みくまる/紅しょうがの感性日記

アートマネジメントを専攻していた、つまみ食いが好きな大学院生でした。現在は劇場で働いて…

みくまる/紅しょうがの感性日記

アートマネジメントを専攻していた、つまみ食いが好きな大学院生でした。現在は劇場で働いています。

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記事一覧

内定(式)ブルーだった10月1日

わたしは現在社会人1年目を半分過ごしたところだ。 1年前は、今在籍している会社とは別の会社の内定式に出ていたことを昨日のように思い出す。 わたしは、就活で第一志…

わたしのプロフィール/みくまる・紅しょうが

熊本県出身。九州大学文学部国際コースを卒業後、同大学院芸術工学府音響設計コース修士課程にてアートマネジメントを学ぶ。大学4年次に九州大学基金より利章奨学金を受給…

心をこめるということ

社会人生活が始まっておよそ1ヶ月。 わたしの職場は、わかりやすく言えばサービス業なため、土日祝日関係なく仕事があります。 満員電車も人のざわめきも苦手なわたしから…

1年ぐらいご無沙汰していたnote

みなさま、こんにちは、みくまるです。 気づいたら1年ぐらいnoteを放置していたようです。 久しぶりに開いてみて、何を書こう、と思ったのですが、 久しぶりに学生時代の…

過去を反芻して

昨日は、学内で活動している団体の研修で、ゲートキーパー研修というものを受けました。 ゲートキーパーとは、変化に気づき、話を受け止め、必要であれば専門機関に繋ぐ人…

毎月に意味がある(2022年8月振り返り)

こんにちは、みくまるです。 9月も中旬ですが、のんびり8月を振り返っていこうと思います。 まずは、8月自体は自分にとって、とても楽しいことが多く、やり切ったなと思え…

いる世界線が変わりすぎた2022上半期

久しぶりの更新になります、みくまるです。 私は大学生のため、基本的に一般的な大学の前期・後期の感覚に合わせて動いていることが多いのですが、世間一般的には下半期に…

あせりすぎずに色を出す

大学院が始まり、まもなく3週間。 気づけば、「なぜここに合格できたんだろう」と思う日々。 そして、思うように自分の居場所が見つけられなくて寂しい日々。 わたしは何…

SHElikes復帰に向けて

2022年になって、卒論で忙しかったこと、SHEで学んだ先の自分を見失ったことが重なり、2月ごろからSHEでの学習がストップしていました。 ですが、4月になった今、もう一度S…

たちこめる、さみしい気持ち

大好きな友人たちが、1人、また1人と伊都を離れていく。それがすごく寂しい。 気軽にふらっと飲みにいったりとかはしない生活だったけど、知り合いが近くにいるというだけ…

手話を学ぶ中での違和感

わたしは、ある時から手話の学習が楽しくなくなってきた。 手話奉仕員まわりのシステムが相変わらず古いし、市町村によっては時代にそぐわないシステムで運営していること…

冬も悪くない。

わたしは、今まで生まれてこの方、冬がどうしても好きになれなかった。 でも、今年はしっかり防寒対策をするようになって、寒さに震える(物理)こともなくなって、「冬も悪…

メガネを借りて、いろんな世界を見たい

わたしは、2020年の秋に、学内のピア・サポーター(以下、PS)として活動を始めた。 なんで、わざわざ大学3年生にもなって活動を始めたのか、正直いまでもあまり覚えていな…

わたしはその人のために何ができるだろう

今日は、大学のお仕事で、とある障害学生と交流する時間があった。 とても緊張したけど、それ以上に、なんだかほっとした気持ちになった。 「あ、この人も人間なんだ、同…

ひとりでは見れない世界

ひとりで見れない世界の方が広い。 最近、やっと気づいた。 去年までのわたしは、ひとりでいろんな世界が覗きたくて、なにかに追われるかのようにせかせかと動き回ってい…

未来に対する漠たる不安

わたしはいつも不安の中で生きているのかもしれない。 わたしはいつも、自分に自信がない。 色んな要因が折り重なっているから、いつからそうなったのか、もうわからない…

内定(式)ブルーだった10月1日

内定(式)ブルーだった10月1日

わたしは現在社会人1年目を半分過ごしたところだ。
1年前は、今在籍している会社とは別の会社の内定式に出ていたことを昨日のように思い出す。

わたしは、就活で第一志望の会社にはご縁がなく、その子会社を第二志望として受けた。そして、ありがたくも内定を得た。

しかし、身の回りには職種は違えど第一志望の会社に内定をいただいた人も複数名おり、その人たちと自分をくらべてはずーんと落ち込んだ。

その彼らから

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わたしのプロフィール/みくまる・紅しょうが

わたしのプロフィール/みくまる・紅しょうが

熊本県出身。九州大学文学部国際コースを卒業後、同大学院芸術工学府音響設計コース修士課程にてアートマネジメントを学ぶ。大学4年次に九州大学基金より利章奨学金を受給、卒業時にチャレンジ21(法学)および副専攻プログラム(グローバル時代のビジネス)で優秀賞を獲得。また、大学院修了時には、ホールマネジメントエンジニア育成プログラムとクリエイティブ・リーダーシッププログラムをダブルで修了する。

大学院在学

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心をこめるということ

心をこめるということ

社会人生活が始まっておよそ1ヶ月。
わたしの職場は、わかりやすく言えばサービス業なため、土日祝日関係なく仕事があります。

満員電車も人のざわめきも苦手なわたしからしてみれば、電車で座って通勤できるのも、職場に人が少ないのもありがたくて、土日固定休でなくてよかったかも、と思っています。連勤も概ね3日から4日ですし。

社会人生活は、一般的な企業や公務員の新卒とは毛色が違い、どちらかといえば中途採用

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1年ぐらいご無沙汰していたnote

1年ぐらいご無沙汰していたnote

みなさま、こんにちは、みくまるです。
気づいたら1年ぐらいnoteを放置していたようです。

久しぶりに開いてみて、何を書こう、と思ったのですが、
久しぶりに学生時代のありのままの思いを綴ったnoteをパラパラと見返すと、幼いというか短絡的というか、軽いというか…。
でも時々、鋭いことを言っていて、時の流れとともに自分も変わっていったんだな、とどこか客観的に自分を眺めてしまいます。

3月まではぬ

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過去を反芻して

過去を反芻して

昨日は、学内で活動している団体の研修で、ゲートキーパー研修というものを受けました。

ゲートキーパーとは、変化に気づき、話を受け止め、必要であれば専門機関に繋ぐ人たちのことです。

わたしはこの存在になったことも、友達含め周りの人になってもらったこともあります。

研修の中で、様々な事例や不調のサインについて学ぶのですが、それがとても苦しかったです。
※現在の主治医の先生や研修をアレンジしてくださ

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毎月に意味がある(2022年8月振り返り)

毎月に意味がある(2022年8月振り返り)

こんにちは、みくまるです。
9月も中旬ですが、のんびり8月を振り返っていこうと思います。

まずは、8月自体は自分にとって、とても楽しいことが多く、やり切ったなと思えることはたくさんあります。
とはいえ、ワークシートに書いていたやりたかったことはあまりできず。
8月は、広島、長崎、東京、軽井沢、熊本にいきました。
就活はほどほどに(意訳:サボっている)、いろんなところでいろんなものが見れて、経験で

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いる世界線が変わりすぎた2022上半期

いる世界線が変わりすぎた2022上半期

久しぶりの更新になります、みくまるです。
私は大学生のため、基本的に一般的な大学の前期・後期の感覚に合わせて動いていることが多いのですが、世間一般的には下半期に突入していますので、
上半期をささっと振り返ってみたいと思います。

※noteが新仕様になってから、更新していないので、お見苦しいところがあるかもしれませんが、どうか暖かい目で見てやってくださいませ。

環境学部生から大学院生へ

3月ま

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あせりすぎずに色を出す

あせりすぎずに色を出す

大学院が始まり、まもなく3週間。

気づけば、「なぜここに合格できたんだろう」と思う日々。
そして、思うように自分の居場所が見つけられなくて寂しい日々。
わたしは何者だろうか、と思う日々。

でも、今日でそんな不安やあせりとは別れたいなと思います。

SHEに復帰し、久しぶりにコーチングを受けていたのですが、その中でここしばらくの心のモヤモヤと向き合い、自分の「いま」に目を向けました。

相当がん

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SHElikes復帰に向けて

SHElikes復帰に向けて

2022年になって、卒論で忙しかったこと、SHEで学んだ先の自分を見失ったことが重なり、2月ごろからSHEでの学習がストップしていました。
ですが、4月になった今、もう一度SHEで頑張ってみたいと思い、今の気持ちを忘れないようにこのnoteを書いています。

「自分に自信を持ちたい」

結局はこれに集約される気がします。
そもそも没個性的なものが嫌という価値観と、負けず嫌いな性格からくるのでしょう

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たちこめる、さみしい気持ち

たちこめる、さみしい気持ち

大好きな友人たちが、1人、また1人と伊都を離れていく。それがすごく寂しい。

気軽にふらっと飲みにいったりとかはしない生活だったけど、知り合いが近くにいるというだけで、なんだか落ち着いていたわたしもいた。

高校生から大学生になるときは、そんなに仲がいい友達とも離れることに抵抗はなくて、「またすぐ会えるでしょう」みたいな感覚でいた。実際、引っ越したと言っても隣同士の県だし、新幹線を使えばすぐにでも

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手話を学ぶ中での違和感

わたしは、ある時から手話の学習が楽しくなくなってきた。

手話奉仕員まわりのシステムが相変わらず古いし、市町村によっては時代にそぐわないシステムで運営していることに対する不満も少なからずあるのだが、それ以上に「手話はろう者のもの」という意識に対してあまり理解を示せていないこともある。

今の障害者福祉周りでは、社会モデル、つまり、障害は社会側の問題というのがスタンダードな考え方である。これは当然の

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冬も悪くない。

わたしは、今まで生まれてこの方、冬がどうしても好きになれなかった。

でも、今年はしっかり防寒対策をするようになって、寒さに震える(物理)こともなくなって、「冬も悪くないかも」とおもいはじめた。(ちょろい)

朝、顔にあたる冷たいけど、緊張感というか、キリッとした感じの空気がとても心地がいいし、スイッチが入る感覚がある。

なんだかんだ、生きてる感覚を味わう時間にもなっている。

今まで冬になると

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メガネを借りて、いろんな世界を見たい

メガネを借りて、いろんな世界を見たい

わたしは、2020年の秋に、学内のピア・サポーター(以下、PS)として活動を始めた。

なんで、わざわざ大学3年生にもなって活動を始めたのか、正直いまでもあまり覚えていない。

けれど、その前に入っていた学生団体で「頑張れなかった」記憶だけが残って、このまま学生生活を終わりたくない気持ちもあった。
大学1年生の冬に、怪我で車椅子生活を送ることになったことがきっかけで、「障害者支援」に興味をもってい

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わたしはその人のために何ができるだろう

今日は、大学のお仕事で、とある障害学生と交流する時間があった。

とても緊張したけど、それ以上に、なんだかほっとした気持ちになった。

「あ、この人も人間なんだ、同じ大学生なんだ」と思った。

10月に、学内の広報誌の取材を受けたが、そのときに、
「障害があろうとなかろうと、みんな同じ人間」と答えたことを思い出した。

このときの私は、みんな「人間」という基盤の上に、いろんな特性が乗っかっている、

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ひとりでは見れない世界

ひとりで見れない世界の方が広い。

最近、やっと気づいた。

去年までのわたしは、ひとりでいろんな世界が覗きたくて、なにかに追われるかのようにせかせかと動き回っていた。
時間泥棒でも付いてたのかも。(特に2年生のとき)

でも、それは、体力的にも時間的にも無理と最近ようやくわかってきた。
ひとりじゃ無理。

それと同時に、他者が見ている世界がどんなものか、もっと知りたくなってきた。
わたしが一生か

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未来に対する漠たる不安

未来に対する漠たる不安

わたしはいつも不安の中で生きているのかもしれない。

わたしはいつも、自分に自信がない。
色んな要因が折り重なっているから、いつからそうなったのか、もうわからない。

いつも、本当にこれで良いのか、と自問自答している。
頑固なYESが帰ってくる時も、そうでない時もある。

わたしの周りには、キラキラしていて、活躍している人が沢山いる。でも、自分はどんなに憧れてもそうはなれないという諦観と羨望感にい

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