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#キャリアコンサルティング
点と点をつなぐ、研修会社での経験から
若手時代、こんなことをやっても将来の役に立たないと思っていたことが、意外な形で役に立ったと思うこと。
スティーブ・ジョブズの話で有名な、Connecting The Dots(点と点をつなぐ)は、ミドルエイジやミドルシニアの方には共感できることも多いのではないでしょうか。Connecting The Dotstoとは、学生時代にカリグラフィーの授業を受けていたことが、将来的に、Macのフォント作成
キャリア自律のための、ポートフォリオ組み換え術
「やりたいことを実現させたい」と宣言しても、日々の忙しさからなかなか実現できないことがあります。せっかく始めたプロボノや副業も、現在の仕事や生活の忙しさにプラスしただけだと、忙しさから疲弊して辞めてしまうこともあるのではないでしょうか。
実現のためには、自分が現在行っていることの一部を辞めるなどして“スペースを空ける”ことから始めたいですね。
まずは、担当している業務の一覧を整理して、組み直しを
理論とアセスメントの活用、キャリアコンサルティング実践
先日、仕事仲間との勉強会で、アセスメントの紹介を実施しました。アセスメントは、キャリアデザインや組織内での人間関係の理解を深める際に、一つの材料として活用します。「なぜ、このような結果がでたのだろう」「今の職種に必要なものをどう伸ばしてけばよいだろう」等と一緒に考えていくのです。
キャリア支援者として、本格的なフィードバックを行うためには、認定者としてのトレーニングを継続し、実践を行う必要があり
暗黙知を形式知に変える、コミュニティの活用法
昨年から定期的に参加している勉強会。最近では、参加者それぞれが知見を共有することで、誰もが活用できるような知見と変容していく場面がよく見られます。つまり、暗黙知が形式知に変わっているということです。
参加したばかりの時は、参加者同士の交流で終わっていたものの、そこからステージが変わってきた背景として、2点が考えられます。
☑メンバーそれぞれが持つ強みの理解が進んでいること。
☑グループの総合的な
ミドルエイジからの弟子入りのススメ
新年にあるコミュニティで作成した自身のキャリア戦略に、「弟子入り」がありました。
3年後、5年後の社会情勢と自分の姿を想定した際に、不足する知識や体験がある。それらを得るために気になる方々から学びを得る、ということです。
私の場合は、インクルーシブ教育と、サステナビリティの領域です。
「弟子入り」の気持ちで、講座やイベントに参加を続けることや、発信をフォローすること、関連する知識を拡充するこ
志望動機の考え方、ミドルエイジの転職の場合
セミナーや個人の方のセッションでは、社会人経験を15年、20年経て次のステージへ進むミドルエイジの方の伴走役も行っています。「やりたいこと」や「伸ばしたいスキル」は明確に伝えられるものの、選考が次に進まない、と言うケースも少なくありません。
それは、アイデンティティ(自分軸)のみ伝えて、アダプタビリティ(企業軸・業界軸)の内容が不足しているからです。
企業の事業戦略や、人材募集背景に対して、自
物事が進まない時の対処法
組織の中では、共通ゴールであるビジョンや戦略を提示し続け、メンバーをモチベートする役割の大切だと言われています。けれども、そもそもなぜメンバーのモチベーションが落ちてくるのでしょうか。
ビジョンや戦略が腹落ちしていない、個人的な課題を抱えている、コミュニケーション不足で組織の中での疎外感を感じている、等の多様な背景があると思います。
実際によくお聞きするのは、組織の中での疎外感です。また人事や
アドバイスとカウンセリングの違い
先日読んだ調査論文の中で、アドバイスとガイダンス、カウンセリングの違いについて明記されているものがありました。
海外では、キャリアの領域で短大→大学→大学院と経験年数が増えるにつれて、担当できる領域が、アドバイスからガイダンスへ、ガイダンスからカウンセリングへと進んでいくというものです。
そこでの定義では、アドバイスは不特定多数向けのものであり、ガイダンスは個人に合わせて情報収集をしながら対応
フリーランスと、発注企業の新しい関係
フリーランス白書によると、近年の社会情勢によってフリーランスの55%が減収になっています。実際に、キャリア相談においても、海外向けの仕事やリアルイベントの仕事が中断になったなどのご相談を頻繁にお聞きしました。また、会社員のリモートワーク浸透や副業解禁によって、「働く時間や場所の制約がない」「複数の業務に従事できる」ことは、フリーランスだけの特権ではなくなりつつあります。新しい時代において、フリーラ
もっとみるリーダーシップと、人間的な魅力の関係
リーダーになりたくない、というご相談は数年前まで多かったように感じます。リーダーというと、メンバー全員を引っ張っていく人、指導者、部下の責任も負って残業をいとわない人、大勢を管理する管理職、といようなイメージを持つ方も多かったのではないでしょうか。
引っ張っていくためには、すべてにおいて、メンバーよりも秀でていなくてはならない、メンバーよりも残業して働き続けなくてはならない、プレッシャーもあった