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noneed
2023年3月26日 11:14
久しぶりに翻訳のお仕事をさせてもらいました。AKさんの詩を英語に変えています。原文では「雨」「虹」と、音も字もちがう言葉たち。英語だとrain,rainbowになってしまいます。ちょっと表現に迷いました。また、「水面」はほんとうはwater surfaceですが、作者の気持ちをより深く反映するためにwater faceと書いています。自分自身の気持ちに直面するとか、そういう意味も含めま
2022年10月1日 20:08
アンディ・ウォーホルの名言(?)を翻訳する。これまでに以下から①②③を翻訳した。①I don't believe in it(death), ②because you're not around to know that it's happened. ③I can't say anything about it ④because I'm not prepared for it.な
2022年9月24日 11:48
③I can't say anything about it ④because I'm not prepared for it.アンディ・ウォーホルの名言(?)を翻訳するとどうなるかを考える。前回はこの前の発言①と②を翻訳し、「私は死を信じていない。それが起こったとき、あなたはそれを知るために周りにいない」という文章ができた。かなり変な言い回しだが、まずなるべく直訳して、後から自然な感じ
2022年9月21日 15:18
アンディ・ウォーホルの名言(?)を翻訳するとどうなるかを考える。①I don't believe in it(death), ②because you're not around to know that it's happened.前回は①を翻訳した。今回は②を翻訳する。もともとは①と②の両方でひとつの発言だ。becausebecause(ビコーズ)=「なぜなら」という単語が入
2022年9月20日 17:35
アンディ・ウォーホルの名言(?)を翻訳するとどうなるかを考える。①I don't believe in it(death), ②because you're not around to know that it's happened. ③I can't say anything about it ④because I'm not prepared for it.ほんとうは4つに
2022年1月17日 08:16
ヘミングウェイを読むとワインが飲みたくなる。しかし普通の赤ワインはちょっと渋いのでサングリアにして飲むことにした。私の好きなルー・リードの歌詞にも出てくるサングリアだ。ところでこの曲のタイトル『perfect day』を日本語で表したいなら、どうすればいいか?かつて日本ではハイロウズが『完璧な一日』なんて形でこれを解釈した。しかし歌詞全体を読むとどうも『完璧』とは思えない。ユリイカ
2021年12月3日 09:31
「私は、っていうより私が、ていうほうがきつい印象がある」という話を聞いた。それは短歌を書くときの話だったのだが、私はラップやロックが好きなので、わざと「が」を入れるやり方を思い出した。英語にも、わざとgの発音を入れるワザはある。俺が晋平太この動画の冒頭で、ラッパーにとっては有名な例のフレーズが出てくる。晋平太による「俺が晋平太。それがわかるか」のアレだ。日本語ラップの世界ではだ
2021年11月25日 07:54
『お願いアシュタール』という曲を英語に訳しました。元はこんな曲です↓そもそも原曲に外来語がたくさん出てくるのですが、これを英語にする場合には音符の数が変わってしまいます。そこが困難でした。たとえば「ride」が「ラ・イ・ド」の3音に分かれていると、英語にする時には1音か、頑張って伸ばしても2音にしかできません。というわけでかなり意訳しています。また前半からサビにかけて「誰が主語なの
2021年11月3日 08:54
最近は人工知能の翻訳がとても自然で、正確で、10年前とは比べ物にならないくらい品質が上がっている。だが、正確になればなるほど弱点もまた大きくなる。人工知能が進化すればするほど、バカなことが言えなくなるのだ。人間のバカなところを、私は愛している。かかって来いや漫画『ONE PIECE』の英語版に、有名な翻訳がある。「かかって来いや」というセリフが「shall we dance?」と訳され
2021年10月28日 17:36
なんとなく関西弁にしました最近リアム・ギャラガーのインタビューに関西弁の字幕を付けてる動画をみて感激したので、私もトライしたくなりました。この歌詞は最後の最後にふっとシラケてるのがとても好きです。踊ってる途中で酒が抜けたような感じの印象がします。最後に3拍子?6/8拍子?になっていくのも雰囲気があっていいです。まあthe whoのmy generationとstone rosesのi
2021年10月24日 09:15
oasisの歌詞を翻訳しました。マスタープランという単語はノエル・ギャラガーの造語だそうです。マスターキーが全部の扉を開けられる鍵だから、マスタープランは誰にでもある成功への道標(みちしるべ)かな?と解釈しました。『4200万のドア』というのがビートルズの『4000の穴』を思い起こさせます。さりげなく『let it be』というフレーズを入れてるのも渋いですね。ノエルの歌詞は語呂や韻を
2021年10月7日 08:17
oasisの歌詞を翻訳しました。原題はkeepとdreamで韻を踏んでるので、翻訳では『夢』と『捨て』で踏みました。ちょうどビートたけしの『浅草キッド』と同じ踏み方です。あの歌が好きなので...ネット上にはほかの方による翻訳も載っています。どうやら1番Bメロのdreamが何なのか、そしてサビのgraceが何なのかといった解釈が分かれるようです。 十字路のことを交差点と訳す人もいますが、
2021年9月26日 10:16
「なんか、増田さんがこのフレーズで自分のセンスをアピールしようとしてるのは伝わってくるんですけど...」雑誌の翻訳コンテストに応募するため、あるミステリー小説の冒頭部分を翻訳した。英語から日本語だ。その訳文を提出する前に、Yくんという友人に見てもらった。Yくんは大学院で心理学を専攻している。彼は英語も読めるけど、あえて原文を見せなかった。原文を知らない人が私の文章をパッと見たときにどういう
2021年8月23日 12:57
『通訳・翻訳ジャーナル』という雑誌に載せてもらった。といっても、私が記事を書いたのではない。田口 俊樹さんという翻訳者への質問を載せてもらったのだ。「自身の訳文を古いと感じることはありますか?」という質問だ。というのも、海外文学を読んでいると古い作品の文体のせいで最後まで読めなくなることがよくある。シェイクスピアなんか、「Wrestling」の訳が「相撲」になってたりする。吉田沙保里が