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【自己肯定感】「つかれた〜…」を言い換える【リフレーミング】

こんにちは、心理カウンセラーMOKUJIです。
メンタルヘルスでお悩みの方向けに、心が軽やかになる実践的な記事を書いています。

軽い風邪をひいていました。急に寒くなってきたので皆さんも用心してください。
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本日のテーマは
「リフレーミング(捉え直し)」
です。

「つかれた〜…」
「また自分の主張をできなかった…」
「今は人生のどん底だ…」

こんなネガティブな言葉を、ため息と一緒につい漏らしてしまうことはありませんか?
私はあります。特に「つかれた〜」は日常的に使ってしまいます。これを聞いた周りの人間も一緒に引きずり込むような強い力を持った言葉かもしれません。「申し訳ないなあ…」と思いつつも事実だし、仕方ないかと思っていたのですが、これを変える魔法のテクニックが存在しました。

それが「リフレーミング(捉え直し)」です。

具体的に上記の例を言い換えてみましょう。

「つかれた〜…」→「よくがんばった!おれ!」
「また自分の主張をできなかった…」→「わたしってすごく協調性あるよね〜!」
「今は人生のどん底だ…」→「(どん底なら)あとは、上がっていく以外ないね〜!!」

このように、どのようなことも「弱みは強みの裏返し」になっています。
まずこれを覚えておくことが大事です。

例えば、「自分の主張ができない」ということは、成果主義が求められがちの現代では、もしそれがないと負の側面として考えられがちですが、「協調性」も立派な性質です。協調性がなければ世の中の大部分は動いてはいきません。

「物事は両面のバランス」によって成り立っている、という事実を胸に刻んでおきましょう。世の中に注目されているかされていないかで、自分を認める認めないを決めない方がいいです。

またリフレーミングはポジティブ思考のように思われるかもしれませんが、なんでもかんでもポジティブな言葉を言えばいいというわけではありません。

ポイントとして「自分に嘘をつく」ことはやめておきましょう。あくまで「裏返し」を狙ってください。

これが身につくと「自己肯定感」が増します。リフレーミングは自己肯定感を上げるための基本的テクニックだと思ってください。

わたしは実際に「疲れた〜」を「今日はよくがんばったな〜」と言い換える練習をして、見事自分のものにすることができました。これは家族にも伝搬して、妻から「あなた、がんばったよ〜!●●もやっていたし、おまけに●●もやってくれたし、すごい!ところで、わたしもがんばったよね!!」と言われるまでになりました。「具体的なフィードバック」ももらえた上、妻にも自己肯定感が伝搬。「つかれた〜…」と言っていたときとは対照的です。家族に少し明るい風が吹いたように思います。

あと「どれだけがんばった」かを定量的に考える必要はありません。また質的に考える必要もありません。

もし休職中でも「今日は夕飯の買い物しかしてない…」と考えずに、「夕飯の買い物してよくがんばったなあ、しかもちゃんと食べたし!食べたってことは身体にいいことしたよね」のように限りなくハードルを下げてリフレーミングを続けてください。少しのことでも自分を認めて上げることで、明日はまたほんのちょっぴり快行動が付け加わる可能性が出てきます。そしたらしめたものです。それをまた自分で褒めてあげてください。プラスのスパイラルができていきます。

本日は以上となります。
まず自分の直したい口癖を確認して、今日からさっそくやってみてください。
それでは、また。

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