真珠層を取り出す試み

貝殻の真珠層を取り出す試み

真珠層(英: Nacre)は、ある種の軟体動物(特に貝類)が外套膜から分泌する炭酸カルシウム主成分の光沢物質のことで、磨くと非常に美しい光沢を放ちます。

虹色の真珠層
真珠層は構造色、虹色のように徐々に変わる色をしており。表面の結晶体が光の波長に近いため、光の干渉が起こっているためだそうです。

今回の回はアワビですが内側の真珠層が特徴的です。

建築資材や装飾品にも真珠層には黒っぽいものと白っ

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黒崎BASEインターンシップ 北海道大学のまいこさん | Whimsical Discovery #150

黒崎BASEインターンシップ 北海道大学のまいこさん | Whimsical Discovery #150

今回は黒崎BASEのインターンシップの学生さんに仕入れの体験をしてもらいました。

北海道大学に通う学生まいこさん。水産学部で学んでいるとのことで石川の水産で蟹の多さに驚いていました。

12/1まで滞在で、Webデザインや情報設計についての職業体験をはじめ、魚の仕入れやハーブ農園の管理について学んでもらいたいと思います。

ひよこの成長が著しい | Whimsical Discovery #149

ひよこの成長が著しい | Whimsical Discovery #149

信じられますか!?この成長スピード一ヶ月弱で、このひよこの成長スピード。すでにニワトリの面持ちをしております。

手乗りヒヨコッコまだまだかわいいですね。大人になってからもかわいいですが、ヒヨコからニワトリになる途中をみる機会は日常でそこまで多くないでしょう。

可愛いおしりと逞しい脚チョコボですね!地面を走る鳥はやっぱり脚が強そうです。

ヒヨコ時代を懐かしむこれがヒヨコ時代です。動物の幼いとき

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”石文化“の可能性を探求する「CERABO KUTANI」 | Whimsical Discovery #148

”石文化“の可能性を探求する「CERABO KUTANI」 | Whimsical Discovery #148

石川県小松市に位置する「CERABO KUTANI/九谷セラミック・ラボラトリー」。九谷焼の”美”と”技”を体感し、”石文化“の可能性を探求する研究施設です。

磁器土を製造する製土工場が施設内にて稼働しており見学できる他、ろくろを挽く体験や各種の陶芸の工程を体験できる施設です。

デザイナーはろくろを回さずに、まずは土と対話しよう | Whimsical Discovery #147

デザイナーはろくろを回さずに、まずは土と対話しよう | Whimsical Discovery #147

「デザイナー」と呼ばれる人種の市場価値のバランスが崩れている最近では、個人が闇雲にアウトプットを増やすコトを良しとしない風潮も見られます。本来ならアウトプットは称賛されるべき行為ですが、揶揄されるほど誇張したり片意地張るよりは、不器用でも"実"が伴ったほうが良いと僕は考えています。

キラキラさせただけでデザインの力が事業の売上に貢献したり、社会的な課題を解決できれば苦労しませんし、自分をデザイン

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熊を喰らう🧸 | Whimsical Discovery #146

熊を喰らう🧸 | Whimsical Discovery #146

本日はご近所さんにお呼ばれして、クマ料理の会に参加してまいりました。石川県加賀市は全国ニュースになるくらい深刻なクマ出没警報が続いています。

今回は食われる前に喰らってやろうということでシンプルかさでワイルドなクマ料理を堪能します。

新鮮な熊肉をご用意素材は赤身肉と脂の多い部分、そしてハツ(心臓)です。ゴールデンカムイにも登場した「二瓶ご飯」のハツの油焼きを思い出しました。こればかりは自分自身

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エノキの成長も驚異的な件 | Whimsical Discovery #145

エノキの成長も驚異的な件 | Whimsical Discovery #145

前回の記事「エリンギの森」「ヒラタケの森」に続き、エノキ栽培キット 【えのきだけ農園】のレポです。

このご時世のためか先程ショップを見たら在庫切れでした。大人気ですね。2,3回くらい採れると説明書には書いてありましたが、レビューによると上手くやれば6回くらいは収穫出来るようです。他のキノコたちより遅めの発芽でしたがそれはもうニョキニョキはえてきます。

生食では有毒なエノキタケ
エノキタケ(学名

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黄色いカラダが美しい ウスタビガを捕まえた

黄色いカラダが美しい ウスタビガを捕まえた

すっかり寒くなってきた晩秋の夜、玄関先の照明につられてフサフサのやつがやってまいりました。

ウスタビガウスタビガ(学名:Rhodinia fugax)はチョウ目ヤママユガ科に分類されるガの仲間です。

黄褐色~橙褐色で波型の帯があり、4枚の翅に1つずつ半透明の紋を持つのが特徴です。成虫は晩秋に出現し、灯火によく飛来します。幼虫は、クリ、クヌギ、コナラ、エノキ、サクラ、カエデなど、いろいろな樹木の

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エリンギの成長も驚異的な件 | Whimsical Discovery #143

エリンギの成長も驚異的な件 | Whimsical Discovery #143

前回の記事「ヒラタケの成長が驚異的な件」の続編です。時系列的には少し遅くセッティングしたエリンギ栽培キット 【もりのえりんぎ農園】のレポです。

君の名はエリンギウムイタリアなど地中海性気候地域を中心として、ロシア南部〜中央アジアなどのステップ気候地域までを原産地としており、主にセリ科ヒゴタイサイコ属の植物エリンギウム・カンペストレ (Eryngium campestre) の枯れた根をに自生する

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本日の仕入れ | Whimsical Discovery #142

本日の仕入れ | Whimsical Discovery #142

本日も仕入れに行ってきました。遅い時間に水産にいったらすでに品薄でしたので残念。

続々と冬の旬の魚が登場しています。

メバル系名前がわからなくなりました。がメバル系です。

ヒラメ裏っ返しだとカレイと見分けがさらに難しいですね。

真牡蠣ついに冬ガキの季節です。

マゴチ相変わらず無細工ですね。まだきれいにさばけた試しがありません。

カラダが武器みたいな魚 ヤガラを捌く

カラダが武器みたいな魚 ヤガラを捌く

魚コーナーにひときわ存在感を放っていた長細い魚「ヤガラ」をゲットしました。

トゲウオ目に所属する魚類「ヤガラ」、簳(矢の棒状の長い部分)のように細長い魚で矢柄とも書くそうです。

はじめての魚で捌き方も今までとはちょっと違っていたので結構苦戦しました。

アカヤガラ・アオヤガラアオヤガラは暗青色の特徴的な細長い体で最大で体長1.6 mにもなる大型魚す。細長い吻を用いて獲物の小魚や甲殻類を吸い込ん

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ヒラタケの成長が驚異的な件 | Whimsical Discovery #140

ヒラタケの成長が驚異的な件 | Whimsical Discovery #140

お誕プレでもらったヒラタケ栽培キット 【もりのひらたけ農園】の成長が半端ないです。

ヒラタケの栽培時期は10月~3月
ヒラタケの栽培時期は10月~3月が最適。最高気温15℃以下が頻発する季節ですが、廊下の階段下でひっそり成長中です。

出現してからが爆速初期の水やりから芽が出るまでが長かったのですが、ニョキと小さなキノコの姿が見えたと思ったら半日でこれです。怖いくらい。

ものすごい質量感最初は

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加賀温泉駅をジャックする!地域イベント「煙のマルシェ」  | Whimsical Discovery #139

加賀温泉駅をジャックする!地域イベント「煙のマルシェ」  | Whimsical Discovery #139

@norinity1103です。2020年11月15日・16日の連日で開催された加賀温泉駅50周年を記念したイベント「煙のマルシェ」に参加してきました。

当日は加賀温泉駅前で加賀の食があつまり、地元の人が知る人ぞ知る人気店の定番商品やこのイベントだけのコラボ商品が用意されていました。

焚火好きには嬉しいワークショップ当日の見どころは色々あったんですが、焚火やキャンプ好きの自分としては加賀市山中

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