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暗闇から覚醒へ 12
あなた方が、私を現世で利用するつもりなら、
私はミスキャストだ。
世の中には、神の僕になりたい人はいっぱいいる。
たくさんの人が、天使になりたいと祈っているよ。
私は自分の考えがあるし、自分の気持ちもある。
神に生き方を教えてもらおうとは思っていないんだ。
ちゃんと地面に足をつけて、自分の足で歩きたいんだ。
私は天使にはならないよ。
私は神の僕にはならないよ。
あなたが悪魔なら、当然、悪魔のい
暗闇から覚醒へ 11
この力を潰そう、なくしてしまおう、どうすればいいか。
いろいろと試行錯誤が始まった。
どれもこれもうまくいかない。
それどころか、ますます冴えわたってくる。
心の中の友人たちが、私に話しかける。
「この力は、あなたに備わっているもので、なくすことはできない。
それどころか、あなたにはもっともっと力がある。
テレパシーなどは微々たるもの。そんなことぐらいでひるんではいけない。
確かに、あなた個人の
暗闇から覚醒へ 10
話しかけてくる人の選別を始めた。
友人を選ぶように、恋人を選ぶように。
私と気が合う人を探すには、どうすればいいか。
その頃の私は20代。とても若かった。
とりあえず、ハンサムで甘い言葉を吐く男はやめておこう。
心の中も、甘い言葉、優しい言葉、崇めるような言葉。
そういう言葉の人は、ざくざく切っていった。
批判的な言葉、辛辣な言葉、そういう人を残していった。
そして、ひとりひとり、じっくりと吟味