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2024

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#日記

2024年 4月メモの書き置き(一部)

2024年 4月メモの書き置き(一部)

●「忘れたい」は、「忘れたくない」んだよ。

●大きな雨粒がフロントガラスを伝って流れていく

●催促を背後から感じる、改札を通る瞬間。

●会えないと寂しいのに、会えないと大丈夫になる。
会うと足りなくて、会うと離れたくない。
会いたいが加速する。
コレはまだ恋でしかない。
まだ、恋。
されど恋。
コレが、恋。

●誰かと一緒に居るというのは、自分のペースが乱れるということ何だろうか。

●最近

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考えることは好き、でも

考えることは好き、でも

考えることは好き。
でも、それをカタチにすることは容易なことではない。

何かの考えが泳いでいる、浮かんでいる。
届きそうで届かない。

届いたところで、きっと分からない。

いつも、頭の中はグチャグチャだ。
整理整頓なんて言葉を聞いたこともなさそうな。

作品撮りをしたり、
こうやって文章に文字を起こすことで、
やっと、消化できる気がした。

消化されても、吸収はされないかもしれない。

誰にも

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頭の中にしまってあるモノ

頭の中にしまってあるモノ

頭の片隅に、何かが眠っている。

頭という名の一種の箱だろうか。
その中にいくつかの引き出しがあって、
何かがその奥にしまってある。
そんな感じ。

ところで、最近の話といえば、
”記憶力が極端に悪くなった” ということだ。

(覚えていなくて救われることも少々あるのだけど…)

何となく、違和感がずっとあった。

”コレ” に気付いた頃にはもう遅かった。

日々を生きている過程で、
記憶が薄れ

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くもり時々晴れ、

くもり時々晴れ、

「くもり時々晴れの予報でしょう。」

__________________________________

時々、分からなくなる。

何のために東京にいるのか。
何故、東京に居続けているのか。

この街に住み始めてから、2年と1ヶ月が経った。

(こんなにも長く居るとは、自分でも思いもしなかった。)

何かと地元には帰省しているつもりである。

2ヶ月に一度、いや3ヶ月に一度は帰省しているのでは

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男女の友情について

男女の友情について

「ねえ、男女の友情って成立すると思う?」

春の優しい風に吹かれて木々が揺れた。
微かに、そんな問いが聞こえた、気がした。

私には、仲の良い異性の友人がいた。

実家に帰省するたびに帰省したことを報告しては
遊びに誘っていた。

当時に悩んでいた悩み事も基本的には話していたし、
仕事の悩みは特に、話していたと思う。

ある時、帰省したタイミングで彼に連絡を入れた。

どうやら最近彼女ができたらし

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忘れ隊

忘れ隊

忘れたい。
でも、忘れたくない。

そんな感情を持ち合わせている人を
「忘れ隊」と呼ぶことにしよう。

「忘れたい」という感情が芽生えた瞬間に
そのモノ・コトは、
忘れない事実へと進化する。

「忘れたい」は、忘れたくないんだよ。
忘れたいと忘れたくないという二つの異なった感情がぶつかっては、
反発し合う。

(本当は忘れなくてもいいのに。)

忘れちゃう出来事は、
頭の中できちんと整理された状態

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2024年 3月メモの書き置き(一部)

2024年 3月メモの書き置き(一部)

●AirPods、調子悪い

●「アンタのことはそれほどでも」
執着がすごいアンタのこと、それほどでもないよ
執着の愛も、狂気じみた愛も、認めるよ
でもね、嫌いだよ
ホラーだよ
その愛、余計なモノだよ
いらないよ
受け取らないよ

●夜が更けるごとに、明日が近づいていることに気付いては怯えている。
鼓動を感じては、ハチミツを溶かした白湯を飲んだ。
脈拍を感じては、時計の針に視線をズラす。

●私に

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人生、辻褄が合わないことだらけ、

人生、辻褄が合わないことだらけ、

「人生、辻褄が合わないことだらけだよ。」

何かがおかしいと違和感を覚えては、そして感じ取った。

でも、それを伝えることが許されなかったり、
伝えたところで嫌悪感を抱かせてしまうこともあった。

その場面では、「真実かどうか」という問題は、さほど重要ではない。
白黒付けよう、というところに着目していないのだ。

意思疎通は難しいな、とつくづく思った。

何故いつも一方通行なのだろうか。
と疑問に

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コンビニのお寿司が美味しく感じる瞬間がある。

前提として、私の中では、「コンビニに売っている納豆巻き」は、
かなり魅力的なのだ。

昔からコンビニやスーパーで売られている納豆巻きが好きだった。
家族でどこかお出かけするときに寄ったスーパーやコンビニで買うご飯系は、
なんとなく納豆巻きが多かった。
というより、いざ店舗に行き、並んでいる納豆巻きを見つけると
つい意識がそっちに集中してしまうのだ。

だから、つまり特別なのである。

コンビニで買

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私はまだアーティストにはなりきれない

私はまだアーティストにはなりきれない

私には、いつも、メロディーは浮かばない。
思い浮かぶのは、言葉と文章と感情だけ。

記憶を呼び起こしては、浮かんでくる感情や言葉を紡いで
そして文章化した。

まだ、それだけのこと。
まだ、それしかできなかった。

「私はまだ、アーティストにはなれない。」

イヤホンから聴こえてくるメロディーに釣られて
リズムに乗った。
誰にも気付かれないように口ずさんでは
テンポよく歩き続けた。
指でピアノを奏

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向上心低下のお知らせ

向上心低下のお知らせ

2024年の2月が終盤に差し掛かっている頃に、
ふと気付いた次第である。

”向上心が低下している”という事実に気付いては、
ここにいてはいけないと悟った。

迷いと葛藤が渦を巻く中、
ここにいるべきではない、という事実だけは確かな気がした。
それは感覚的なモノであり、勘のようなモノであり、
言葉にすることは容易なことではなかった。

どこへ向かっているのか、
何を目指しているのか、
なんて簡単に

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助け愛、補い愛、そして求め合う。

助け愛、補い愛、そして求め合う。

ふと思った。
「人は、助け合いであり、補い合いであるということを。」

改札の前、
キャリーケースを持った二組の夫婦を見かけた。

下りの階段を目の前に、少しだけ立ち止まっている。

階段の手前までは、ローラーで転がしながら持ち運べていたが、
階段を下るにあたって、それを手で持たなければならないのだ。

キャリーケースの取手部分を引っ込めては、
男性側がキャリーケースを手に持とうとしている。
そん

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共存.1

共存.1

ついさっきまで喫茶店で一緒にお茶をしていた友達が吸っていたタバコの匂いが染み付いている。

タバコの匂いは嫌いだった。
タバコを吸う人もまた、嫌いだった。

なんとなく、嫌悪があった。

でも、今日のタバコの香りは案外嫌いじゃなかった。
例外だった。
店内の風に乗って泳ぐ煙も、
風向きが変わって自分に向かってくる煙も、
今日は、嫌いになれなかった。
むしろ、少しだけ心地いい気がした。

私には、

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行きたくない

行きたくない

「行きたくない。」という感情は、
「生きたくない。」という感情に近しい。

行きたくないは、生きたくない。

目を閉じて仕舞えば、朝が来てしまう。
目を開けて仕舞えば、夜が訪れてしまう。

夜は日中に比べるとおとなしい。
少しだけ静かになった夜が、とてつもなく恐ろしかった。

「明日が来なければいいのに。」
そう願った夜が、今までに何度あったことだろう。

「明日」という存在に怯えては、その度に眠

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