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プロダクトとは何か → 人が全てだ。
中途入社者向けの研修で「Sansanにおけるプロダクトとは何か」という話をしている。
SansanはSaaSを提供している。そのため「プロダクトとは提供しているソフトウェア」と思う人も多い。もちろんこの回答も間違いではない。狭義の意味ではソフトウェアがプロダクトである。私がSansanの経営を担う立場として伝えたいことは違う。もっと広い意味であり、もっと顧客を中心に考えたときのプロダクトである。
私はPdMとしてCEOを目指すべきだ
PdMとしてCEOを目指すべきだと再認識した。
(※「一般的にPdMはミニCEOであるべき」という強い思想は持っていません。あしからず。)
私はSansan株式会社でVPoP/CPO補佐としてプロダクトに責任を持っている。この夏休みに(実は7週間くらい休んでいる)、久しぶりにマーティ・ケイガンの『Inspired』を読み返した。この本から学ぶことは多く、特にプロダクトマネジメントの今後の方向性に
経営とは何か?どうすれば経営に関われるのか?
カジュアルな面談で、候補者から「経営に関わることができますか?」と尋ねられることがあります。私はふと「自分は経営に関わっているのか?」と考えてしまいます。私は執行役員ですが、日常の業務で経営を意識することはあまりないからです。つまり、私は「この業務が経営であり、この業務は経営ではない」と普段考えることもなく、考えることもできないのです。ゆえにこの質問に対して「経営とは何だろうか?」と考えてしまいま
もっとみる未来の自分へ挑戦する:私の成長に対する考え方
Sansanの今年のテーマは「グロースマインドセット」。Sansanでは、毎年年初の営業日に今年のテーマを発表している。過去には「勝ちに行く」「突き抜ける」などのテーマがあった。
グロースマインドセットに関連し、私の私自身の成長の考え方について言語化する。(実は今6週間の夏休み中でディズニーランドホテルで執筆している。)いつものようにこれは推敲した文章ではない。また一般的な成長の話ではなく、私が
Sansanは黎明期:入社時の会社のフェーズを自分たちが変える。
私はSansanに入社してちょうど3年になった。私の社員番号は1,000番代の前半。今、入社すると2,000番代になる。つまり、この3年で1,000人以上の人が入社し、2倍くらいの人数になった。
カジュアル面談や選考に進んでくれた人たちに「Sansanはどのようなフェーズだと思いますか?」と質問している。そうすると「BtoBのSaaSで日本最大級であり、大きな会社だと思います。」という返事が多い
組織マネジメントのあれこれ
※このnoteに関連する話をします。ぜひ。
トピック部下への任せ方
部下の視座の上げ方
なぜ書くのか?最近、部下と話していて言語化が進んだのでメモとして書いておく。また、いつもどおり書きなぐりの文章です。推敲などはしていません。
前置き今回あえて部下という言葉を使っています。普段は部下という言葉よりもメンバーという言葉を使います。今回は上司と部下の関係であり、上司として私が気づいたことを書
転職やキャリアの振り返り
私は昨年の4月から2ヶ月ほど転職活動を行い、7月からSansan株式会社で働いています。
元同僚の河合さんと2月8日のイベントで対談することに先駆け、軽く振り返りをしたいと思います。イベントを少しでも面白くするために事前にあれこれと考えておこうと。なので、これは推敲した文章ではなく思いついたまま書いています。よかったらイベントに参加してもらえると嬉しいです。
私の前職での自分の成長について振り返
効果的な仮説検証についてあれこれ考える
最近「効果的な仮説検証とは?」ということを考える機会があったのでじっくりと考えてみる。
まず効果的に仮説検証をするためには、いくつかのステップに分けて考えると分かりやすい。「適切な問題を見つける」「適切な仮説を見つける」「適切に検証する」の3つに分ける。本来であればこの順番で適切に意思決定をしていく必要がある。また「適切な問題を見つける」ことにもっとも時間をかけたほうが良い。
例えば、webサ