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スモールビジネス(個人クリエイター)とグラフィックデザイナーの接点
グラフィックデザイナーの仕事をしていて、
「このチラシやビジュアルを作りたかった」と完成品を見てから思う*ということはデザインの仕事をしている方は一度は経験があることではないかと思います。
*こういう表現にしたらもっとよかったのでは!?という意味です
私の場合それはスモールビジネス(個人クリエイターの方々)の方達によく感じることがあります。
現在小規模で活動して、魅力的なモノづくりやプロジェクト
「商品のこだわり」と同じぐらい「伝える」こともこだわってますか?
一般的に商品やサービスを紹介するときに
「うちはここにこだわってます!」とアピールすると思いますが、
「なんか伝わっていないのでは!?」と思ったことはありませんか?
発信側と受け手側はまるっきり違う
いざ発信側に立ってみるとわかると思いますが、伝えたいことは山ほど出てきます。特に商品開発に携わっているとあれもこれも伝えたくなるものです。
その内容を伝えたとしても受け手側の視点に立ってみるとその
伝承をデザインしたい
私はグラフィックデザインをベースにブランディングなどの仕事をしている中で、最近「伝承」ということに興味があります。
私の興味のある伝承は上記の②に近いイメージです。
伝承というと仰々しく聞こえるが、「人が持っている知恵や情報、技術」などその人がいなくなったら同時に無くなってしまうというのは勿体無いと思いませんか?
例えば、先代が当たり前のように行なっていた技術は後世に伝わらずそのまま先代が亡く
シンプルって継続が難しい...(ブランディングやデザインのこと)
「最初はシンプルだったのに、なんかごちゃごちゃになってきた」
「デザイン=シンプル」という認識がなんとなく世間的に広まり始めたのは、1984年生まれの私からするとAppleが日本で話題(iPhone 3GSの頃からかな…)になったころからだろうか。
そのころから「直感的」や「シンプル」にデザインやブランディングが傾きはじめ、様々なものを「削ぎ落とす」ことが良しとされ、それが今なお続いています。し
Nagaoka Design Officeの仕事
「結局どのデザイナーにお願いしたら良いかわからないんですよ...」
デザイナーとあまり関わりのなかった人やデザイン依頼をして何らかの問題を抱えている人がいざデザイナーに何かお願いをしようと思ったときにぶつかる壁のようです。
その壁の原因は、いま世の中に様々なデザイナー(規模感や領域など)が存在し、知り合いづてに探すか、ネットで探すかなど探し方も無数に存在しているにも関わらず選ぶ基準を定められて
読み返している本(デザイン資料集#1)
今の時代デザイン事例の資料を集めようと思うと、Pinterestや参考サイトがたくさんあって便利な時代です。
そんな中、半アナログな私は紙の書籍でデザイン資料集を見ることがいまだに好きです。なんとなくデジタルより自分の中により吸収されているような感覚があります。(デジタルだと探す感覚が指先だけに対して書籍はまだ身体的な動作が多いからなのか…)
資料集はプロジェクトに対して参考になるものを探すこと
読み返している本(レイアウトのこと)
グラフィックデザインを手がけるときにさまざまな要素がある中で、
レイアウトが肝になることが多いので、レイアウト系の本はよく読み返します。
最近ではあらかじめレイアウト(テンプレート)が用意されていてそれに当て込めばチラシやwebサイトができるものも多いが、美しい写真、すてきなロゴを配置しても結局のところレイアウトがめちゃくちゃ(意図がない)だと伝えたいことをちゃんと伝えられません。また、それぞれに
一人何役もこなすデザイナーを目指している理由
世間的には単独プレーは孤立や広がりの少なさが故におすすめされていない。今の時代はコラボレーションをしながら作って行くことが推奨されているような流れを感じる。私もその考えにとても共感ができる一方、デザインが行き渡らない理由がそこにあるのではと感じる時もある。
関わる人(分業)とコストの関係
デザインのコストがさまざまなところで違うのは色々な要素があるが、一つの要素に人的コストがあります。これだけ
モノづくりの背景を知るきっかけをデザインしたい
今回の記事では自主プロジェクトで行なっているmimukiの紹介とどういったことがしたいかをまとめた記事です。
まずmimukiとはグラフィックデザイン事務所Nagaoka Design Officeが何の気なしに、近隣のクリエイターさんとの交流を通して、クリエイターの活動などを紹介することからスタートしました。しかし世の中の流れやクリエイターとの交流を通して、「現代の消費」を考えるきっかけになっ
本当にデザインが必要だと思うところ
本当にデザインが必要だと思うところにデザイナーがアプローチできていないのでは。
最近時代の流れか小規模でおもしろいモノづくりやサービスを展開している方が増えている印象を受けます。
こと私は食品に興味があるので無添加であったり、どのような原材料を使っているかを見たり、聞いたりしていると大抵手間のかかることをしているので、大きいところでは絶対に手を出せないだろうなと感じ、中小規模が進むべき道が見えた