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音楽の教室neben(ネーベン)

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私が自宅で開く音楽教室のこと。レッスンや音楽に対する想いなど、綴っています。
運営しているクリエイター

#育児

大人が子どもと関わる時。役を演じ、なりきることの大切さ。

大人が子どもと関わる時。役を演じ、なりきることの大切さ。

今日は、大人(先生や親)が子どもと関わる時に、「役になりきってみると良い」という話をしてみます。

私は、自宅で音楽教室を開く音楽教師です。 

例えば家での4歳長男とのピアノ練習。

私は前向きな声掛けを横でずっとずっとかけ続けます。

ここでのイメージは「ひいおばあちゃん」。

「上手に弾けて楽しいなぁ」
「もう今のままで十分素敵やわぁ」
「ママの息子で上手やからラッキーやなぁ笑」

こんな感

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【芦屋 西宮 神戸】ベビーリトミック・幼児リトミック教室neben

【芦屋 西宮 神戸】ベビーリトミック・幼児リトミック教室neben

こんにちは!
阪神芦屋のピアノとリトミックの教室neben(ネーベン)です。

【私自身の育児経験から生まれたオリジナルのリトミックレッスン】について、紹介します。

子どもが泣き止まない、
何をして遊べばいいか分からない。

そんな時に大活躍するのが「音楽」です。

私は現在1歳と4歳の母ですが、童心に帰って子どもたちとずっとずっと楽しそうに遊ぶ夫の姿を見て、子どもと長時間一緒に遊ぶのがあまり得

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「書く仕事がしたい」を読んでみて。

「書く仕事がしたい」を読んでみて。

佐藤友美さんの「書く仕事がしたい」という本を読みました。

印象に残った文章↓

本当にそうです。

とはいえ、私も毎日何かしらのSNSを使って文章を書き、発信しています。

私なんかが書いていいのか。
なぜ書くのか。

毎日文章を書いていると、時にはそのような気持ちが出てくることもあります。

それでも私がSNSを使って発信する理由を2つ考えてみました。

1つ目は
自分が教室を通してできる仕事

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今の自分にできる仕事とできない仕事を理解すること

今の自分にできる仕事とできない仕事を理解すること

レッスン、演奏、教室の空間作り。

私が好きでこれからも大切にしていきたい仕事。

今の私は、育児と家事と仕事で毎日頭も体も心も『オン🔛』になっている状態で。

やりたいことが出てくれば出てくるほど、頭の中がカオスになってしまいます。。

そして気付いたのが、私はレッスンとその準備、SNSの更新などはオンの状態でもできるけど
演奏は、頭・体・心がオフの状態でないと、そもそも弾きたいとも思えず、良

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ピアノを習い始めるタイミングとその前に家でできること

ピアノを習い始めるタイミングとその前に家でできること

幼児の小さい手からすると、ピアノの鍵盤はとっても大きくて、重たくて、広くて、綺麗に鳴らせるようになるまでに時間がかかります。

将来ピアノを弾くのに必要な指の力、指を独立させる動きは、日頃できる遊びや生活の中でも育んでいくことができます。

例えばこんなこと!

【折り紙、シール遊び、あやとり】
指先に意識を向け集中して作業をするので、ピアノを弾くことにつながります。

【おてだま】
投げる、掴む

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今年一年と来年に向けて。

今年一年と来年に向けて。

昨日で仕事納めでした。

仕事納めと言いつつ、実働が終わっただけで
確定申告とか教室の片付けとか来年の準備したいこととか!やまもり!
(できるのかな…)

今年、次男(1歳)を家で見ながら少しずつ仕事の幅を広げられたのは紛れもなく夫のおかげ。

本当にいつもありがとう。

来年は、教室を通して自分のやりたいことを自由に表現していきたいなと思います。

5年間アメリカにいた友人が日本に戻ってくる!

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ピアノを始めるまでの種蒔きと、その花が開く時。

ピアノを始めるまでの種蒔きと、その花が開く時。

子どもの潜在能力ってすごいですよね。
知らない間に吸収して覚えていることがいっぱい!

これがとても便利で、普段の生活に音楽が欲しい時にかけています。

今日は、私の教室でも使っている『うたとピアノの絵本 』のCDです。

先月4歳になった長男。

まだ教室にあるピアノを自分から弾きたいと言う様子は全然ないので、その時が来るのかどうかも分からないけど、音楽教師としてできることをと思い
今は『一緒に

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子どもがピアノを習い続けるってやっぱりすごい。

子どもがピアノを習い続けるってやっぱりすごい。

子育てをしてみて改めて感じるんです。
ピアノを習うすごさ、を。

週に1回レッスンに来て、ピアノの前に座り、先生の話を聞いて。

家では日常の隙間時間に練習して、できていないところを改善することを地道に繰り返す。

毎日、体調を整えながら通園・通学して、家族で暮らしをまわしていくだけでも本当にすごいことで。

子どものピアノって続いているだけでも、もう十分素晴らしく価値ある習い事だなと思うんです。

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ピアノ講師・ピアニストが子育てする時に直面すること

ピアノ講師・ピアニストが子育てする時に直面すること

トップ写真は、抱っこ紐で次男を抱きながらピアノに向かっている私の姿。

0歳と3歳の子育て真っ最中で
ピアノの前にしばらく座るということすらハードルが高かったりします。

今の私にとってピアノの練習は二通りあって

①仕事のために必要な練習
②自分のスキルアップのための練習

です。

①は夫にお願いしたり何としてでも時間を確保するしかない!ということなのですが、今の大きな問題は②です。

スキル

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できないを楽しむ

できないを楽しむ

できるようになりたいと思う気持ちは、もちろん大切です。

けれど、一度できるようになってしまうと、できなかった時にはもう戻れない。

例えば赤ちゃんが歩けるようになると、ハイハイしかできなかった時に戻ることはできません。

泳げるようになると、泳げなかった頃には戻れません。

これをピアノで例えると
両手で弾けるようになると、片手でしか弾けなかった時に戻ることはできない。

つぶれた指でペタペタと

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音楽教師が選ぶ0歳からのオススメおもちゃ3選

音楽教師が選ぶ0歳からのオススメおもちゃ3選

現在、音楽教室で子どもたちに音楽を教えていて
はじめから指先が器用な子と、少し動かしにくそうだなと感じる子がいます。

もちろんピアノの練習を続けることでだんだん動くようにはなってくるのだけれど、はじめから動くのにこしたことはないと思います。

ピアノを弾く前に、親指と他の指をドーナツの形にしてくっつける体操をよくしますが、この動きは赤ちゃんの頃からおもちゃを使って促すことができます。

そんな観

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『シナぷしゅ』から考える私が目指したい音楽教室

『シナぷしゅ』から考える私が目指したい音楽教室

シナぷしゅとは、赤ちゃん向けのテレビ番組。

0歳向けに作られた番組は、なんと地上波初めてだそう。

今3歳の長男も赤ちゃんの頃から見ていたし、来月1歳になる次男も最近好きになり、そして何より私が大好きだからついつい見せてしまいます。

人気番組になったのは、子どもが楽しめるだけでなく、大人も楽しめることなんだと思います。

流れる曲やコンテンツは大人が聴いても見てもいい感じ。

例えば、私が大好

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レッスンで感じた『素直な心を持てること』の強み

レッスンで感じた『素直な心を持てること』の強み

今日は、私が自宅で開く音楽教室で感じたことについて。

2年生の頃からピアノを習いに来てくれていて、今年4年生になったKちゃん。

自分ができないところをきちんと理解し、家でコツコツ練習をし、成長し続けています。

ピアノを通して、音楽的なこともだんだん深く学べるようになってきました。

素直な人は音楽でもスポーツでも、きっと何をやっても伸びていくんですね!
大人でも子どもでも。

生徒の姿を見て

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音楽は暮らしの中に。

音楽は暮らしの中に。

音楽は普段の暮らしの中にあるもの。

今朝の我が家はこんな風。

早起きできた日の登園前に、音楽の時間を。

ただし、大太鼓を楽しんだ後
楽しくなって他の楽器も!開けて!と持ち出し

『遅刻するよ、早く!』

朝にするとこんな結末になる日も…^^;

けれど、楽しくって元気が出るね!

いってらっしゃい!