熊を喰らう🧸 | Whimsical Discovery #146

本日はご近所さんにお呼ばれして、クマ料理の会に参加してまいりました。石川県加賀市は全国ニュースになるくらい深刻なクマ出没警報が続いています。

今回は食われる前に喰らってやろうということでシンプルかさでワイルドなクマ料理を堪能します。

新鮮な熊肉をご用意

素材は赤身肉と脂の多い部分、そしてハツ（心臓）です。ゴールデンカムイにも登場した「二瓶ご飯」のハツの油焼きを思い出しました。こればかりは自分自身が狩るか猟師に知り合いがいないと食べれない絶賛素材ですね。

一品目 : 熊肉BBQ

シンプルに塩胡椒だけです。下処理や状態もよかったのか臭みや癖がまったくなく、野生味の溢れる味わい。特にハツは牛とも豚とも言えないワイルド熊肉アジャイルが楽しめました。

二品目 : 熊肉の焼きおにぎり

脂味を活用して焼きおにぎりを作りました。旨味のあるクマ肉エキスが玄米ご飯に染み渡ります。この際高カロリーとか気にしません。こんがり焦げ目をつけていただきます。

三品目 : 熊チャーハン

同じくクマ脂をつかってチャーハンを作ります。新鮮なネギと卵、ニンニクを加えて普段とは一味違う焼き飯です。

おまけ : 熊ポップコーン

最後に香ばしいトウモロコシのポップコーンをつくりました。熊の油で熱して勢いよく弾けて驚きのポップ率です。

食材に感謝

うすうす感じてはいましたが、熊やイノシシ料理を家庭でいただくときは脂身などもしっかり無駄なくいただく工夫をしていますね。

普段外食などではありがたみが薄れている食材の感謝を忘れずにご馳走さましたい気持ちになりました。

熊もイノシシもすっかり害獣認定されてしまいましたが、わりとこうなったのも人間の身勝手や環境に寄り添わない社会性の破綻が招いたものです。食を通して今宵も良い学びとなりました。

それではまた。