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暗黙知を形式知に変える、コミュニティの活用法

昨年から定期的に参加している勉強会。最近では、参加者それぞれが知見を共有することで、誰もが活用できるような知見と変容していく場面がよく見られます。つまり、暗黙知が形式知に変わっているということです。

参加したばかりの時は、参加者同士の交流で終わっていたものの、そこからステージが変わってきた背景として、2点が考えられます。
☑メンバーそれぞれが持つ強みの理解が進んでいること。
☑グループの総合的な知見を活かした取り組み事例が増えていること。

自己紹介だけではなく、誰がどのような強みがあり、どのような想いを持っているか見える化が進むことで、「組み合わせたら何ができるか」というアイデアが湧きやすくなります。また、実際に知見を組み合わせて実現できたプロジェクトが増えてくると、その仕組みを使って別のプロジェクトが進みやすくなるということです。

同じ企業に勤める同僚や、いつも集まる友人達の間では、なかなか起こりにくい「変容」が、コミュニティの中で起こるのはなぜでしょうか?
いつも一緒にいる同僚や仲間の間では「あの人はこういう人だろう」という認知があり、それ以上を期待しにくいバイアスがかかっているかもしれません。


ゆるいつながりではあるけれど、同じ志を持つ仲間であるからこそ、新鮮な気持ちで人の強みを観察し、プロジェクト推進に注力できるのかもしれませんね。

さて、どのようなコミュニティに参加していきましょうか?自分の大切にしているキャリアビジョンや、今後つながっていきたい人のこと、時々考えていきたいですね。
ワークショップやキャリア相談でお伝えしています。