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アレコレ楽書きessay

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はてなブログのつぶやきエッセイを転載。イラストエッセイには書かないこぼれ話あれこれ。
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2020年7月の記事一覧

不毛な喧嘩

不毛な喧嘩

魂の片割れ君に聞かれた。「どんな大人になりたかった?」

「なりたい大人像がみつからなかった。なぜエネルギーが歪んでる大人ばかりなのかとても不思議だった。どうやったらこういう人間達の中で生きていけるのか探ってた。」

そう言葉に出して答えて改めて気づいた。幼い頃に感じていた違和感。当時は言葉にすることができなかった。表現する語彙がなかった。

家の中にある滞りは、父と母のエネルギーがスムーズに交流

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夏休みを思考で設定したらすぐに現実になった話

夏休みを思考で設定したらすぐに現実になった話

掃除とアイロンがけのアルバイトを8月は休みたいなと思った。集中して作りたいものがあるからそちらに専念したい。

針仕事をしながらそう考えた。

どうやって伝えるか、いつ伝えるか、深く思考を巡らせるのではなく、夏休みに作りたい物へ焦点をあてた。手作業のスピードは変えずに。

すると数時間後メッセージがきた。8月はペルージアのアパートに居ないので9月になったらまた掃除をお願いします、と。

正確にはほ

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サイモンの質問とソフィの答え

サイモンの質問とソフィの答え

AGT と呼ばれるアメリカの才能発掘番組。近年は子供達の活躍が目につく。ダイジェスト版のYouTube動画を今週末たくさん見た。

ソフィという5歳の女の子に辛口審査員のサイモンが尋ねた。賞金を手にしたらどうする?

彼女は答えた。興味ないわ。私はただ歌を歌ってみんなを幸せにしたいの。

幼くてお金の価値がわからないからそんな事を言えるのだと、とっさに反応した人が多いと思う。何も知らなくてかわいい

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楽しかった学生生活を終える時に

楽しかった学生生活を終える時に

今朝起きがけに降りてきたのは「卒業の時に手放す物がある」という言葉。どれだけ楽しかったとしても学生時代は必ず終わる。

今の場所で今の仕事をどれくらい続けるかはっきりとはわからないけれど、タイミングが来れば生活リズムも変わるかもしれない。

次男が通学を終える時にまた、母親役の私の立ち位置が変わるだろう。そんな漠然とした感覚はある。

引き合いに出して考えてみるのは学生生活。例えば3年間という期限

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Just be yourself

Just be yourself

昨日の朝、車で出勤する前に空を見上げたらそこに大きなエネルギーを感じたので、おはよう!なにかメッセージ?と問いかけてみたら「Just be yourself」とかえってきた。

外での活動前にふさわしいことば。ありがとう、とお礼を言って緑の車に乗り込む。

おやつとしてバナナを持って行く。だからいつもサンドイッチを買う店に立ち寄る必要はないけど、エスプレッソコーヒーが飲みたいから職場と反対方向に曲

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安・安・安

安・安・安

「安」がつく3人の女性がらみの話です。

たまにメイクアップ関連動画を見る。毎日3分で化粧を終えるほどシンプルなメイクしかしないから、新製品に興味がある訳ではない。

遠い世界の人達の情熱的なエネルギーを感じることが楽しい。絵を描くときの参考になったりもする。

だから時折おすすめ動画があがってくる。先日はVogueの安達祐実さんのものをみた。そして意外な共通点をみつけた。

アイメイクはシャドウ

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続けられるから辞めるという引き際

続けられるから辞めるという引き際

身体を動かす快感を呼び覚ましてくれた空手。始めたのが42歳。辞めたのは45歳。

スポーツ少年少女が大人になってにやりがちな怪我をひと通りやったけれど、それでも辞めなかった。

痛めた足をかばってひょこひょこと歩いている姿を見て、友達は「やめれば?」と言った。何を言われても辞める気はなかった。

出産を経験した女性にありがちな尿もれ対策も必要だったけれど、それでも苦にならなかった。

練習日には大

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笑顔パワーに気付いたショートカットの女の子

笑顔パワーに気付いたショートカットの女の子

ソファでうたた寝をしていたら、漫画と実写が混じったような夢をみた。

ショートカットの気まぐれな女の子が、バドミントンコーチの車の中でT君の話を聞いているシーンから始まる。

普段は明るくておもしろい奴なのに、お前とミックスダブルスを組んだ日はずっと頭を抱えて考えこんでいたぞ。

そうコーチが説明すると、漫画の見開きページのようにその時のT君の葛藤シーンが描かれる。

そうなんですか?と目をまるく

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どんじゃらほい

どんじゃらほい

' 森の木陰でどんじゃらほい しゃんしゃん手拍子足拍子 太鼓たたいて笛吹いて '

小学一年生の学芸会。「森の小人」を踊るグループと、もうひとつの演劇チームの2つ選択があった。

足首に鈴を着けて小人になって踊りたい!どんじゃらほいグループに手をあげた。

それなのに。

「あなたは魚のお母さんをやって」と先生から名指しされてしまった。6歳の私は13匹の小魚達の母になった。

なさけないストーリー

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不可能を可能にする第一歩

不可能を可能にする第一歩

なにかもの珍しいことをやってみようかなと言葉にすると、周りにいる心優しき人々が、よかれと思ってアドバイスをしてくれる時がある。

大丈夫?やめた方がいいんじゃない?〇〇はどうするの?

本当に心配してくれている言葉だとしても、動こうとしている時のブレーキになったりする。

でもそういう言葉を聞いて、やっぱりやめようと決めるのは紛れもなく自分自身。他の誰の責任でもない。

親や家族、恋人や友達。身近

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みち

みち

母の家系を遡ると修験道場の血筋。山伏と呼ばれる人達が暮らした場所で母と家族達が生活していた。

神道と仏教の分離令が出される前の融合された造りの家は珍しい。最盛期には城を2つ所有するほどの繁栄ぶりだったそうだが後に没落。

改築もできずに古い家がそのまま残っていて、平成14年まで親戚が暮らしていた。歴史を物語る貴重な家であることから、現在は国の指定文化財になっている。

家の裏には神社があり、そこ

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深く果てしない本気の愛を軽く明るく表現する

深く果てしない本気の愛を軽く明るく表現する

パイプラインが宇宙につながっていた幼い頃に感じていたこと、やりたかったこと楽しかったこと。その原動力は純粋な愛だった。見返りも求めなかったし承認欲求もなかった。

成長とともに大人達がまとっている着ぐるみに似たモノを自分で造って、身につけて暮らしていた。

その方が世間に受け入れられるし周囲との摩擦が少ない。人間界の常識を学びながら、なるべくスタンダードの範疇に身体も頭も収めるように努めてきた。

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気がつけば収入が10倍になっている

気がつけば収入が10倍になっている

アルバイト料金を受け取ったときにふと思った。去年の今頃から比べると現金収入が10倍になっている。

お小遣い程度しか稼いでいなかったから、簡単に桁が変わったのだけれど心持ちは去年とあまり変わっていない。

財布の中に100ユーロあっても1000ユーロでも、買物するときには食べたい物と必要な物を選んで購入している。

頑張って収入を増やそうと思っていた訳ではない。財布の中にある金額をキープしようとは

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Black and White

Black and White

近頃はまっているホワイトチョコレート。去年はブラックがマイブームだった。飼い猫も最初は黒猫アトス。そして白猫スカイ。

「地球の波動が負の状態から正の状態になる切り替えの時期がまたやってくる。そのサポーターであれ」

というメッセージを受け取ったのは19歳。

今まさに私達はその時期を生きている。これまであたりまえだったことが、がらりと変わる転換期。

波線グラフのような映像とテレパシーで受け取っ

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