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志望動機の考え方、ミドルエイジの転職の場合

セミナーや個人の方のセッションでは、社会人経験を15年、20年経て次のステージへ進むミドルエイジの方の伴走役も行っています。「やりたいこと」や「伸ばしたいスキル」は明確に伝えられるものの、選考が次に進まない、と言うケースも少なくありません。

それは、アイデンティティ(自分軸)のみ伝えて、アダプタビリティ(企業軸・業界軸)の内容が不足しているからです。

企業の事業戦略や、人材募集背景に対して、自分がどのように貢献できるのかも、しっかり伝えていきたいですね。

また、「やりたいこと」「伸ばしたいスキル」の企業・職種との接点も、より具体的に伝えていきたいものです。

先日、ある企業の方から「Willをやりたくないことのアピールに使っている方もいる」と言う話を聞きました。やりたいことのみをアピールするがあまり、「それ以外はやりたくない人」という印象が強くなっているということですね。
企業のニーズ、業界のニーズを捉えた上で、自分が何をやりたいのか、どのように貢献できるのかを伝えていきたいですね!

ポテンシャルだけでは評価されにくいベテラン世代。自分がどのように貢献できるのか、やりたいことや伸ばしたいスキルと企業との接点は何かを伝えていくことが大切です。
それは、転職ではなくても、副業や異動の場合も同じですね。より具体的な提案をしていきましょう。